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Instructing Students to Wash Hands According to the Goal-Based Scenario framework and ICT in Home Economics Classes in Elementary School Where an Elementary-School Teacher and Students of Dietitian Training Courses and Home-Economics Teacher-Training Courses Work Together
本研究では、小学校教員と管理栄養士養成課程及び家庭科教員養成課程に所属する大学生が連携し、家庭科の調理実習事前指導におけるGBS 理論及びICT を活用した手洗い指導の授業を開発した。その結果、大半の児童は正しい手の洗い方の知識及び技術が身についていなかったが、授業を通して、課題意識をもって正しい手の洗い方を習得していたことが推察された。今後は、正しい手洗いの技術定着及び習慣化に関する調査や、環境に配慮した指導の工夫を検討したい。departmental bulletin pape
The activity report for music outreach in The Elementary School Attached to Nara Women’s University“Focusing on proactive learning at art appreciation event and instruments experience workshop”
本研究報告は、令和5年度文化芸術による子供育成推進事業~芸術家の派遣事業~1)として、文化庁より助成を受け、2023年11月8日に奈良女子大学附属小学校にて行われた、クラリネット奏者田悠人、ピアニスト鈴木啓資、奈良教育大学ウィンドアンサンブルの共演による演奏会として開催された芸術鑑賞会、及び児童が主体的に関わることの可能な楽器体験ワークショップの協働による教育的効果について検証するものである。departmental bulletin pape
How should Human Resource Development for Education in Remote Rural Areas and Small Schools be Organised?:Significance and Challenges for First-year Students of the Nara University of Education's Subject 'Introduction to Education in Mountainous Areas' , and from the Case Study of the Construction of the 'Remote Rural Area Education and Regional Development Programme'.
本稿の目的は、教員養成大学の初年次生にとって望ましい、へき地・小規模校教育の在り方を明らかにすることである。へき地・小規模校教育を扱う科目を初年次生向けにおこなう際の注意点を明らかにする。また、へき地・小規模校教育に関する大学内外の学修機会を体系化したプログラムの構築過程を記録する。結果として、奈良教育大学の科目「山間地教育入門」は初年次教育としても、教育実習経験者の学びとしても意義があることが確認できたが、新たに構築した「へき地教育・地域創生プログラム」において多様な学修機会を確保し、人材養成の質の向上を図っていくことが今後の課題である。departmental bulletin pape
Organic Synthesis toward Sustainable Society with Secondary School Students
中高生のサイエンス研究会の活動として、有機合成化学研究を行った。最近の有機合成の重要な課題の一つは持続可能な社会の実現を目指した新手法の開発である。有機合成における SDGs には、いろいろな取り組みがあるが、本研究ではメタルフリーで環境負荷の少ない新規合成方法を用いて、有用な炭素環やヘテロ環骨格の構築を試みた。その目的のために、多重結合の反応性などの分子の構造と性質や、溶媒の性質を利用した、分子内環形成反応の開発を研究した。最近、研究代表者らが見出した、従来は金属ハロゲン化物などの強いルイス酸などによって反応が促進されていた多重結合を有する基質の分子内反応が、環境への負荷が少ない有機塩基や、高い極性をもつ溶媒の特性などにより、加熱による反応で進行するすることがわかってきた。本研究では、若い世代の中高生が、化学、有機化学、有機合成などの基礎科学における持続可能な社会の実現を目指した取り組みを理解するとともに、含酸素 5 員環形成および炭素 6員環、含窒素及び酸素 6 員環形成の新合成手法の開発を行った。departmental bulletin pape
Development of ESD Lessons in High School Home Economics:Thinking about a Sustainable Future through Furoshiki
2022 年度環境省「ESD for 2030 学び合いプロジェクト」の一環で、「脱炭素社会の実現に寄与するライフスタイルを促す ESD 学習プログラムの創出」のテーマの下、延暦寺学園比叡山高等学校2年生家庭科において、風呂敷から考える持続可能な未来の授業実践が展開された。本実践では、滋賀県地球温暖化防止活動推進センターと連携して取り組んだ。授業実践を通して、学校と外部講師が連携する上で重要なポイントを5つ見出すことができた。①生徒の思考力を育成し、探究意欲を促すために「答えを言わない」、②一部分ではなく、単元構想段階から連携する、③教員は、発問と予想される生徒の反応をつむいで、ストーリー性のある単元展開を構想していることを理解してもらう、④教え込みは生徒を受け身にしてしまい、行動化を阻害する、⑤講師の先生がやりたいことではなく、生徒の反応を見ながら学習内容を柔軟に変化させることの意義を理解してもらう、の5点である。departmental bulletin pape
Examining Possibilities and Issues of Teacher Training for Teachers Engaged in Support for Non-attending Students:Implementation of Training and Its Validation
不登校支援では多くの教職員が協働して支援にあたることが多いが、支援メンバー間の支援方法や教育観等の相違から、自身の支援活動に迷いや不安を抱える教員も少なくない。そこで本稿では、不登校支援に携わる教職員を対象としてティーチャー・トレーニングを実施した。その結果、TT から得た知識やスキルは、教員が他の教職員の意見と対峙する際の後ろ盾として作用することで彼らが行う支援に自信を持たせ、他者の言葉に惑わされ難くしている可能性が見出された。また、TT はこれまで何となく行っていた支援を言語化することで教員が自信をもって支援に当たることができるように作用するという可能性が見出された。departmental bulletin pape
How Limit Setting Works in Play Therapy
This article summarizes the function of limit setting in play therapy. Psychotherapy is an opportunity for clients to face their inner selves and recover themselves. The limiting field is the vessel that guarantees the freedom of the client's internal work. In play therapy, the therapist directly undertakes transference and countertransference. The process of play therapy becomes a maternal place based on "acceptance" and "empathy". However, when situations arise in which "playing" and "thinking" are not possible, such as impulsive behavior, repetition of the same play, a limiting phase may occur. The therapist's continued struggle is the starting point for healing and acceptance of the client's pain. When the therapist's "questions" are communicated as limits, the client receives clues to think about himself or herself. It is suggested that the setting of limits deepens acceptance and empathic understanding and may provide an opportunity to regain the ability to "play" and "think".departmental bulletin pape
Students’ Unwillingness and Frequency of Warning Each Other against Private Conversations during Lessons:A Focus on Adjacent Students in the Classroom
「授業中の私語」に対する生徒同士の注意への抵抗感および頻度の規定因について検討した。中学生395名を対象とした質問紙調査(出口(2021)で実施)によって、自分および隣席の生徒が持つ規範意識・適応感や注意への抵抗感・注意頻度などについて測定した。分析の結果、まず「注意への抵抗感」については、「対人関係に対する適応感」が高いほど、これが低くなる傾向が示された。また、「規範意識」に関する変数との間にも有意な相関が一部に見られたが、「適応感」に比べると、その割合は少なかった。次に、「注意頻度」については、「規範意識」や「適応感」に関する変数との間には、全般的に有意な相関は見られなかった。また、「注意への抵抗感」と「注意頻度」間には、弱い正の相関が示された。これらのことから、「『対人関係に対する適応感』の増加→『注意への抵抗感』の低下→『注意頻度』の増加」というプロセスが存在している可能性が考察された。departmental bulletin pape
Developing ESD Lessons Using Buried Cultural Properties in Social Studies (Historical Field) of Junior High School:From the Practice of Social Studies and History for First-grade Junior High School Students
2017 年 3 月に告示された学習指導要領の前文に「持続可能な社会の創り手」が明記されたことを受けて、中学校社会科(歴史的分野)における埋蔵文化財を活用した ESD(持続可能な開発のための教育)の授業開発を行うことを目的とした。これまで行われてきた埋蔵文化財を活用した授業実践を、新宮・中澤(2023)の教科書分析に用いた基準を用いて見てみると、ほとんどが、埋蔵文化財の価値を理解させることだけにとどまっていることが明らかとなった。つまり、埋蔵文化財を活用して、持続可能な社会の創り手を育成することは考えられていなかった。そこで、筆者は、埋蔵文化財の分析から古代人の精神状態を明らかにしようとする「認知考古学」と中澤(2021)の「持続可能な社会づくりの必須条件」を援用することで、持続可能な社会の創り手を育成することができると考えた。本稿では、埋蔵文化財を通して、持続可能な社会を実現してきたであろう古代の人々の工夫や思いに、生徒が共感することで、現代の社会課題の解決策を考え、行動化を促すことにつながる授業を提案する。departmental bulletin pape