Jichi Medical University Institutional Repository
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Survey of community-based clinical clerkship facilities provided for medical students in Japanese universities.
背景:本邦の医学部医学科では地域医療臨床実習が実施されている。地域医療という言葉が持つ意味合いは広く,本実習のあり方も大学ごとに異なっていると予想される。そこで,各大学で行われる地域医療臨床実習の実習施設に着目して検討することにした。
方法:医学部医学科が設置されている全国82の大学のホームページから当該実習に関する情報を収集し,実習先を分析した。
結果:42大学の情報を収集できた。実習施設は病院(83%)が最も多く,診療所(71%),行政機関(14%),介護老人保健施設(12%)と続いた。18大学(43%)が病院と診療所を,2大学(5%)が病院と介護・福祉・行政を,5大学(12%)が病院,診療所,介護・福祉・行政を組み合わせていた。
結論:本実習の実習施設は大学ごとに異なった。これは各大学の地域医療の捉え方の違いを反映する面があるかもしれない。この結果は,本実習のあり方を議論するのに役立つと思われる。departmental bulletin pape
Hydrocele of the Canal of Nuck Associated with Endometriosis Resected Using Laparoscopic and Anterior Approaches
症例は46歳,女性。主訴は左鼠径部膨隆と月経周期に随伴する左鼠径部の違和感。CTにて左鼠径部Nuck管水腫の診断となったが,現病歴・嚢胞内の高吸収成分から水腫内希少部位子宮内膜症の合併も疑われた。水腫は鼠経管内から腹腔内まで広範囲に存在しているタイプと判断された。子宮円靭帯の処理には,腹腔鏡による操作が安全と考え,前方アプローチも併用した手術の方針となった。腹腔鏡観察では棍棒状に腫大した子宮円靭帯とそこに癒着した卵管を認め,内膜症による炎症が波及したものと考えられた。腹膜前腔を剥離した後,水腫近位側を確認し,超音波凝固切開装置を用いて腫大した円靭帯を切離した。続いて前方アプローチを併用し,Nuck管水腫を摘出した。最後に腹腔鏡下にメッシュを展開し腹壁の補強を行った。希少部位子宮内膜症を合併している患者では,腹腔鏡+前方併用アプローチは,CTで判断し難い腹腔内癒着も直接観察が可能で,また前方からでは処理の困難な深部まで及ぶ病変を安全に切除することが可能と考えられた。departmental bulletin pape
Efficacy of endoscopic balloon dilation therapy on CD related small bowel strictures
自治医科大学博士(医学)令和4年度doctoral thesi
Description of Physical Restraints in Gerontological Nursing Textbooks
本研究では老年看護学概論の教科書で,身体拘束がどのように記述されているのかを検討した。東日本エリアの看護系大学で使用される教科書7冊の記述内容を検討した結果,4つのコアカテゴリー【身体拘束に関する説明の前提内容】,【身体拘束に関する説明】,【身体拘束に関する課題】,【身体拘束を最小化にする対応や取り組み】が抽出された。全ての教科書も身体拘束原則禁止を記述していたが,一方で身体拘束を使用せざるを得ない現状が記述されていた。この矛盾を解消するために,国・関連学会や協会・組織の取り組み,身体拘束を使用しない・減らすための取り組みなどが紹介されていた。また,身体拘束の実施が「看護師の安心」となっていないか,身体拘束を実施せずに看護を提供できる代替手段の開発や組織文化・風土の醸造も必要である。記述の少なかった言葉による制限等のスピーチロックや身体拘束の訴訟などは,改めて議論していく必要性が示唆された。departmental bulletin pape