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The Research of Silk Trading Between China and Japan from the 17th Century to the First Half of the 19th Century
本研究は日中貿易史の中で,17 世紀から19 世紀前半期の中国対日貿易の中における糸
貿易事情を考察することを目的とする。
経済がグローバル化している現代社会は,歴史上,時代によって制限されたことが多か
った貿易活動のありさまを想像しにくいだろう。筆者は,先輩の方たちはどんな方法で商
売を行ったか,どんな思いでいくつの山や海を越えて,高いリスクを抱えながら生活に必
要な商品を届いたことに興味を持ち,本研究を始めた。
生糸というのは蚕が吐いたものを加工したものである。当時の中国の生糸製造技術は世
界でもっとも優れていた。生糸で加工した織物や製品は軽くてきれいに見えるので,西方
の商人はシルクと呼ばれて,日本でも人気商品だった。日本と中国の商人は日本の需要を
満たすために東アジアと東南アジアの海路に往復し,品質のよい生糸や糸製品を日本に持
って来た。そして当時日本風の糸織がすでに発展したので,生糸は原料として主な輸入品
になった。しかし中国の貿易政策と政治は不安定要素が多かったため,日本への生糸貿易
を脅かす可能性が高いと予見された。自国の需要を満たすために,日本の養蚕業は時代と
ともに成長,成熟した。そして織技術の進歩とともに,国際市場のブランドになって,19
世紀から20 世紀前半に日本のシルク製品は中国の有力競争者になった。本文は以上の内
容で諸視点のもとに,先行研究のデータの整理に力を入れて,データや文献記録の分析よ
って,17 世紀から19 世紀における中国の対日投資について糸貿易を中心に考察した
Collaboration between Clinical Practice Instructors and Faculty Members during Clinical Training for Nursing University Students
目的 看護系大学の臨地実習において実習指導者が実践している看護教員との連携について明らかにす る. 方法 実習指導者5名を対象に半構造化面接を実施し,質的記述的に分析した. 結果 看護系大学の臨地実習において実習指導者が実践している看護教員との連携は,【既習の知識や技 術を看護教員へ確認しながら指導する】【実習指導者の役割を意識して指導する】【看護教員に学生の情報 を確認し学生像を捉える】【学生のレディネスに合わせた指導を看護教員と相談しながら指導する】【学生 の経験を共有しながら指導する】【看護教員との指導に対する方向性のずれを調整する】【実習指導につい て省察しながら指導する】であった. 考察 実習指導者は,実習指導を進めていく上で看護教員と密に関わりながら指導に対する方向性のずれ を調整するなどして効果的な実習指導へとつなげていた.今後は,実習指導者と看護教員が実習ごとの振 り返りの機会を活用し,学生の学習支援方法について検討する必要がある
Trends in Research on Shaken Baby Syndrome: Content Analysis of Article Abstracts Using Text Mining Techniques
目的 子ども虐待の一種である乳幼児揺さぶられ症候群(SBS/AHT)に関する研究の動向を可視化する. 方法 2009年~2018年の10年間に発表された原著論文のうち,「乳幼児揺さぶられ症候群」をキーワード にして検索し,33件を研究対象とした.対象論文の抄録をデータとし,テキストマイニングを用いて頻出 語の抽出,多次元尺度構成法およびクラスター分析を行った. 結果 「脳の損傷」「検査」など27語が頻出語として抽出され,「虐待予防」の頻出回数は少なかった.また, 多次元尺度構成法およびクラスター分析では「虐待」と「揺さぶり」が近く,「揺さぶり」と「父親」に 類似性がみられた. 考察 SBS/AHTに関する研究の内容では,症例対照研究が多く病態や具体的な診断方法が多かった. SBS/AHTの対策への課題として,予防に関する研究が少ないことが考えられた.今後は「揺さぶり」へ の類似性がみられた父親も対象に含め,SBS/AHTによる虐待予防研究を推進していくことが必要である
Development of service-learning in Japan partl6- On relationships between service-learning and regional / social collaboration -
この小論の目的は、日本において、サービス・ラーニングが地域連携や社会連携と関連してどのよ うに諾られてきたのかについて先行研究から概観することに。あ先る行研究をまとめた結果、アメリカでのサービ・スラーニングの紹介および日本への展開可能性から、 日本において具体的な取り組みのために必要なシスムテの構築がなされ、大学における実 践戟告の増加とともにサービス ・ラーニングと大学全体の教育目標、学生・生徒の学びに関するより効果的な学習システム、地域側の効果(恩恵)についての検討が増加する。こ うしたことから、多様な実践報告による、大学と地域の協働マネジメント、教育システム、地域社会への効果(恩恵)それぞれについての深化した譲論がなされているといえそうで ある
Christian Philosophy in'Father Brown'by G. K. Chesterton, Part2
本稿は,『 プラウン神父』シリーズに見出される G. K チェスタトン 1874-1936) の思想を読み解く試みの後半である。
前半と同じく,短編集のもっとも普及している完訳版である創元推理文庫版に準拠した訳を用いることとした。各作品タイトルも同じくそれに準じるが, 初出に限り原題も併載した。作品本文の訳は主に創元推理文廊版を参照しつつ筆者が新たに訳出した