Iida Women's Junior College Repository
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母性看護学実習における学びの評価とそれに関連する因子
application/pdf本学科の母性看護学実習は,平成20年度から大幅に実習形態を変更した.これにより現在行っている実習内容の効果・学びの状態を評価し,今後の実習方法を再考することを目的とした.母性看護学実習を終了した看護学科3年生100名を対象に,自記式質問紙を用いて調査を行った.結果として実習前の事例分析・学内演習は有効であり,外来実習の学びに効果がみられた.分娩見学の実施が分娩経過・看護の理解に影響していた.産褥期の経過・看護の理解を深めることは,母親・新生児の様々な変化の理解ができ援助につながる可能性が高かった.また,学生は多少なりのストレスを抱えて実習を行っていることが明らかとなった.以上より,実習を効果的に行えるように講義の段階から考慮し,実習前の学習状況を把握していくことが必要であった.事前学習と実習に向けた準備がストレスを軽減し,実習の学習効果を高めることにつながると考えられた.また,臨床指導者との連携の見直しの必要性も上がり,実習方法の再考が行えた.departmental bulletin pape
基礎看護学実習Iにおけるコミュニケーションに対する学生の学びのプロセス
application/pdf基礎看護学実習Iにおけるコミュニケーションに対する学生の「学び」の実態を明らかにした.実習後のテーマ設定のあるレポートより,学生の「学び」を抽出し,カテゴリーを生成し,帰納的に分類した.学生は,コミュニケーションは看護実践に欠かせない能力であること,コミュニケーション能力により,看護行為そのものが決定付けられることを学んでおり,自己課題,自己成長を認めていた.コミュニケーションに「困難」を感じつつも「重要性」を認識し「促進」に向けての手がかりを獲得しつつあるプロセスが明確になった.これらの学生の「学び」を,アーネスティン・ウィーデンバックの理論を援用し,比較検証したところ,コミュニケーションの本質,コミュニケーションの技法,技能および効果的な看護への適用について学んでいた.ウィーデンバックの理論と比較し抽出されなかった学びは,当該実習において学生には困難であったと考えられる内容であった.学生の学びのプロセスは段階的なものであり,看護観の形成の基盤となるものであることが示唆された.departmental bulletin pape
飯田女子短期大学介護予防運動指導員養成講座についての一考察 : 養成講座開講から二年が経過して
application/pdf平成18年度の介護保険制度の改正により,改めて介護予防が注目されるようになった.本学ではそのような社会的ニーズに応えるべく,平成19年度より介護予防運動指導員^[○!R]の養成を始めている.養成講座はこれまで6コース開講し,この二年間で88名の修了生を輩出することができた.本学ではより良い講座運営を実現するため,これら修了生に対して毎回アンケート調査を実施している.今回,上記アンケートを集計したところ,本学における受講生の90%以上が女性であったこと,基礎資格は介護福祉士や看護師が多かったこと,勤務先は通所介護施設が多かったことなどが判った.また,偏相関分析や重回帰分析の結果から年齢や基礎資格といった属性が講座の満足度に関わってくること,社会人や受講生全体において講義と実習では実習の方が満足度に影響することなどが明らかになった.一方,介護職への再就職を目指す離職者に対し,再就職支援を目的とした短期合宿型の講座を開講したところ,本講座が離職者への有効な支援方法となり得ることも判った.departmental bulletin pape
夜間診療実習の評価と今後の教育方法の検討
application/pdf本研究では,成人看護学実習の一部として行われている夜間診療実習の目標の達成度を評価し,今後の課題と教育方法について検討した.学生の実習記録の記述内容を分析対象とし,質的に分析した結果,外来における看護者の役割については多くの学生が捉えられていたが,対象の生活上の問題や健康管理に関する対象理解については視点が乏しく記述数も少ないことが明らかとなった.今後,対象理解が深まったり広がったりするよう,実習前オリエンテーションで成人期の特徴や健康を阻害する要因,健康の判断に影響する要因や受診に関係する要因について学習し,実際に実習の場で,生活や日常の健康管理行動について対象にどのように聞いていくのか具体的にイメージできるようにしていく必要性が考えられた.また,各々の学びを共有できるよう,可能な限り実習後に学生カンファレンスの時間を設けるよう工夫していく.departmental bulletin pape
飯田女子短期大学生活福祉専攻卒業生の就業状況と職業意識
application/pdf本研究では,本学家政学科生活福祉専攻卒業生の就業状況と,現在直面している課題を把握することを目的として,第1期生(平成13年3月卒業)から第7期生(平成20年3月卒業)までの卒業生235名のうち,卒業後介護現場に就職した者204名を対象に質問紙調査を行った.その結果卒業生95名(46.7%)から回答が得られ,全体の9割以上が介護現場に就職し,介護職として従事していることや,転職しても再び介護職に就いていること.3年以内に94.2%の人が仕事を辞めたいと思った経験があることがわかった.また,介護現場の新人研修制度はあまり整備されていないことや,多くの人が介護現場の課題を感じ大変な仕事としているが,介護に対してのやりがいや楽しさを感じている人もいることが明らかになった.departmental bulletin pape
特別養護老人ホームにおける介護職との連携・協働を円滑にする看護職の認識と行動
application/pdf特別養護老人ホーム(以下「特養」とする)における利用者の重度化や多様なニーズに応えるために,サービス提供の中核を担う介護職と看護職の連携・協働の重要性が指摘されている.特養「K施設」(以下「K施設」とする)における,介護職と看護職の連携・協働の円滑を図る取り組みの過程で,看護職のどのような認識と行動が介護職との連携・協働を円滑にするのかを明らかにすることを目的に,事例検討会における参加者の役割意識に関する発言内容の分析と取り組み後のアンケートによる意識調査を実施した.結果,介護職との連携・協働を円滑にする認識と行動のポイントは,看護職自身が特善における看護の役割を適切に理解したうえで,予防的視点に立った看護の実践,生活ニーズを優先した看護実践が重要である.そのためには,利用者への生活援助場面での介護職との協働が欠かせない.さらに,他職種から学ぶ姿勢の重要性が考察された.看護職の専門性を主張するだけでなく,介護職の情報に耳を傾け相手から学ぶ姿勢が,相手の理解を促し,連携・協働を円滑にするということが示唆された.departmental bulletin pape
間接伝達論的論理学 第2部・注釈部(その11)
application/pdfIn dieser Abhandlung als der elften Anmerkung für die mittelbare-mitteilungstheoretische Logik möchte ich besonders die Beziehung der Quantentheorie auf das außerhalb des Tors existierende Gebiet der mittelbare-mitteilungstheoretischen Logik erörtern. Das außerhalb des Tors existierende Gebiet bedeutet hier die Natur als eine Stufe der Logik. Aber das Gebiet muß sich von der Naturphilosophie Hegels unterscheiden. Das Wort (Shingon) kann nicht im außerhalb des Tors existierenden Gebiet das, was es sei, sagen. Dieser Umstand des Wortes wird genannt. Aus der Erörterung wird es deutlich, daß die Quantenmechanik sich auf gründet.departmental bulletin pape
児童期を中心とした自己に関する語りの発達
application/pdf本稿は,児童期を中心とした「自己に関する語り」を取り扱う実証研究について文献レビューを行った.特に,語りと自己とがどのように相互規定的な発達過程を経るのかについて,実証研究における新たな観点を得るために,自伝的記憶研究の流れと自己概念研究の流れの実証研究を取り上げ,その知見の整理をした.これらのレビューを踏まえて,語りと自己とがどのような相互規定を行っているのか,そのメカニズムを明らかにする必要性は指摘されてきているものの,具体的な実証研究の積み上げや検討は十分でないことを示した.そこで本稿では,自己や語りは一時点での静的な産物ではなく,時間的な流れの中で,個人が自分をどのように意味づけてきたのか,といった観点を今後の実証研究において持つ必要性を提起した.「過去展望・自己・語り」を同時に取り扱いながら,その発達の様相を検討していくことが今後の実証研究に求められる観点である.departmental bulletin pape
ヘーゲル『論理学』における「必然性の判断」について
application/pdfIn dieser Abhandlung wird das Urteil der Notwendigkeit in der Logik Hegels erörtert. Die Erörterung aber bedeutet wesentlich das Erläutern vom Standpunkt der mittelbare-mitteilungstheoretischen Logik aus. Nach der mittelbaremitteilungstheoretischen Logik verliert das Wort &t;Shingon> sich in die Subjekt-Prädikat Beziehung, welche das Element der Logik Hegels ausmacht. Und die kehrende Bewegung des in die Beziehung sich verlierenden Wortes ermöglicht die Dialektik des Urteils in der Logik Hegels. Wir wollen besonders auf das Urteil der Notwendigkeit achten, weil es in der Dialektik des Urteils die Identitat des Subjekts und Prädikats setzt. Die Identität des Subjekts und Prädikats soil nach der mittelbaremitteilungstheoretischen Logik erläutert werden.departmental bulletin pape
3歳未満を観劇対象とした人形劇の現状と特徴
application/pdf近年,子育て支援の拡充化に伴い3歳未満の子どもとその親を対象とした人形劇公演が増加している.本研究においては,そうした3歳未満を観劇対象とした人形劇に取り組む職業人形劇団および作品についてその現状把握を行うとともに,それらの作品を分析し,3歳未満を観劇対象とした人形劇作品の特徴をまとめた.その結果,テーブル舞台を使用した出遣いの上演形態が多用され,舞台と観客席が一体化された空間の中で,観客は演者や人形と直接的にかかわり上演に参加する「観客参加型」が特徴としてあげられた.そしてこの特徴は,観客に対し「遊びと鑑賞との融合」をもたらすことが考察できた.今後3歳未満児の人形劇観劇およびその作品について研究を進めていく際,本研究により導き出された「遊びと鑑賞の融合」は重要な観点となると考えられる.departmental bulletin pape