Iida Women's Junior College Repository
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授業改善アンケートの結果報告(令和3年度)
application/pdfこれは本学がFD活動の一環として行った2021年度授業改善アンケートの結果報告である.全科目を対象とした学生の回答率の平均は66.9%であった.学生の学修,教員の教授,受講満足度は高い評価を得ていたが,学生の予習・復習への主体的な取り組みの評価は他と比して低い傾向にあった.また講義,実験・実習・演習,学外実習の順に授業の満足度が高くなる傾向にあり,講義で得た知識を実習で技能として定着させる主体的な学びが学生の授業の満足度に繋がっていると考えた.授業の満足度の観点からみると,講義では授業の分かりやすさや教材機器の有効的な活用と,学外実習では教員の配慮ある対応との関係があり,これは授業の質の向上への示唆に繋がるものであった.自由記載ではホワイトボードのマーカーの薄さに対する指摘があり,迅速に学修環境の改善を行った.これからもFD委員会として,授業の質の向上に資することのできる授業改善アンケートを実施していきたい.departmental bulletin pape
造形
application/pdf誰が袖図屏風は,人物を描かず,その人の着物が衣桁に掛けられ,傍に置かれた道具類などと合わせてその人を思い,想像力をかき立てられる.今回,人が自然に対して感じるスピリチュアルな部分を,誰が袖図屏風のように抽象的な形の布を掛けることで表現しようと試みた.ステンレススチールの衣桁を作り掛ける案も考えたが,床から離し,布が宙に浮かぶように展示する方法で展示した.布を少しずらして展示することで,見る人に誰が袖を連想して頂くよう期待している.空間を暗くし,布そのものには照明をあてず,背後の壁を明るくすることで布の透明感を引き出すことができた.departmental bulletin pape
第27回学内研究集談会抄録
application/pdf第27回学内研究集談会抄録(抜粋)、会場:飯田女子短期大学 多目的ホール・teams会議、日時:令和5年2月14日㈫ 9:00-12:00、報告:実践報告 「Expression2022の取り組み」、報告:動物を介在した授業の実践経過、口演・SD:キャンパスライフに対するアンケート結果(令和4年度)articl
ロイ適応看護モデルを用いた不登校のアセスメントの可能性~ 養護教諭の看護学の視点から~
application/pdf本稿は,養護教諭が看護学を必修科目として学ぶ教員であることを前提に,養護教諭が必要とする看護学を考える一助とするものである.
学校現場が抱えている課題に不登校となる児童生徒の増加がある.令和3年度の不登校の児童生徒数は24万人と過去最高を更新し,その半数近くは無気力・不安という要因によるものある.そのような児童生徒に対して行うアセスメントは重要であり,特に養護教諭にはそれに対応できるアセスメントの資質・能力が求められる.看護理論は看護者に,看護を行う上での視点を与えてくれる.不登校の要因が,学校への適応と関連するならば,適応していく人々を理解することに重点をおいたロイ適応看護モデルは,養護教諭が不登校の児童生徒に行うアセスメントに,適切な視点を与えてくれるのではないだろうか.そこで,無気力・不安を要因とする不登校を日本の学校文化への不適応と捉え,養護教諭が無気力・不安を要因とする不登校の児童生徒に対し,ロイ適応看護モデルを用いることの可能性について論じる.departmental bulletin pape
2022年度看護学科カリキュラム改正にともなうDP・学修成果の見直しとカリキュラムツリー作成過程の紹介
application/pdf看護学科では2022年度のカリキュラム改正にともない「卒業認定・学位授与の方針」(ディプロマ・ポリシー:DP)・学修成果の見直しとカリキュラムツリーの作成に力を注ぎ,体系的で一体的なカリキュラムの構築を行った.近年の学生像を描きながら卒業率が低く留年・退学率が高いという課題を再確認し,「コミュニケーション力を培う」「専門的知識,科学的思考,基本的技術を身につける」「生活者としての対象の健康問題を解決する」「協調性をもって看護師としての役割を果たす」「自らの能力を評価し,自分の課題を見つけ成長に向けて学び続ける」をコアとするDPを作成した.DPに到達するための学修成果は,ルーブリックにて可視化を図った.また,①授業内容の重複,②授業進度・時期の適切性といった現行カリキュラムの課題解決を目指したカリキュラムツリーを作成した.departmental bulletin pape
古事記の言象学的構造(その3)―「時」の源泉と歴史的世界―
application/pdf本論文において,『古事記の言象学的構造』の第三章全体が展開される.
第一章と第二章において,「始原の言葉」としての不定詞から動詞に至るまでの言象学的文法論が開示された.動詞が『古事記』におけるアマテラス大御神であること,そして,動詞は「言象領域(タカマノハラ)」の終端として,文法性を失って,「有る」(という動詞)となり,その「有る」がスサノオノ命であることが示された.
二つの章の解明の結果である,動詞と「有る」,その両者の関わり合いがこの第三章で展開される.動詞と「有る」の間には,忘却の川が流れていて,その川は『古事記』では,「アメノヤスノ河」と呼ばれる.この河を挟んでアマテラス大御神とスサノオノ命は,互いに子を生む.それらの「子」は,動詞と「有る」との関わり合いから生まれた歴史的諸哲学である.「有る」は,最後に,動詞を空無化し(スサノオノ命はアマテラス大御神に無礼な振る舞いをする),近代科学が歴史的に起こる.ここに,アマテラス大御神は「アメノイワヤト」に隠れ,「アシハラノナカツ国」,すなわち,「この世界」はニヒリズムの闇となる.しかし,やがて動詞が開顕し,動詞の下降形態が開示され,「世界(アシハラノナカツ国)」が動詞から本質照明(「自ら照り明かりき」)される(第四章以降の内容).
(斜体表記は,言象学的文法事項であることを表す)departmental bulletin pape
第26回学内研究集談会抄録
application/pdf第26回学内研究集談会抄録(抜粋)、会場:飯田女子短期大学teams会議、日時:令和4年2月15日㈫ 9:00-11:40、報告:2022年度看護学科新カリキュラムの紹介、口演:災害発生直後における最小限の水で調理する食事の考案、口演:短期大学における哲学・倫理学教育の意義、口演・SD:キャンパスライフに対するアンケート結果(令和3年度)articl
学内家庭訪問実習が学生単独家庭訪問へ及ぼす効果
application/pdf本研究は,新型コロナウイルス感染症拡大に伴い実施された学内家庭訪問実習が,学生単独家庭訪問の実施にどのように役立ったかを明らかにすることで,次年度の実習前演習内容を検討することを目的とした.令和2年度に公衆衛生看護学実習ⅠおよびⅡを履修した学生のうち同意を得られた9名を対象にフォーカス・グループ・インタビューを実施し,質的帰納的方法で分析した.学内実習で家庭訪問に必要な計測・観察技術を習得し,情報収集方法や情報提供などの改善点に気づき,単独家庭訪問に向けて改善することができた.学内実習で家庭訪問の特徴を理解して単独家庭訪問を実践したことで,支援方法や家庭訪問の重要性の理解を深めていた.今後の演習では,生活環境に近い場所で,実際の事例を模した事例を用いた少人数のグループでのロールプレイを実施し,ロールプレイで得られた課題や学びを学生間で共有し課題解決方法を検討する時間を設けることが必要であると考える.departmental bulletin pape
学生自身が捉えているディプロマ・ポリシーへの到達状況をもとにしたカリキュラムの検討~飯田女子短期大学専攻科地域看護学専攻学生を対象として~
application/pdf本研究は,本学専攻科地域看護学専攻で保健師教育のカリキュラムを修得した学生達は,DP(Diploma Policy;修了認定の基本方針)についてどのような学びを得て,どれくらい到達したと捉えているか明らかにすることを目的とした.必須科目の履修を修了した学生を対象とし,フォーカス・グループ・インタビューを実施し分析した.その結果,【講義と実習の積み重ねを通し,知識が確かに自分のものになった】,【効果的に保健指導を行う為に必要な技術が明確化する一方で,その技術獲得の難しさを実感した】,【予防的視点をもった対象分析,アプローチの方法が学べた】,【実習の現場で保健師が地域の人々と連携することの意義とその姿勢のあり方を学んだ】の様な学びの実感を得ると共に,【自分が目指す先が明確になる中で,学び続ける事の大切さと保健師として成長していきたいという意欲が具体的に持てるようになった】と,今後,保健師として成長することを前向きに捉えていた.departmental bulletin pape