Niimi College Repository / 新見公立大学学術リポジトリ
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    827 research outputs found

    保育者養成課程における「子育て支援力」育成の取り組みの評価(その2)ー子育て支援コンピテンシーを分析の枠組みにした記録の内容分析-

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    P(論文)本研究は、保育者養成課程における「子育て支援力」育成の取り組みの評価を行うことを目的に、実習後に提出する記録の分析を行った。研究の方法は2つを用いた。一つは、「子育て支援コンピテンシー」の有無をチェックリストにて分析した。二つには、「子育て支援コンピテンシー」の枠組みを踏まえて、子育て支援に関する具体的な気付きや学びおよびそのプロセスを明らかにし、学びが促進された要因や背景を考察した。その結果、コンピテンシーの有無については、全ての学生に[子ども]を【理解する】意識と行動が見られた。[親]や[親子関係]を【理解する】意識も多くの学生に見られた。一方で【地域につなぐ】や【課題を知る】は皆無であった。また、「言葉で意思表示しない乳児を理解することの難しさ」、「親にとって子どもの成長や存在がいかに大きいか」、「スタッフは、日常の会話を大切にして親を理解しようとしている」等、親子が共に過ごし、専門の子育てスタッフが存在する子育て広場の実習ならではの気付きや学びが多く見られた

    野外彫刻を対象とした表現における鑑賞について(2)−広島市「嵐の中の母子像」の調査から−

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    P(論文)鑑賞教育にふさわしい野外彫刻の在り方について具体的に考察するために、広島市平和記念公園の本郷新作「嵐の中の母子像」の設置状況や作品の構築について調査した。作品が設置された空間は作品鑑賞に適したものであり、点・線・円のどの鑑賞法も可能であった。360度どの方向からも鑑賞できる環境は非常に優れた作品設置の在り方と考えられる。作品は存在感ある量感や量塊などの要素を駆使して制作されており、作品のムーブマンが幾重にも重なり充実感、重量感のある作品として完成され、作品の心象と環境のかかわりは極度に調和したものと考えられる。また、作品の各部位はデフォルメを加え制作されており、視点から距離のある部位ほど小さく見える遠近感による歪みを解消する技法が駆使され、高い台座に設置されることを意識して制作された作品であると考える。この様に作品の心象や技法、作品の設置方法や空間を総合的に考慮して作り上げられたパブリックアートは、鑑賞者に大きな感動や心地よさなどを与える存在となるものであり、作品鑑賞の優れた教材となる

    戦前・戦中期の少年教護における「精神薄弱児」への着目 −鈴木一雄を中心に−

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    P(論文)本研究は、少年教護法に定める少年鑑別機関に全国の少年教護職員の中でも最も早くから関与した一人である鈴木一雄が、少年鑑別に対しどのような考えを持ち、どのような実践を行ったのかを検討し、鈴木がどのような子どもを教護の対象として捉えていたのかを考察することを目的とする。鈴木は全国の少年教護院長らと同様、教護不能な「精神薄弱児」は少年教護院に入れるべきではないという考えに同調していた。ただし、実際の鑑別にあたっては、医師らと共に必ずしも「精神薄弱児」全てを教護不能とは捉えず、総合的に判断していた。「精神薄弱児」を処遇する機関が不足するなか、少年鑑別機関は鈴木の期待する適切な分類収容の役割を十分に果たしてはいなかったが、鈴木は少年鑑別機関が適切な少年教護に不可欠であるとして設置の拡大を求めた

    チーム医療における摂食嚥下障害患者に対する看護師の役割

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    P(論文)本研究は、摂食嚥下ケアチームで活動する看護師と多職種メンバーを対象に看護師に期待する役割について明らかにすることを目的とし調査を実施した。その結果、チーム医療における摂食嚥下患者に対する看護師の役割は【患者に近く人と人をつなぐ】、【看護師が24時間絶え間なく患者の状態をみながら多職種で協働する】、【生活を基盤に援助を考える】、【食べることを意識したポジショニングと離床時間の延長に向けた援助】、【患者が食事を味わえるような看護師の摂食嚥下ケア】の6カテゴリーに分類された。看護師はチームの中心的役割を担い、患者を生活者と捉えることで、個別的な摂食嚥下ケアへつながっていることが伺われた。さらに看護師が患者の状態をアセスメントすることで、効果的な摂食嚥下ケアにつながることが示唆された

    20世紀後半以降の保育雑誌に見る障害児保育への言及とその動向

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    P(論文)20世紀後半以降の保育雑誌等における保育者および研究者の障害児保育への言及およびその動向について文献レビューを行った。その結果、60年代から障害児保育に関する研究が見られたこと、70年代には様々な保育園の実践報告がなされていたことがわかった。60~70年代における保育者・研究者の関心は「精神薄弱」の分野で特に高かった。80年代には専門家による助言等へ障害児保育情報に関する需要の変遷が見られること、 90年代には障害児保育に関する言及が減少するものの2000年代以降は従来とは異なる形で障害児保育への関心が高まり再び言及が増加し、2010年代前半にはさらに研究が活発化していることが明らかとなった

    新見市介護人材確保事業初任者研修の報告

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    P(論文)本学は、平成27~29年の3年間新見市の介護人材確保事業の委託を受け新見市介護人材確保事業初任者研修(以下、初任者研修とする)を実施した。本報告では、受講後の受講生に対するアンケート調査の結果を報告する。講義内容の満足度についてはすべての受講生が満足したと回答しており、講義内容の程度については、「難しかったが何とかついていけた」26名(53%)、「ちょうど良かった」21名(43%)の回答が多かった。また、講師やその教え方について良い印象を持つ受講生が多かったことより、研修に対する受講生の満足度は高かったと考える。受講生の自己評価では【「介護」への知識・技術が習得できた】47名(96%)の回答が最も多かった。さらに参加費については「安いと思った」と回答した人が8割を超えていた。これらから、新見市で行った介護職員初任者研修は新見市内の介護人材の育成につながったのではないかと考える

    産褥早期の母親役割獲得行動をアセスメントする看護職の視点 -デルファイ法を用いた調査-

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    P(論文)本研究の目的は、産褥早期の母親役割獲得プロセスを円滑に移行させる看護介入を行う上で、看護職者が実施している産褥早期における母親役割獲得行動をアセスメントする視点を明らかにすることである。先行研究から選んだ98項目の母親役割獲得行動をデルファイ法により、第1回調査で202名、第2回調査で84名から回答を得た。「非常に必要である」「必要である」の合計の割合を同意率とし、90%以上をアセスメントで特に重要視している項目とし、最終的に38項目が有効な項目となった。授乳関連の項目が高い同意率を占めており、産褥早期に関わる看護職者は、将来的に起こりうる問題を視野に入れてアセスメントしていると考えられた

    保育者の意識変容と保育内容の改善を目指した園内研修 -気付き・意欲・同僚性に注目して-

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    本研究は,A保育園における園内研修について報告し考察を行うことを目的とする。対象は,A保育園の約2年間における計27回の園内研修である。方法は,主に筆者が実践に関わりながら保育者の意識の変容と保育内容の変化を観る「参与観察法」である。園内研修を通して保育者は,「子どもの活動の成果」や「保育者の言葉がけにどのように反応するか」という意識から,子どもの「声を聴く,興味・関心に寄り添う,共に考える」と子どもの側から保育を捉え直す意識へと変わっていった。そのことを通して,保育内容も「保育者主導」から「子ども主体」へと変化が見られた。その背景には,「保育参観」「カンファレンス」「成果と課題の可視化」「チェンジエージェントの視点」を取り入れ,保育者の「気付き」,「意欲」,「同僚性」に働きかけていった園内研修があったためと推測された

    2015年度看護学部FD「質的統合法(KJ法)研修会」報告

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    本研究では,質的統合法(KJ法)研修における参加者の研究手法修得の認識と変化を把握し,FD活動の効果を明らかにする。方法は質問紙調査である。その結果,参加者の9割は充実していたと回答していた。自由記述では,32コ−ド,5サブカテゴリ−,【充実した研修】【研修をとおした今後の課題】の2カテゴリ−が抽出された。質的研究法の体験により,研究方法の具体的な学びと研究方法修得に向けた課題が明らかになった

    伯耆国の玄賓僧都伝説と阿弥陀寺

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    P(論文)玄賓(七三四~八一八)は南都法相宗興福寺の高僧であったが、備中国(岡山県)や伯耆国(鳥取県)など、隠遁した地で寺院を建立していたことが知られている。伯耆国に関するものでは、『日本三代実録』に伯耆国会見郡で阿弥陀寺を建立したことが記されているが、その場所がどこであったのかは未だにわかっていない。玄賓が伯耆国会見郡に建立した阿弥陀寺の場所については、これまでに伯耆大山建立説と伯耆賀祥建立説が提示されてきた。寛保二年(一七四二)成立の『伯耆民諺記』、安政五年(一八五八)編纂の『伯耆志』会見郡分などの地誌類に加え、地域に伝わっている文献や伝承を調査した結果、玄賓が伯耆国会見郡に建立した阿弥陀寺の場所は、伯耆賀祥(鳥取県南部町賀祥)であった可能性が極めて高いことがわかった。伯耆大山には玄賓の伝承は伝わっていないが、伯耆賀祥には玄賓が豊寧寺(伯耆三十三札所第三番。法寧寺、保寧寺、宝念寺とも。阿弥陀寺があった地とされる)と白山権現を草創したとの伝承があり、その地には「あみだいじ」という地名が残っている

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