Seisen University Academic Repository
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Relationship among Stress-event, Stress-coping and Social Skills
P(論文)本研究では,大学生を対象に,対人関係におけるストレスコーピング,ストレスイベントと社会的スキルの三者の関連について,質問紙による調査研究を行った。 その結果,ストレスコーピングとストレスイベントとの関連では,ネガティブ関係コーピングは対人劣等,対人磨耗と有意な正の相関関係が見られ,また,ポジティブ関係コーピングは対人葛藤,対人磨耗と有意な正の相関関係が見られた。解決先送りコーピングについては対人磨耗と有意な正の相関関係が見られ,社会的スキルとストレスイベントとの関連では,他者への表出的コミュニケーションスキル,状況適応スキル,感情トラブル対処スキルと対人劣等に有意な負の相関関係が見られた。また,他者への表出的コミュニケーションスキルはネガティブ関係コーピングと有意な負の相関関係,ポジティブ関係コーピングとは有意な正の相関関係が見られた。さらに,状況適応スキル,感情トラブル対処スキルについてもポジティブ関係コーピングとの間に有意な正の相関関係が見られた
Assessment of Psychological Education at a Small Local Psychology College:Use of the Psychology Proficiency Test Held by Japanese Union of Psychological Associations.
P(論文)本稿では,心理学を教育・研究する地方小規模単科大学で学んでいる学生の心理学検定試験の結果と,それらの学生が大学で受講した心理学専門科目の成績との関連から,その大学の心理学教育の効果を検討することを目的とした。その結果,回生が上がるにつれて心理学検定試験の合格科目数や級取得割合は増加した。また,A 領域の合格科目数はA 領域に関連する大学開講の心理専門科目の単位修得科目数や平均得点と正の相関が認められ,大学開講の心理専門科目の成績から予測できることが示唆された。さらに,A 領域の各科目に関連した心理専門科目得点は,A領域の各科目において不合格者群よりも合格者群で高く,級未取得者よりも級取得者で高かった。これらの結果は,心理学教育の効果が認められたことを示している。これらの結果を踏まえ,調査を行った大学で展開されている心理学のカリキュラムや心理学専門教育の質が学生の確実な成長を保証する内容となっているかを考察するとともに,心理学のカリキュラムを展開する大学の内部質保障システムのツールの1つとして,心理学検定試験の利用可能性と問題点について考察した
Student Overcommitment and Motivation in High School Athletic Clubs: Analysis in terms of gender, grade, competition level and event
本研究は,高校運動部活動における生徒のオーバーコミットメントと参加動機に対する自己決定性について生徒の属性ごとに比較することを目的とした.運動部所属の高校生978 名を対象に質問紙調査を行い,生徒の属性ごとの特徴を次のように比較することができた.性差に関しては, 女子は男子よりも,オーバーコミットメントと自律的動機が高かった.特に,都県大会水準の部活動にその傾向がみられた.学年による比較では,1 年生のほうが2,3 年生よりも自律的動機が高かった.部内における生徒個人の競技水準に関しては,レギュラーと準レギュラーの生徒のほうが,非レギュラーの生徒よりも他律的動機が高かった.部全体としての競技水準に関しては,男子において,全国大会水準の部活動の生徒のほうが,地区大会および都県大会水準の部活動の生徒よりも,オーバーコミットメントと自律的動機が高かった.最後に,競技種目に関しては,集団種目の生徒のほうが個人種目の生徒よりもオーバーコミットメントが高かった