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外耳道のひずみで咀嚼回数をカウントする方法について
松本歯科大学博士(歯学)2017甲第205号application/pdf【目的】 食塊形成や肥満予防という観点から、「咀嚼回数」の計数は必要であると考えられる。しかし、「咀嚼回数」の計数は、ビデオ撮影を利用し計数する方法や、顔面に計測するためのセンサーを設置したり、筋電図から計数したりするなどで決して容易ではない。一方、解剖学的見地から見ると、下顎運動時に起こる外耳道のひずみを記録することができれば、下顎頭の動きを推定できると考えられる。事実、外耳道のひずみの波形と下顎頭運動を記録した研究から、顎運動時に見られる外耳道のひずみは下顎頭運動により生じている可能性が高いことが示唆されている。本研究では、外耳道ひずみを一定のアルゴリズムを持って計数することで、より簡便かつ正確に咀嚼回数を測定できるかどうかを明らかにすることを目的とした。さらに、物性の異なる食品を咀嚼した時の計数の特徴を明らかにすることを目的とした。【方法】 成人男性14名(27~55歳)を対象とした。すべての被験者には自覚的な顎関節症の症状は認められなかった。ガム1粒(粒ガム)は20秒間咀嚼し、その回数の計数を行った。以降の被験食品は咀嚼側の指示以外は被験者が食品すべてを嚥下するまでに要した咀嚼回数を計数した。これらの食品を1回目は右側のみで咀嚼するように指示し、2回目は咀嚼側を規定せず、自由に咀嚼してもらった。りんご1片(10g:りんご一個を約1/16等分に薄切り)、きゅうり1片(5g:輪切り)、チップスター®1枚、コアラのマーチ®1個、じゃがりこ®1本、クッキーサンド1枚、せんべい1枚を被験食品として用いた。装置による咀嚼回数のカウントは、外耳道内センサーで記録した外耳道ひずみの波形を装置内のマイコンにて、2秒をワンブロックとして、自己相関関数を算出し、咀嚼と判定したブロックに推定された咀嚼回数を計数し、積算することで行った。左側外耳道のひずみと同時に左右側咬筋筋電図を記録し、整流・スムージングした波形から、各バーストのピークの数を自動計測した。装置による積算数(咀嚼回数)と、同時記録した咬筋筋電図から得た咀嚼回数の一致をBland-Altman法で分析した。【結果】1.筋電図による食品別の咀嚼回数(筋電図による)一元配置分散分析により、個人間に有意な相違が認められ、個人差の大きいことがわかった。加えて、右側咀嚼で咀嚼回数の多い人は自由咀嚼でも多い傾向にあった。2.咀嚼回数計数装置の積算数(咀嚼回数)と筋電図の一致度の分析Bland-Altman法から得られた2つの計数値の差の平均値、95%一致限界(上限、下限)を食品ごとに検討した。ほとんどの記録で、咀嚼回数に比べて95%一致限界が小さく、双方の計数の一致度は高かった。食品別に一致度の比較を行うと、95%一致限界の範囲が狭い食品を認めた。1)右側咀嚼について 右側咀嚼時では2つの計数値の差の平均値が多くの食品の場合にマイナスの値を示し、筋電図でのカウントよりも装置でカウントした時の方が咀嚼回数の計数が小さい結果になった。 95%一致限界の範囲の大きさでは、じゃがりこ®、きゅうり、コアラのマーチ®、ガム、りんご、チップスター®、クッキーサンド、せんべいの順に大きくなった。2)自由咀嚼について自由咀嚼時の2つの計数値の差の平均を右側咀嚼のものと比較すると、全体的に下方に偏移した。全被験食品の中でチップスター®のみ右側咀嚼時の95%一致限界が下方に偏移した。 自由咀嚼時の95%一致限界の範囲が自由咀嚼の方が右側咀嚼に比べて、より大きく広くなった食品は、リンゴ、ガム、クッキーサンド、きゅうりであった。【結論】 本研究で、外耳道のひずみを利用した新しい咀嚼回数計数装置による咀嚼回数と筋電図により計数した咀嚼回数の一致度を調べると、以下に示す特徴が認められたものの、咀嚼回数に比べて95%一致限界は小さく、新しい装置で咀嚼回数が計数できる可能性が示された。1.咀嚼回数には個人差を認めた。2.右側咀嚼と比べて自由咀嚼の方が差の平均値および95%一致限界が下方に偏移した。3.右側咀嚼でも破砕性の食品は95%一致限界の範囲が広かった。4.りんごやガムでは、自由咀嚼の場合に95%一致限界の範囲が広かった。doctoral thesi
Displacement of fovea toward optic disk after macular hole surgery with internal limiting membrane peeling
application/pdfPURPOSE:The purpose of this study was to demonstrate a displacement of the foveal depression toward the optic disk after idiopathic macular hole (MH) surgery with internal limiting membrane (ILM) peeling.METHODS:Two patients with a unilateral MH developed an MH in the fellow eyes. Vitrectomy with ILM peeling was performed on the fellow eye to close the MH. Images of spectral-domain optical coherence tomography (SD-OCT) were used to measure the disk-to-fovea distances pre MH formation, after MH formation, and 6 months after the closure of the MH.RESULTS:The disk-to-fovea distance was shorter at 6 months than after the development of the MH (4,109 µm and 4,174 µm in Case 1 and 4,001 µm and 4,051 µm in Case 2).
CONCLUSION:These results indicate that the fovea moves nasally after the MH surgery with ILM peeling.journal articl
Hard tissue(tooth and bone)and fluorine
application/pdfフッ素(F)は天然元素の一つであり,われわれの生活環境や飲食物に広く存在する.フッ素元素が陰イオンの状態にあるフッ素イオンが含まれる無機化合物をフッ化物という.フッ化物は,骨粗鬆症治療薬として古くから使用されてきた.また,う蝕予防のためのフッ化物の臨床応用については,大きな効果があることが証明されている.一方,フッ化物の過剰摂取の影響としては,誤飲などによる大量摂取による急性中毒,飲料水に含まれる過剰なフッ化物の慢性的な摂取による骨フッ素症(骨硬化症)および歯のフッ素症(斑状歯)が知られている.骨フッ素症における脊柱靱帯骨化,歯のフッ素症における歯面の白濁および着色といった病態はきわめてまれな特殊なものである.現在,本邦におけるフッ化物によるう蝕予防の推進は未だ不十分であり,今後ますます推進していく必要性がある.journal articl
水酸化カルシウム系糊材に対するラットの象牙質・歯髄複合体の反応
松本歯科大学博士(歯学)2016甲第200号application/pdf【緒言】歯科臨床において,特に小児歯科領域では修復の手段として歯髄切断法が行われる.その際には,古くからおこなわれているものとしては,水酸化カルシウムを精製水で練和して直接歯髄の切断面に応用し,同部に「象牙質橋」を形成させるものである.これに関する研究は古くから多く行われている.今回,根管治療後に使用する根管充填材の代表的なものであるヨードホルム加水酸化カルシウム糊材を象牙質・歯髄複合体に応用した動物実験を行い,幾つかの組織反応が観察できた。【材料・方法】マウスの腹腔内にペントバルビタールナトリウム(ソムノペンチル®)を注入し,全身麻酔下にて上顎両側第一臼歯を1/2のラウンドバー(メルファー社製)とトルックスを使用し,側面から露髄穿孔させた。穿孔後,同部からヨードホルム加水酸化カルシウム糊材(Vitapex,ネオ試薬工業株式会社,東京)を注入し,コンポジットレジンで仮封した。その後,処置状態の確認のためにm_CTの撮影を行い,4週間後にm_CTの撮影による観察後,該当部を一塊として摘出し,固定,脱灰後,パラフィン包埋し4 μmの連続切片標本を作製し,病理組織学的に検討した。【結果】ヨードホルム加水酸化カルシウム糊材を直接的に歯髄に応用した象牙質の壁面には2 次象牙質が厚く形成されており,形成された2次象牙質の象牙細管は極めて不規則であった。象牙質橋と言える構造物も少数例確認されていたが,綺麗な『谷渡しの橋』ではなく,谷を埋めたような状態でその最上部に『連続部があるので橋として認識』できる状態で,その直下に 2 次象牙質が厚く形成されていた。また,壊死層は認められなかった。m_CT 画像では,当該部は,象牙質の形成されている根管は不透過像化しており,出来ていない根管は中心部に透過像が確認されるようにみえるものがあった。【考察】今回,根管治療後に使用する根管充填材の代表的なものであるヨードホルム加水酸化カルシウム糊材(Vitapex,ネオ試薬工業株式会社,東京)を象牙質・歯髄複合体に応用したラットを用いた実験を行った。その結果,病理組織学的検討では,まず,穿孔部には挿入された糊材ないしその残渣と考えられる構造物が散見された。しかし,それに対する生活歯髄組織には顕著な壊死はほとんど観察されなかった。これは,この糊材が水溶性の練和物ではなくシリコンオイルによる練和物のため,歯髄組織に直接的なダメージを与えず,水酸化カルシウムの強アルカリ性が緩和され壊死組織を作らなかったためと考えられる。なお,象牙質橋と言える構造物も少数例であるが,確認された。この事は,歯髄に応用した Vitapex 内の水酸化カルシウムの効果であると考えられる。しかし,その場合においても,壊死層の形成は為されていなかったのは極めて興味深い事であった。なお,この場合にも,綺麗な『谷渡しの橋』(象牙質橋)ではなく,谷を埋めたような状態で2 次象牙質が厚く形成されていた。これは,象牙質橋を形成する水酸化カルシウムの一般的な様式ではないので,応用した Vitapexに特徴的な事象で,これがシリコンオイルで練和してあるからだと考えられる。しかし,当該部分の象牙質壁に極めて多量の不規則な象牙質形成がなされ,m_CT画像によって象牙質の形成されている根管は不透過像化しており,出来ていない根管の中心部に透過像が確認されるようにみえ,これは根管の狭窄を意味していたことが分かった。なお,一部では閉鎖しているものもあった。これは,糊材の潜在的に有する強アルカリ性の作用がシリコンオイルよってかなり緩やかなものになっているのであろうが,その象牙芽細胞の活性化によって多量の象牙質を急速に形成させたと考えられる。形成された硬組織(骨様象牙質)の構造について,今回形成されたその大部分では,明確な細管構造のないものがあり,構造内に細胞と思われる構造が封入されているものがあった。これは,歯髄の未分化間葉系細胞から象牙芽細胞に分化するのであろうが,きちんと分化できずに骨様象牙質を形成するに止まり,不規則な構造で,その内部の所々に細胞が封入されたことが分かった。なお,不規則な骨様象牙質が形成されたのは,今回の実験期間1か月と言う極めて短期間に多量の象牙質の形成が起こったことによるものであると考えられる。doctoral thesi
音による自律神経活動と疼痛閾値の変化
松本歯科大学博士(歯学)2016甲第201号application/pdf【背景と目的】歯科医院を受診する77%は何らかの歯科治療に対する不安を抱いており,強度の不安を抱く人は4~7%の割合を示している。歯科治療の中でも,局所麻酔時や切削時の痛みに対する不安は非常に大きい。従って,除痛やリラックス効果が得られる環境を探索することは,臨床の現場において非常に重要である。痛みは組織の異常を知らせる生体の警告信号の役割をもつが,不安や嫌悪感を惹起させる。このような痛みの認知程度は,周囲の環境に影響され,以前に音楽を聞いている時に疼痛閾値が上昇する事を証明した。しかし,そのメカニズムは不明である。一方,自律神経の活動は痛みに大きく関与しており,疼痛がある状態では,交感神経活動が上昇するといわれている。そこで本研究では,4種類の音を聞かせた時の自律神経活動の変化と疼痛閾値の変化を調べ,各条件下での結果を比較し,自律神経活動と疼痛閾値との関係を検討した。【方法】女性25名(年齢43.0±15.9)を対象に,無音時(無条件時)と4種類の音,クラシック音楽(クラシック)・ポピュラー音楽(POP)・超音波スケーラー音(スケーラー音)・目覚まし時計ベル音(ベル音)を聞かせた時(条件時)の自律神経活動を心拍変動周波数解析装置(Bonaly LightⓇ:GMS社)を使用して調べた。自律神経活動はR-R間隔変動の高周波成分(HF:High Frequency)と低周波成分(LF:Low Frequency)から,副交感神経活動の指標であるHFと相対的に交感神経の活動を示すLF/HFを評価に用いた。また,同様の条件下で内腕と下顎歯肉の疼痛閾値を知覚・痛覚定量分析装置(Pain VisionⓇ PS-2100N:ニプロ株式会社)で測定した。さらに4種類の音が快か不快かをVisual Analogue Scale(VAS)値で評価した。各条件による計測を異なる日に行い,無条件時と条件時の自律神経活動と疼痛閾値の変化を比較検討した。【結果と考察】VAS値の評価から,クラシックとPOPは快音であり,スケーラー音とベル音は不快音であった。 HFは無条件に対してクラシック,POP,スケーラー音を聞いている時に有意に上昇し,ベル音では有意に低下した。LF/HFは,無条件に対してクラシックとスケーラー音で有意に低下した。疼痛閾値は,歯肉と内腕においてPOPを聞いている時に有意に上昇した。これは,POPを聞いているときの快度のVAS値が1番高いという理由が考えられ,この結果から疼痛閾値は情動の変化に強く関与していることが示唆された。4種類の音を聞かせた時の疼痛閾値の変化とHFとLF/HFの変化との間に相関関係は認められなかった事から,疼痛閾値の変化と自律神経活動の変化は無関係であることが明らかとなった。doctoral thesi
咀嚼運動のメカニズム
application/pdf口から食事をとるときに, 必ず口の中で食物を咀嚼するという行動が必要になってきます. 咀嚼では, 上下の歯で食物を噛んで小さくしていますが, 咀嚼とは「噛む」だけでなく, 顎や舌が巧妙な運動を行い, 唾液(あるいは水分)と小さくした食物を混ぜて飲み込める(嚥下できる)状態にすることです. このような咀嚼運動について解説します. 「1. 咀嚼運動」摂食・嚥下のプロセスは5期モデルとして提唱され, 認知期, 準備期, 口腔期, 咽頭期, 食道期に分けられています. この5期モデルのうち, 口腔で行われる準備期と口腔期が広い意味での咀嚼と捉えることができます. 咀嚼により, 口腔内の食物が粉砕され, 唾液などの水分と混和されて食塊が形成され, 咽頭まで輸送されます. この食塊は嚥下できる状態のものである必要があります. 咀嚼では食物の粉砕を効率よく行うことと, 下顎が舌や頬粘膜と協調した運動を行い混和や移送が上手にできることが必要です.journal articl
歯槽骨吸収モデルマウスに対するW9ペプチドの歯槽骨修復効果
松本歯科大学博士(歯学)2016甲第198号application/pdf歯周病は,Porphyromonas gingivalis菌など歯周病細菌の感染により発症する慢性の炎症性疾患である。種々の炎症性サイトカインの刺激により,骨芽細胞はReceptor activator of nuclear factor κ-B ligand (RANKL) を発現する。RANKLは破骨細胞前駆細胞が発現する受容体Receptor activator of nuclear factor κ-B ligand (RANK) と結合して,破骨細胞の分化および骨吸収活性を促進して歯槽骨吸収を引き起こす.環状ペプチドであるWP9QY (W9) は,RANKと構造的相同性を有し, RANKLに結合してRANKL-RANKシグナルを阻害する。近年,W9は骨吸収を抑制する作用とともに,骨形成を促進する作用も有することが報告された。一方,RANKLのデコイ受容体であるOsteoprotegerin (OPG) は,RANKL-RANKシグナルを遮断することで,骨吸収を抑制する。そのため,OPG遺伝子欠損 (OPG-/-) マウスは骨吸収が亢進して,重度の歯槽骨吸収を起こす。そこで今回,我々はOPG-/- マウスにW9を投与して,吸収された歯槽骨に対する修復効果を検討した。歯槽骨吸収が惹起された12週齢のOPG-/- マウスに,W9(10mg/kg) を1日3回5日間,皮下注射にて投与した。骨吸収抑制群として,OPG-/- マウスに骨吸収抑制薬Bisphosphonate の一種であるRisedronate(0.1mg/kg) を1日1回3日間,皮下注射にて投与した。対照群として,12週齢の野生型マウス (Wild-type,WT) またはOPG-/- マウスに生理食塩水を1日3回5日間,皮下注射にて投与した。投与開始から6日目に歯槽骨を採取し,以下の解析を行った。マイクロCT撮影画像より,歯槽骨吸収量を測定した。WTマウスと比較して, OPG-/- マウスにおいて歯槽骨吸収の顕著な増加が観察された。W9投与およびRisedronate 投与は,歯槽骨吸収量を有意に減少させた。第一臼歯の根間中隔の歯槽骨の骨形態計測より,OPG-/- マウスにおいて破骨細胞数の有意な増加が観察された。W9投与およびRisedronate投与は,破骨細胞数を有意に減少させた。WTマウスに比較して,OPG-/- マウスにおいて骨芽細胞数の有意な増加が観察された。W9投与は,骨芽細胞数を有意に増加させたが,Risedronate投与は変化させなかった。骨芽細胞の分化を評価するため,Osterix およびAl kaline phosphatase(ALP)の免疫組織化学染色を行った。OPG-/- マウスにおいて,Osterix陽性およびALP陽性の骨芽細胞数の増加が観察された。W9投与は,Osterix陽性およびALP陽性の骨芽細胞数を増加させたが,Risedronate投与はそれを減少させた。骨芽細胞の分化を誘導するWnt/ β-cate ninシグナルへの影響を評価するため,β-cateninおよびWnt/β-cateninシグナルを抑制する因子であるSclerostinの免疫組織化学染色を行った。OPG-/- マウスにおいて,β-catenin陽性の骨芽細胞数の増加が観察された。W9投与は,β-catenin陽性の骨芽細胞数を増加させたが,Risedronate投与はそれを減少させた。OPG-/- マウスにおいて,Sclerostin陽性の骨細胞数の有意な減少が観察された。W9投与はSclerostin陽性骨細胞数を増加させなかったが,Risedronate投与はそれを有意に増加させた。以上の結果より,W9はWnt /β-cateninシグナルを誘導して骨芽細胞分化を促進させることが示された。W9は,歯槽骨吸収抑制作用とともに骨形成促進作用を有する新規の歯周病治療薬となり得ることが示された。doctoral thesi
歯科用多目的超音波治療器エアフローSⅡⓇの歯面為害性
松本歯科大学大学院歯学独立研究科博士(歯学)学位申請論文要旨 ; 大学院歯学独立研究科 健康増進口腔科学講座(主指導教員:音琴 淳一 教授)application/pdfothe