Matsumoto Dental University Repository
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Preventive effects of a Kampo Medicine, Shosaikoto, on inflammatory responses in LPS-Treated Human gingival fibroblasts
application/pdfIn the present study, we investigated the anti-inflammatory effects of a Kampo medicine Shosaikoto (TJ-9) using in vitro periodontal disease model, in which human gingival fibroblasts (HGFs) treated with lipopolysaccharide (LPS) from Porphyromonas gingivalis (PgLPS) produce IL-6, IL-8 and prostaglandin E2 (PGE2). Treatment with PgLPS (10 ng/ml), TJ-9 (up to 1 mg/ml) and their combinations for 24 h did not affect the viability of HGFs. Moreover, TJ-9 did not alter LPS-induced IL-6 and IL-8 productions. However, TJ-9 significantly suppressed LPS-induced PGE2 production in a dose-dependent manner but TJ-9 alone did not affect basal PGE2 level. Western blotting demonstrated that TJ-9 decreased cyclooxygenase-2 (COX-2) expression in a dosedependent manner but not phospholipase A2. Moreover, TJ-9 selectively and dose-dependently inhibited COX-2 activity. These results suggest that TJ-9 decreased PGE2 production by inhibition of both COX-2 expression and activity and that TJ-9 may be useful to improve gingival inflammation in periodontal disease.journal articl
Glutamatergic modulation of slow inward rectification in trigeminal primary sensory neurons
application/pdfIn the present study, we showed that activation of metabotropic glutamate receptors in rat mesencephalic trigminal (Mes V) neurons (which are important in the genesis and control of oral-motor activities) can modulate hyperpolarization-activated inward current (Ih). Whole-cell recordings were obtained from rat Mes V neurons, and I_h was induced by a hyperpolarizing current or voltage pulses. Application of ACPD, which is a group I and II mGluRs agonist, suppressed the voltage-and time-dependent voltage sag under current-clamp recording, and suppressed the steady-state inward current under voltage-clamp recording, suggesting that it inhibited I_h. Further investigation revealed that group II mGluRs activation and the release of intracellular Ca^ mediated ACPD-in-duced inhibition of I_h. Additionally, low-frequency (<10Hz) resonant properties exhibited at membrane potentials ranging from resting potential to hyperpolarization were substantially reduced by ACPD, indicating that modulation of I_h by mGluRs activation induces substantial changes in the frequency preference with which neurons respond to synaptic inputs.journal articl
酸化イットリウム安定化ジルコニアの人工歯根用材料としての可能性
application/pdf近年,生体内に使用する金属の溶出に伴って,金属アレルギーが問題になっている.チタン製の歯科用インプラント体と上部構造物の金属の間で生じるガルバニック作用によってチタンが溶出することが認められている.この溶出したチタンが蓄積することが起因して金属アレルギーを発症することは明らかである.金属アレルギーを回避するためには金属とガルバニック作用を生じないセラミックスをインプラント材として使用することが考えられる.セラミックスを生体材料として使用するためには材料の特性を知っておくことが必要である.本報告はアルミナと5.35%酸化イットリウムで安定化したジルコニアを生体の環境にもっとも近いとされる1%乳酸溶液中に5ケ月間浸漬し,それぞれの材質の変化,有限要素法による応力の解析と細胞培養について検討を行った.その結論を以下に示す.1.アルミナは1%乳酸溶液中に浸漬すると曲げ強さが約26%減少し,ひずみ量は18%減少た.2.浸漬後のジルコニアの曲げ強さは増加した.しかし,ひずみ量は差がなかった.ジルコニアの曲げ強さの増加は,ごく一部の正方晶が単斜晶へ相変態し,結晶のひずみが生じたことによると考えられた.3.アルミナからのアルミニウムの溶出量は3.8ppmであった.ジルコニアからのジルコニウムの溶出は0.38ppmであった.4.細胞培養の結果,アルミナとジルコニアの細胞に対する為害作用は認められなかった.また両者の細胞に対する影響の差も認められなかった.5.有限要素法による応力解析の結果,アルミナ製インプラント体とジルコニア製インプラント体はアバットメントに対して垂直荷重の場合,咬合力100kgでは破壊は認められなかった.45度に傾斜した場合,アルミナ製インプラント体は咬合力10kgで破壊し,ジルコニア製のインプラント体は30kgで破壊すると予測された.ジルコニア製インプラント体の予測結果はチタン製インプラント体の予測結果とほぼ同等であり,ジルコニアは歯科用インプラント材として使用できる可能性があると考えられた.journal articl
Rheumatoid Arthritis (RA)モデルラットにおける膝関節および顎関節の組織学的評価
application/pdf[目的]関節リウマチ(rheumatoid arthritis: RA)は罹患者のActivity of Daily Living (ADL)やQuality of Life (QOL)を著しく侵害する疾患である.しかし,RAは発症要因が複雑であるうえに経過が長い疾患であり,患者各々において発生の初期からその経過をたどることは極めて困難である.また,RA患者の成人と小児ともに症例の約50%が,顎関節部(TMJ)にまで病変が及んでいるといわれているが,他の四肢関節に比してRAに罹患したTMJの経時的変化を追った報告は極めて少ないのが現状である.そこで顎関節のRA発症機構と経過,進行抑制要因をより詳細に検討するために,RAモデルとしては病因,免疫学的基本原理が最も解析されているコラーゲン誘発性関節炎(CIA)ラットを作製し,膝関節と顎関節を組織学的に比較,観察した.[材料と方法]実験にはメスの6週齢Lewisラットを用いた.0.3%ウシ関節由来タイプIIコラーゲンとFreund's Adjuvant Incompleteを1:1の割合で混和,エマルジョンを作製し,ラット背部および後頭部に皮内投与した.初回に1ml,一週間後に0.5mlのエマルジョンを初回と同部位に接種して感作した.なお,2過例のラットには2回目の感作後1週間目に1回,4週例のラットには2回目の感作後1週毎に3回の追加接種を行なった.その後1,2,4週間目にデジタルカメラおよびmicro CTによる撮影を行い,4%パラフォルムアルデヒド液を含む固定液を用いて灌流固定し,膝および顎関節部を採取した.パラフィン包埋した試料から厚さ5μmの連続切片を作製し,組織学的評価を行った.免疫組織化学的手法および酵素組織化学的手法として,軟骨基質の検出には抗Type IIコラーゲン抗体,マクロファージのマーカーとして抗CD68抗体,破骨細胞のマーカーには抗力テプシンK抗体および酒石酸抵抗性酸ホスファターゼ(TRAP)染色を用いて検索した.[結果]1.感作後1週目において四肢に軽度の発赤と腫脹がみられ,micro CTによる観察では膝関節軟骨表面に僅かな粗造化が認められた.組織学的には,まず滑膜の増殖が起こり,続いて軟骨表面に滑膜の異常な増殖により発生した炎症性肉芽組織であるパンヌスの浸潤がみられた.また増殖滑膜中にはCD 68陽性細胞を示すマクロファージが多数認められた.一方,顎関節部ではmicro CTによる観察および組織学的評価において変化は確認できなかった.2.感作後2週目では四肢の発赤と腫脹は増加し,後肢を引きずる歩行障害がみられた.膝関節の組織学的評価では,増殖滑膜によるパンヌスが関節軟骨から骨髄側へ浸潤し,軟骨基質の連続性が絶たれていた.しかし顎関節ではコントロール群との差は認められなかった.3.感作後4週目でのmicro CTの所見において,関節頭の粗造化と破壊が明瞭に認められた.膝関節における骨破壊は進行し,関節頭は著しく変形した.また骨破壊部位にはTRAP,カテプシンKおよびCD 68陽性を示す破骨細胞が多数出現した.顎関節では滑膜内にCD 68陽性マクロファージの出現がみられるものの,滑膜の肥厚や骨破壊は観察されなかった.[結論]TRAP染色および免疫組織化学的染色により,RAモデルラットの膝関節の破壊過程は,初期では滑膜の増殖とマクロファージ浸潤に始まり,次いで破骨細胞の分化,活性化が亢進して関節破壊が進行することが示唆された.顎関節では初期変化がなく,4週日に関節軟骨移行部位であるbare areaにマクロファージが出現した.しかし,軟骨層の破壊や破骨細胞の出現は観察されず,病態の重篤化は認められなかった.顎関節では関節円板や線維層が存在するという構造的な違いに加えて,荷重の負担などの違いにより,膝関節に比してRA様病変の発症率が低いと考えられた.本実験により,CIAラットは軽微な顎関節のRA様病変が誘発されていることが明らかとなり,顎関節のRAモデルとして有用であることが示された.journal articl
カンボジア人にみられた巨大な歯原性粘液腫の1症例
application/pdfOdontogenic myxoma is an intraosseous benign neoplasm characterized by stellate and spindle-shaped cells proliferating in an abundant myxoid or mucoid extracellular matrix, and is originated from the odontogenic ectomesenchyme. We experienced a case of this type of giant neoplasm, which appeared in a 40-year-old Cambodian female. We described the histopathological features of this case, and discussed the background of the health care service and the social conditions in Cambodia.journal articl
チタン製インプラントに絶縁効果を獲得する表面処理方法
application/pdf歯科治療において口腔内に様々な金属を使用することはガルバニック腐食を誘発するため望ましくない.しかし治療上やむを得なく使用しなければならない症例が多く存在する.特にインプラント治療時には上部構造体に,インプラント体と異なった金属を使用する頻度が高い.インプラント体には生体親和性および耐食性に優れ,骨とオッセオインテグレーションするチタンおよびチタン合金が使用されている.よってインプラントの上部構造体も同種の金属であるチタンおよびチタン合金が望ましいが,チタンは融点が高いうえに埋没材と反応しやすく良好な機械的性質や適合性が得がたい.またCAD/CAMを用いた作製方法もあるが,現時点では設定の煩雑さや計測精度などの問題があり,普及には至っていない.したがって臨床ではチタンインプラントの上部構造体には鋳造精度の良好な貴金属合金が使用されることが多い.チタンと異種金属である貴金属合金が口腔内で接触した場合,電気化学的に卑であるTiの溶出量が多くなることは知られており,チタンインプラント体の上部構造体に貴金属合金を使用した動物実験では,生体内に埋入したインプラント体の周囲の顎骨からTiの溶出が確認されている.また人体に対するチタンによるアレルギーは少ないと言われてきたが,ここ数年の報告ではアレルギー症例がいくつか報告されている.さらに近年のインプラントは複数のパーツによって構成され,その構造上,隙間が多く腐食しやすい環境にあるとも考えられる.チタンは容易に酸化するため,その表層には常に酸化膜(不動態皮膜)が存在し耐食性を良くしている.したがって酸化膜の厚みを増大させる処理を行えば耐食性も向上すると考えられる.チタンに酸化膜を獲得させる方法として,過酸化水素処理や加熱処理,陽極酸化処理などが報告されており,これらはいずれも簡便に行える.本実験では各種処理方法にてチタンに対し表面処理を行い,酸化膜の状態と耐食性の関係および,チタンインプラント体に上部構造体を装着した状態での元素の溶出量を測定し,異種金属接合との組み合わせに対して最も電気化学的に安定した条件について検討した.チタンは厚さ1mmの圧延材を幅・長さ10mmに切断したものを試験片とした.浸漬試験に用いたチタンは直径4mmの棒材を長さ17mm,6°のテーパーに施盤加工し,これをインプラント体とした.上部構造体に使用したチタンは直径6mmの棒材を施盤加工し作製した.貴金属合金は通報に従いワックスアップを行い鋳造により作製後,最終研磨を行った.各種試験片の表面処理は未処理と,34.6%の過酸化水素にそれぞれ10,30,60および120分間の浸漬処理した条件,大気中600℃の電気炉内で30分間大気中での加熱処理した条件,陽極酸化発色装置を用いて8Vを負荷し陽極酸化処理した条件とし実験に用いた.分光色測定の結果,処理した試験片とASに対する色差はAOXが最も大きかった.X線回折の結果,処理した試験片からはTiとTiO_2が検出され,H600はルチルを多く含む酸化膜であった.グロー放電発光分析の結果,酸素の拡散はH600が最も大きかった.分光エリプソメトリイ測定の結果,酸化膜の厚みはH600が最も大きかった.自然電極電位はAOXが最も高くプラスの電位であり,それ以外はマイナスの電位であった.腐食電位は,H600が最も大きかった.不動態化電位および不動態化電位での電流密度はP30が最も小さかった.不動態保持電流密度はAOXが最も小さかった.1%乳酸水溶液に浸漬後のTiの溶出量は,H600が最も少なかった.上部構造体からの成分元素の溶出量は,合金本来の耐食性に依存しており,表面処理に対する影響は認められなかった.journal articl