TAKUSHOKU-University 拓殖大学 機関リポジトリ
Not a member yet
913 research outputs found
Sort by
A Tentative Translation on the Marriage and Relatives of the Chinese Civil Code
departmental bulletin pape
Comparative Studies on Professional Formation of the Auditing Profession, Part I : The German Experience
本稿では,監査プロフェッションの形成についてクロス・ナショナルな分析を行うため,プロフェッションの比較史的パースペクティブに立脚し,プロフェッション団体と国家(国家機関)の関係性に留意しながら,ドイツにおける監査プロフェッション形成過程を検討する。
そこで,国家とプロフェッションの関係に焦点を当てながら,まず,経済監査士が確立する以前の状況について解説・考察し,ついで,経済監査士が,1931年に,どのような状況のもとで,どのような形で生み出されてきたのかを分析し考察する。さらに,ナチス期に経済監査士制度にどのような変更が加えられたのかを検討し,評価を行う。そして,第二次大戦後の占領期を経て,1961年に,経済監査士法を制定し,連邦レベルでの経済監査士プロフェッションへの規制を確立する経緯と状況を解説する。そして,これらの考察を踏まえて,クロス・ナショナルな視点を意識しながら,ドイツにおける監査プロフェッションの形成にみられた特質について論究する。departmental bulletin pape
COVID-19 and Electoral Participation : An Analysis of Local Elections under State of Emergencies in Japan
本稿は,緊急事態宣言という国の政策的介入が有権者の投票参加を抑制したのか否かを検討するものである。COVID-19の感染拡大初期から3回目の緊急事態宣言解除までに全国市区町村で実施された選挙の投票率と前回投票率との差の分析を行った。分析の結果明らかになったことは次の通りである。第1に,緊急事態宣言が投票参加を抑制する効果が認められた。なお,前回選挙との差については,緊急事態宣言発出以前のCOVID-19の感染拡大初期からその効果が確認された。第2に,分析対象期間全体の分析において,緊急事態宣言が投票参加を抑制する効果は,地域ごとの感染拡大状況や地域特性を考慮した上でも認められた。最後に,緊急事態宣言の発出回数別では,これらの効果は1回目の緊急事態宣言に限定された。departmental bulletin pape
Interview with 4 Stakeholders who were Involved in the North Gate of Ikebukuro Chinatown Concept : From the Perspective of International Development
departmental bulletin pape
The Spanish Adjective Idiom ‘sano y salvo’
本稿の目的はスペイン語の形容詞慣用句‘sano y salvo’の使用環境を分析して,その統語的な振る舞いの特異性を明らかにすることである。‘sano y salvo’の主な特徴を以下に挙げる:
1)名詞に言及する点においては他の形容詞慣用句と共通しているが,大部分の形容詞慣用句と違って,付加的に名詞を修飾することができない:
*los rehenes sanos y salvos(cf. un hombre hecho y derecho)
2)名詞に言及する際は,動詞もしくは動詞派生名詞との共起が義務的である。例外的なケースとして‘con’が導く前置詞句でも使用される。
3)連結動詞・擬似連結動詞と共起する場合は属詞としての,語彙的意味を持つ動詞と共起する場合は,主語または直接補語に言及する叙述補語としての統語機能を果たす。
4)動詞派生名詞が核となる名詞句内で,前置詞に導入される名詞句の叙述補語,場合によっては所有形容詞の叙述補語として機能する:
el rescate sanos y salvos de los rehenes(前置詞補語の叙述補語)
su rescate sanos y salvos(所有形容詞の叙述補語)departmental bulletin pape
El sentido espacial de la locución preposicional dentro de : dentro de 100 metros
本稿では,dentro de 100 metros「100メートル先」という表現におけるdentro deの空間的意味について考察をおこなう。この前置詞句はdentro de 5 minutos「5分後」のように主に時間的意味に使用される表現であるが,この時間的意味のような振る舞いで用いられる空間的意味も存在する。コーパスにおけるこの空間的意味は,用例数は乏しいものの,文法的に問題はなく,容認される。ただし,時間的意味から空間的意味への拡張という,通例とは反対の方向に意味拡張がおこなわれる点について考察をおこなう必要があると考えられる。結論として,この前置詞句は発話時を基準としたとき,空間よりも時間のほうが必ず「先」を表せる点で時間的意味として用いられやすいことを確認した。これに加え,発話時の地点から終点まで断続的に移動することを含意する必要のある空間的意味は時間的意味に比べ,文脈が限定されるため,時間的意味から空間的意味へ拡張しているととらえることが可能であるとした。departmental bulletin pape
En torno a la palabra española «musmé»
日本語からスペイン語に入った語のひとつにmusméがある。今ではほとんど使われなくなったが,19世紀末から20世紀初頭,スペイン語圏でよく用いられた時期があった。フランス人ピエール・ロチの著作がスペイン語に訳されて紹介されたとき,ロチの使っていた語mousméがmusméに置き換えられて広まったようである。スペイン語で書かれた紀行文や小説・詩歌・演劇,さらに新聞記事などをたどっていくと,musméは「若い女,娘」の意味だけでなく,姿形の美しい女,どこか魅力的な女,異国情緒を漂わせた女など,さまざまなニュアンスを含む語として用いられたことがわかる。departmental bulletin pape
A Study on the Co-occurrence of the Tai-gi Phrasal Particle “ah” in Taiwanese Mandarin
本稿は,台湾閩南語の句首助詞「啊」が台湾華語に転移する事象を主な研究対象として,約500分の台湾の政治番組から得た会話データを用いてこの「啊」を検討し,華語の視点から論じようと試みたものである。句首助詞の「啊」とは,会話の始まりに用いられ,高平調かつ直後に停頓を伴わない「--ah」の音声を指し,台湾華語の感嘆詞や文末の語気助詞の「啊」とは異なり,台湾華語として文法化されていなく,方言から転移した台湾において特徴的な用法として位置づけられる。約500分の政治番組では45例の句首助詞「啊」の用例を収集した。分析の結果から,本稿は次の4つのことが解釈できると示した。一つ目は,華語の会話中における「啊」は,他者を主語として,他者が述べたことを回想・代弁する時に用いられやすく,動詞「說/講」との共起が見られる。二つ目は,台湾の話者は,華語の会話においても,華語「那」と閩南語由来の「啊」の使い分けをしている可能性がある。三つ目は,「啊」は時間名詞「現在」が共起しやすい。四つ目は,台湾閩南語で話題の提起や転換を言い表す「啊--ah」「也iā」「抑iaʼh」等の音声は,台湾華語に転移する際,一律して「啊」と単純化される可能性がある。departmental bulletin pape