AUE Repository (愛知教育大学学術情報リポジトリ)
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「相当」と他の程度副詞との共起について
textAbstract: This study categorizes the co-occurrence of "XiangDang" with other
degree adverbs into three types: prepositional, postpositional, and intermediate,
based on their positional relationship relative to other degree adverbs. Specifically,
these categories are defined by whether " XiangDang " appears before, after, or
between other degree adverbs. The co-occurrence patterns reflect the diversity and complexity inherent in degree evaluation, serving as a form of linguistic assessment. Key words:Cooccurrence of degree adverbs, Prepositional usage, Postpositional usage, Intermediate position usage, Diversification of evaluation.departmental bulletin pape
論理的読解のパターン化
text本校生徒の現状を考え、論理的文章および文学的文章に対する読解方法をパターン化することで、予習への取り組みや読解に着手しやすくすべく実践したものである。論理的文章では、構造図と図解化を頼りに論理的読解のパターン化を目指し、文学的文章では、「事実」「心情」「行動」を足がかりに論理的読解のパターン化を目指している。いずれも、生徒の中に、一つの論理的読解の型として定着させることで、学習への取り組み状況の改善を図った実践である。departmental bulletin pape
熱中症予防対策について―体育祭における大学生の補助による手掌冷却の効果―
text屋外での体育祭において、熱中症予防対策として、大学生の補助による手掌冷却を行いました。過去2年に比べ、WBGTが高値だったにもかかわらず、熱中症疑いの生徒が減少しました。暑熱環境下において、15℃程度の冷水に手掌をつけることで、深部体温が抑えられ、熱中症の予防につながる可能性があることが示唆されました。departmental bulletin pape
小学校・中学校社会科、高等学校公民科における日本国憲法の学習-「法と経済学」の導入-
text本論⽂は、⼩学校・中学校社会科、⾼等学校公⺠科における⽇本国憲法の学習に「法と経済学」を導⼊することによる学習の改善を検討する。⼩学校・中学校社会科、⾼等学校公⺠科においては、政治分野、経済分野を⼤別して扱うことが多いが、「法と経済学」の導⼊により、⽇本国憲法の学習において新たな知⾒が得られる。法を分析対象としてミクロ経済学などの⼿法を適⽤する「法と経済学」を⼩中学校社会科、⾼等学校公⺠科の教育に導⼊することを検討した結果、財産権・労働問題・独占禁⽌法・刑法・憲法など、特に憲法の表現の⾃由・経済活動の⾃由・情報に関する権利などの学習において、「法と経済学」の導⼊を検討することが望ましいと考える。法と経済は、現在においても密接な関係にある。そのため、法を分析対象としてミクロ経済学などの⼿法を適⽤する「法と経済学」を⼩学校・中学校社会科、⾼等学校公⺠科の教育に導⼊することは有意義である。departmental bulletin pape
道徳教育における「読み物教材」批判の諸相―道徳的価値と教材―
text本稿の目的は、道徳教育における教材論の諸相を検討するとともに、道徳的価値の理解と教材との関係について再考することにある。「特別の教科道徳」(道徳科)では検定教科書が導入されたが、道徳科実施の前から、「考え、議論する道徳」にふさわしい教材のあり方や活用方法についての批判的検討や問題提起がなされてきた。しかし、道徳科の検定教科書は従来の副読本から大きな変化はなく、「読み物教材」が中心となっている。そのため、ひとつの教材でひとつの道徳的価値(内容項目)を扱うことが多く、多面的・多角的に考え、議論する可能性が考慮されていないとの批判がなされている。本稿では、『学習指導要領』の教材観を整理したうえで、「読み物教材」の難点について主要な論点を検討し、それらをのりこえようとする方向性についても分析する。「ひとつの教材でひとつの道徳的価値」を伝達する「読み物教材」が、「多面的・多角的に」「考え、議論する」可能性を閉ざし、価値観の押しつけ、教え込みにつながりかねないと危惧される背景には、道徳教育の根本的な困難さに対する問題意識がある。「道徳的価値の理解」は「内容項目」の学習を通して行われるが、「内容項目」自体が「道徳的価値」なのではなく、むしろ具体的に提示された「道徳的価値」ととらえるべきだろう。しかし、具体化されたとき、「道徳的価値」はその具体化の影に隠れてしまうのである。departmental bulletin pape
歴史系外部人材を活用した「歴史の教訓」を扱う授業の開発・実践―単元「今、江戸時代のリサイクルの知恵は使えるのか?」の場合―
text本研究の成果は、4つある。第一に、歴史系外部人材とともに「歴史の教訓」の現代への活用可能性を検討する全ての学力層の生徒は、「歴史の教訓」を一般化された法則とは捉えず、過去と現在の差異を認識できるという結果を明らかにした。第二に、こうした生徒は、過去と現在の差異を認識した上で、過去の人々に対してリスペクトの念を抱き、「歴史の教訓」の現代への活用可能性を検討できるという結果を明らかにした。第三に、本授業のような歴史系外部人材の活用は、「歴史の教訓」を扱う生徒に対して建設的な議論や新たな視点を与える点でエンパワーメントする可能性がある一方、専門性による強い影響を与える点でディスエンパワーメントする可能性があるという結果を明らかにした。第四に、「歴史の教訓」を扱う全ての学力層の生徒は、本授業のような歴史授業に対して多様な歴史を学ぶ意味を見出すことができるという結果を明らかにした。これらの結果は、公立中学校の歴史授業の開発・実践を通して、実用的に歴史を活用する文脈における生徒と歴史系外部人材の関係と、その関係から得られた教育的効果の質的分析による検証から導出された。なお、本授業は、①歴史観を「循環的な歴史観」、歴史的思考を現代への活用に焦点を当てた歴史的思考と定め、これらを発揮する教材を選定する、②実証的に歴史を分析することを通して、民主主義社会に生きる市民の一人として「歴史の教訓」を検討する歴史系外部人材を選定する、③参加者が、中立的な立場から「歴史の教訓」の現代への活用可能性を検討する授業を開発するという観点からデザインされ、江戸の再生可能な都市形成をベースとした「江戸に学ぶ」教訓の活用可能性を歴史系外部人材とともに検討する授業として開発・実践された。departmental bulletin pape