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子どもにとっての「休養」とメンタルヘルス: 児童文学作品からみた感染症の体験
奈良女子大学心理臨床研究 第12号 研究論文新型コロナウイルス感染症(COVID-19)パンデミックによる子どものメンタルヘルスを検討するために、休むだけでなく心の力を養う「休養」について考察した。COVID-19が大人により大きい影響を及ぼすという特徴があったため、子どもの問題が十分に扱われてこなかった面がある。そこで、子ども自身がどのように経験したのか、病い(illness)としての語り(Kleinman,1988/1996)に耳を傾ける必要があり、そうした子どもの経験や主観的体験を理解する手がかりに、感染症の影響が物語の背景になっている『ノンちゃん雲に乗る』(石井,1967)などの児童文学作品を取り上げた。日常の世界とは異なる「時空を超えた世界」(河合,1987)を大切にすることによって得られる安心感や成長は、はかないこの世を生きる力になることを示し、大人にとっても大切であることを論じた。departmental bulletin pape
Employment and support for people with disabilities under the COVID-19 pandemic
〔特集〕国際シンポジウム「Covid-19 の影響とジェンダーをめぐる問題」
奈良女子大学 アジア・ジェンダー文化学研究センター主催
日時:2024 年12 月21 日(土)15:00-17:30
実施方法:オンライン配信departmental bulletin pape
ICT を活用した探究活動における実生活・実社会の事象を扱った学習指導の実践的研究
本研究は、奈良県立奈良高等学校第2学年の生徒を対象に、BYOD 端末を用いたICT を活用した教育活動が、日常の事象を扱った教材を用いた探究型学習に対してどのような効果があるかを明らかにすることを目的とした。先行研究を参考に、数学的探究モデルに沿った授業を設計し、探究活動を実施した。質問紙調査とドキュメント分析の結果、生徒は未知の課題に意欲的に取り組み、その過程を振り返ることを重要視していることがわかった。また、既習の内容を活用し問題解決につなげることの必要性を感じつつも、探究活動を通して、数学が実生活で役立つという意識が高まり、ICT の活用は生徒の知的好奇心を刺激し、探究活動を促進する効果があることが示された。なお、未知の課題に取り組む必要性や課題への見通しを持った取り組み、問題を解いた過程の振り返り等に関しては、ICT を活用した教育活動との関連について慎重に判断する必要がある。departmental bulletin pape
奈良国立大学機構 連携教育開発センター活動報告 : 2024 年度の取り組みと課題 : 【三菱みらい育成財団の助成を受けて】
奈良国立大学機構(奈良教育大学・奈良女子大学)では両大学の教育連携を推進している。「喚起」「融合」「交歓」を鍵とする3つの取組<奈良カレッジズ学問祭>、<連携開設教養科目の共同履修>、<総合知育成コンクール”H2O”>などを通した「正解のない課題」に対応できる人材育成がその例である。ここでは2024 年度の諸取組を報告し、今後の展望について述べる。なお、全体の趣旨の詳細や2022・2023 年度の取組内容については「連携教育開発センター紀要第2 号」に掲載の活動報告を参照されたい。departmental bulletin pape