Niimi College Repository / 新見公立大学学術リポジトリ
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    「認知症の高齢者のケア」授業前後における看護学生の認知症の高齢者イメージの変化

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    A大学看護学部2年次に開講している老年看護学援助論の講義「認知症の高齢者のケア」の授業前後の看護学生の認知症の高齢者イメージの変化を明らかにすることを目的に質問紙調査をおこなった。授業の初めに記載を求めた,刺激語として思いつくことでは,「認知症の高齢者」では最多7個,最少0個,平均1.9個で,記憶障害や妄想などの認知症の症状に関する内容,対応の困難さや介護負担の大きさなどが大半を占めた。「認知症の高齢者のケア」では最多3個,最少0個,平均1.2個で,認知症の高齢者のケアの困難さをイメージする記述が半数以上を占めた。認知症の高齢者に対するイメージは肯定的に変化しており,授業前後の点数の差の平均値は全項目で統計的な有意差が認められた。主観的評価においても肯定的な変化を感じた看護学生が多く,認知症の高齢者のイメージが肯定的に変化したことは,本授業の教育効果が認められたと考える

    中山間地域における要支援者と同居する家族の生活課題とその対策

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    本研究の目的は,A県B市C地区に居住する人のうち,何らかの支援が必要な人と同居している家族が抱える生活課題や福祉ニーズを見出すことである。結果,要支援者の方と同居する家族は「病院等への連絡」,「見守り・安否確認」,「介護を行う家族への手助け」,「災害避難」などの支援を必要としていた。また身近な相談相手がおり,民生委員・児童委員や民間事業者,医療関係者など日頃から関わりのある関係機関とも繋がっていることが分かった。しかしその一方,家族構成に関わらず頼める人がいないと18.6%の人が答えていた。以上より,C地区でまず取り組むべき課題は,要支援の方と同居する家族のニーズを知り,家族だけで抱え込むことがないよう,地域のつながりを維持すること,さらに保健・医療・福祉サービスを活用し,地域全体での住みよいまちづくりに向けた取り組みが必要であると考える

    中山間地域における地域住民の福祉ニーズ調査研究 -B市C地区における福祉に関するアンケート調査から-

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    本稿は,C地区社会福祉協議会より依頼を受けて筆者らが実施した「C地域福祉に関するアンケート調査」の結果報告である。C地区社会福祉協議会の小地域福祉活動計画を考えていく上で,住民の福祉ニーズを把握するために本調査を行った。その結果,第一にC地区の人々のつながりは強いが,つながりの中に入らない/入れない人がいる可能性があること,第二に生活の上での不安や困りごとを抱えた人がいること,第三に不安の中でも健康面におけるものと,災害時における不安が強いこと,第四に支援を要する人だけでなく,その同居家族の見守りが必要であり,専門職との連携も必要であること,の4点がわかった。このような課題に対し,地域住民同士をつなぐための新しい取り組みを行っていくことが重要だと考えられる

    野外彫刻を対象とした表現における鑑賞について(1)−パブリックアートと空間の関わりから−

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    P(論文)各都市に設置されたパブリックアート、特に彫刻を対象に、野外に設置された歴史的背景や各都市の動向、彫刻が設置された環境の現状について明らかにし、鑑賞教育の教材になりうるための課題やあり方について検討した。パブリックアートの始まりは「集団58野外彫刻展」であり、宇部市や神戸市、仙台市など各都市が彫刻のある街づくりを目標に、彫刻を設置する動きが盛んとなった。彫刻が野外に設置されはじめて約60年がたつが、地方自治体主催の彫刻コンクールや彫刻シンポジウムなどが多く開催され、鑑賞者と作品をつなぐ試みなども行われている。各都市が都市開発計画に彫刻を主軸にした空間づくりを行うことが、環境を憩いの場や芸術的空間に変えてきたといえる。しかし、中には、作品の設置計画が不充分なものや管理状態に問題があるものもある。その解決策としては、学校教育によるアプローチがあると考えられる。実際に彫刻が設置された環境を教育の対象として活用し、ピンポイントの場所から鑑賞する「点の観賞法」や前後左右に動きながら鑑賞する「線の観賞法」、作品の周囲を回りながら鑑賞する「円の観賞法」を取り入れた教育方法の実践を進めることが望ましい。そのような観賞方の実施によって表現の楽しみを確認し、鑑賞教育の真意が見出されていくものと考えられる

    個別の支援を要する幼児の保育方法に関する一考察 −幼児指導教室における事例をもとに−

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    P(論文)個別の支援を要する幼児の保育方法に関して、K幼児指導教室における事例を取り上げて振り返る中で、一人一人の幼児に応じた保育方法のあり方について考察した。A児の事例では、在籍園や保護者との連携を通して、幼児の姿を多面的に捉えていくことの大切さ、B児の事例では、担当者との個別の関係性の中でB児の課題に対応することの大切さや適切な指導形態のあり方について、具体的なエピソードをもとに考察した。K幼児指導教室における事例から、個々の幼児の実態や課題に即した指導形態、活動内容、指導方法を考えていくことの大切さが窺えた。園と幼児指導教室が連携を図りながら、幼児一人一人に応じた保育方法を探っていくことが求められる

    養護教諭が行う救急処置の判断に関する現状と課題(1)−内科事例を中心に−

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    P(論文)近年、学校において児童生徒の生命や安全をまもる危機管理意識の高まりとともに、養護教諭の救急処置時の的確な判断と対応等の救急処置能力への期待が高まってきている。そのような状況にあって、養護教諭はどのような判断力と応急処置能力が必要であるかを同意の得られた調査対象者43人のうち印象に残っている内科事例をあげた26人を分析した。調査期間は2014年7月~9月であった。事例によっては経験年数を重ねても判断に迷うことがあることが明らかとなり、経験年数に関わらず日常的な研修や職員の連携、校内救急体制の確立が示唆された。養護教諭に必要とされる資質能力は技術・知識や研修への参加、観察力の他に保護者や教職員との連携、コミュニケーション能力を備えることが必要であることが明らかになった

    沖縄県伊平屋島の海神祭伝説

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    沖縄北部地方や中部の東海岸の島々ではウンジャミ(海神祭)とシヌグという行事が行われている。ウンジャミが女の折目といわれるのに対し、シヌグは男の折目といわれており、祭事の内容、目的、由来は多様なものとなっている。伊平屋島田名のウンジャミは、昔、喜界島のノロが首里に行く(または帰る)途中、風で田名に避難してしばらく滞在した事に由来すると伝えられている。『琉球国由来記』巻十五にみえる今帰仁城のウンジャミ(大折目、海神祭)記事と田名のウンジャミには、二十余人の神人による「乗馬行列」や「舟漕ぎ儀礼」など共通点が多い。田名と今帰仁城(北山城)には何らかの関係があったとみられる。田名のウンジャミでは、男神「田名のヒャー(田名ンサー)」が「乗馬行列」を先導するなどの重要な役割を担っている。田名のヒャーは田名村の創始者(根人)であった可能性が高い。田名のウンジャミ由来で伝えられている、喜界ノロが避難したという出来事が実際にあり、その事が元となって現在のような田名のウンジャミ祭事が成立した可能性が高いことを指摘した

    中山間地域の医療機関等における看護職の日常看護実践で直面する問題と継続教育の課題(第2報) -中山間地域の中小規模病院における新人看護職員教育の課題-

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    P(論文)中山間地域の過疎化、高齢化は著しく、医療・看護の需要は高まる一方、その中山間地域の医療および看護を担う医療従事者が不足しているという現状がある。A大学では、中山間地域で活躍できる看護実践者の育成をめざした継続教育プログラムの構築に取り組んでいる。将来的には日本国内の中山間地域で共通して活用できる看護継続教育プログラム構築をめざしているが、まずはA大学が位置する中山間地域・B市内の病院における看護実践上および看護教育上の課題を明らかにしたいと考え、B市内の病院に勤務する看護職員を対象に調査を行った。その結果、中山間地域の中小規模病院における新卒新人看護職員教育の課題として「院内看護職員教育システム・プログラムに関する課題」「新人看護職員自身の課題」「教育指導者に関する課題」「病院の診療機能・看護機能に関する新人看護職員教育上の課題」「中山間地域の中小規模病院であることに関する新人看護職員教育上の課題」が明らかとなった

    オーストラリアでの国際交流活動を通しての学生の学び -2017年度オーストラリア研修報告-

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    P(論文)本学の理念に掲げている国際的な視野に立ち社会へ還元できる人材の育成に向け、毎年国際交流活動をおこなっている。学生へ研修の参加を募り、参加を希望した学生の所属学科・履修学年を踏まえた学修内容を企画し、2018年3月にオーストラリアでの研修を実施した。研修終了後に学生へ研修内容の評価と到達度、研修を通しての感想についてアンケート調査を実施した。結果、ホームステイでの生活、語学学校での語学学修を通して、積極的なコミュニケーションの必要性を痛感し、異文化を知り自己の価値観を変化させることが出来ていた。また言葉や文化は異なっていても、他者を思いやる気持ちは共通であることに気が付くことが出来ていた。反面、コミュニケーションが上手くできなかった学生は英語が出来ないことに対してストレスを感じている状況がみられた。今回の研修を通して課題を抽出し、今後への対策を考えた

    保健師学生が地域に出向いて行う疫学調査の学習効果と課題

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    P(論文)本専攻科では疫学調査という方法を通して,統計的分析能力を投うこと,さらに家庭訪問することの意義, 地域を知るという地区診断等をねらいとして実践学習を実施している。 そこで, 今回地域に出向いて行った疫学調査を通して得られた学習効果と今後の課題を明らかにした。 学生は実際に生活している地域を対象とし,地区踏査,既存狩料の活用, 家庭訪問を通した会話など疫学調査という方法を迎して地区把握をしたことや,疫学的な視点をもって分析することで地域住民の他康課題を見出すことができる。 今後は, 本学で実施している疫学調査という方法の理解にとどまらず,統合した知識や体験のなかから保健師の役割を考えることができるよう働きかけをしていくことが課題である

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