Ashikaga Institute of Technology Repository / 足利工業大学リポジトリ
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転倒に対する患者インタビュー調査から見えてきたもの
【目的】転倒について患者と共に振り返りをし,患者の思いや行動を把握すること
と,転倒後の行動や意識の変容を考察し、転倒リスク軽減につながるケアの視点
を得ることを目的とする。
【方法】回復期リハビリテーション病棟で転倒し,長谷川式簡易知能評価スケー
ル20 点以上で即時記憶3/3答えられた患者を対象にインタビューした。インタ
ビューは逐語録を作成し,コード,サブカテゴリー・カテゴリー化した。
【結果】対象者は男性3 名,女性2 名,平均年齢63.6 歳であった。逐語録から,
38 のコードを抽出し,【ADL の解離】【転倒に対する考え】【転倒による教訓】の
3 つのカテゴリーに集約された。
【結論】
1.患者自身の実行ADL と潜在的ADL の差をリハビリ総合実施計画書で説明し,
病棟とリハビリでの動きの違いを実際動いてもらい,理解してもらう。
2.患者が主体的となり転倒防止策をともに考え実践し,積極的に転倒防止に取り
組めるように援助する。
3.転倒後は,患者と共に振り返り転倒での経験知を形式知に昇華させ,患者自身
が理解できるように支援する。(著者抄録)departmental bulletin pape
育児ストレスや育児不安,育児困難を抱える母親への育児支援の実際とその効果についての文献検討
【目的】育児ストレスや育児不安,育児困難を抱える母親への支援の実際とその効果について文献レビューを行い,母親の育児ストレスや育児不安,育児困難を軽減できる育児支援を明らかにする。【方法】医学中央雑誌Web版を用いて,「育児ストレス」「育児不安」「育児困難」「支援」「効果」をキーワードとして,過去10年間の文献を検索し,15件の文献を分析対象とした。【結果】母親への育児支援は,訪問による支援、育児への考え方と養育スキル習得の支援、児との触れ合い方の支援、母親同士のピアサポートへの支援、リフレッシュを促す支援、育児支援プログラムの開発の6つであった。【結論】全戸訪問などの訪問による支援は,孤立しがちな産後間もなく,育児不安があって相談できない母親に有効であった。育児への考え方と養育スキル習得の支援は,母親の育児ストレス,育児不安の軽減に有効であったが,学習できる機会が限られていることが課題であった。ベビーマッサージなどを用いた児との触れ合い方の支援は,母親の対児感情,児への育児効力感,自己肯定感が高まり,育児ストレス軽減に有効であった。母親同士のピアサポートへの支援では、母親同士が交流し,体験を共有することで,育児不安を軽減し,誰かの役に立つという自己効力感を高めた。母親のリフレッシュを促す支援は,母親の育児肯定感の高さや,夫の育児協力の有無によりその効果の有効性に違いがみられた。育児支援プログラムの開発では,育児期の母親だけでなく,妊娠期を対象にすることや,比較的タイプの似通った母親をグループ化することで,育児ストレス軽減などの効果が高められた。departmental bulletin pape
Calculation of Transition Curves for Energy Flow under Approximation B in Electron-Photon Cascade Theory. Ⅱ. Computation of K-functions and Transition Curves
departmental bulletin pape
VTR視聴による出生前診断および終末期ケアに関する看護系大学生の意識の変化
【目的】本研究では,出生前診断および終末期ケアに関するVTR視聴を行い,VTR視聴により出生前診断および終末期ケアに関する看護系大学生の意識がどのように変化するか,学生が提出したレポートから分析することを目的とした。
【方法】研究対象者は看護系大学1年生で,出生前診断が45名,終末期ケアが40名であった。対象者はVTR視聴の前に出生前診断,延命治療への意見とその理由を尋ねる質問に回答した。そして,出生前診断と終末期ケアに関するVTRを視聴し,その後出生前診断,延命治療への意見とその理由を尋ねる質問に回答し,VTR視聴の感想をレポートにまとめた。
【結果】VTR視聴前の出生前診断に関する意見は,賛成が21名(46.7%),どちらとも言えないが20名(44.4%),反対が4名(8.9%)であった。またVTR視聴後の出生前診断に関する意見は,看護師の立場としての場合,賛成が30名(66.7%),どちらとも言えないが11名(24.4%),反対が4名(8.9%)であり,プライベートの立場としての場合は,賛成が23名(51.1%),どちらとも言えないが13名(28.9%),反対が9名(20.0%)であった。VTR視聴前の延命治療に関する意見は,賛成が5名(12.5%),どちらとも言えないが26名(65.0%),反対が9名(22.5%)であった。VTR視聴後の延命治療に関する意見は,看護師の立場としての場合,賛成が30名(66.7%),どちらとも言えないが11名(24.4%),反対が4名(8.9%)であり,プライベートの立場としての場合,賛成が23名(51.1%),どちらとも言えないが13名(28.9%),反対が9名(20.0%)であった。
【結論】出生前診断,終末期医療とも,VTR視聴前後で多くの大学生の意見に変化があったが,これはVTRに影響を受けたと考えられ,VTRの利用が大学生に多面的な理解を促すと考えられた。departmental bulletin pape