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Playing with Children in the Classroom for the Empowerment of Cultural Creation: The Elementary School in areas affected by the Great East Japan Earthquake
東日本大震災後の津波被災地の小学校における教育実践記録「教室はわたしたちの遊び場」(2013年7月)を対象として、子どもたちの学級遊びを中心とした教育実践の意義について考察した。具体的には(1)子どもたちの文化創造を鼓舞していく試みについて、発達論の視点をふまえて考察を加えた。(2)「震災と向き合う」ことにスポットが当てられてきた津波被災地の教師たちの語りや実践記録について、「多声性」という概念を用いて分析することの重要性について課題提起した。そのうえで本稿は、東日本大震災後の津波被災地の教師たちが綴った教育実践記録を検討することの今日的意義について論じた。departmental bulletin pape
Development of Teaching Practice Program incorporating "Reflection" Ⅱ: Focusing on the development and application of "Reflection sheets"
本研究は、教育実習プログラムにリフレクションを組み込み、その効果とあり方について検討することを目的として着手した。今年度は、リフレクションシートを新たに開発し、指導教員との面談によるリフレクションにおいて活用した。その結果、リフレクションの深まりが認められ、事例的検討からは、リフレクションにおける示範授業の有効性やリフレクションが授業実践力を伸長させることにも繋がったことが示唆されたので報告する。departmental bulletin pape
Investigation of Instruction Contents Based on the Junior High School Students' Comprehension and Images of Buoyancy: Comparative Study of the Lessons with Different Instruction Contents
本研究は中学校の浮力の授業において、指導内容の異なる授業を3クラスで実施して学習効果と意識の違いを比較した。その結果、アルキメデスの原理を学習させて水に沈む物体に働く浮力のみならず、水に浮く物体に働く浮力の定量的な内容まで扱うことで、水に浮く物体に働く浮力の理解が有意に向上し、またこの原理を学習した生徒よりも学習しなかった生徒の方が浮力の学習を難しく捉える傾向にあること、さらに中学生は浮力の現象を水に沈む物体に働く力というよりも水に浮く物体に働く力とイメージしていることが明らかになった。departmental bulletin pape
The moral dilemma what youth feel in daily life: Toward the development of moral classes for university students
青少年の道徳性を欠いた行動の増加は近年、社会的に問題になっている。本稿では青年が日常生活で感じる道徳的価値葛藤(モラルジレンマ)について自由記述を収集、分析することにより、大学生を主として対象とした道徳教育プログラム開発へ向けた基礎的資料を提供することを目的とした。自由記述の分析の結果、大学生を主とした一般青年がモラルジレンマを感じやすい場面(状況)は、アルバイト場面の出現率が最も高いことが明らかとなった。また、「モラルジレンマ」という概念自体を正確には理解できていない、もしくは文章能力の不足により充分に自由記述では自己の体験を表現できない青年も一定数含まれていることが明らかとなり、実践における授業形態の工夫の必要性が示唆された。departmental bulletin pape
A Case Study on Task Setting and Assessment Method for Complex Learning -STEAM as an Example of Integrated and Inquiry Learning-
本研究は、中等教育における総合的な学習の時間、総合的な探究の時間など、複合的な学習と関わる取組に目を向けている。国際的には中等教育後期や高等教育レベルで関心が向けられているSTEAM教育へ取り組もうとしている公立の中学校の実践に着目し、そこから見え始めている知見を視覚化することを目的としている。結果として、実際に生徒の主体的な学びを導くユニークな課題設定の要件や求められる学習環境の知見は、蓄積できつつあるが、取組の最初の頃には、1)色々なアイディアを試す意図から実践を構想するが、それぞれの取組の関係づけが容易でないこと、2)学習課題設定と対になるパフォーマンス評価の検討に悩んでいること、3)単元レベル、各単元を貫く継続的な見通しを持った、学習課題の系列の吟味は容易でないこと、が明らかになった。departmental bulletin pape