Sakushin University Academic Repository / 作新学院大学学術機関リポジトリ
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The effect of using metronome reading training and psychoeducation for Stuttering in a child with childhood-onset fluency disorder.
本研究は、小児期発症流暢症児に対して、メトロノームを用いた発話速度の調整と、心理教育による確立操作を行うことで、発話流暢性が向上するか検討することを目的とした。 小児期発症流暢症(吃音)がある児童1名に対して、メトロノームを用いた発話の流暢性を向上させるトレーニングを実施した。初めに聞き取りやすい読み方と、聞き取りにくい読み方のルール形成を行い、聞き取りやすい読み方の練習をすることを教示した。7文節の文章を1文ずつ提示し、メトロノームのリズムに合わせて音読することを教示した。初めはBeats Per Minute(以下、BPM)60から開始し、徐々に速度を上げ、BPM130まで実施した。吃音が生起せず読み上げられた際には、『聞き取りやすい読み方』とフィードバックを行った。その結果、トレーニング場面だけでなく、セッション場面でも吃音の生起回数が0回となった。このことから、メトロノームを用いて視覚的に発話速度を提示することで、発話流暢性が向上することが示唆された。また、ルール形成を確立操作とし、『聞き取りやすい読み方』とフィードバックしながら、段階的に速度を上げたことで、発話流暢性が促進されたと考えられた
The Social Structural History of Ideas of Welfare in Japanese Modern Period ? :The Results and Research Issues of Previous Research on the Institution of the Teaching Profession and the Institutional Hierarchy of Shrines in the Meiji Period
No intention of children, or God: Is Stacking stones at the dry riverbed of the Sanzu River Formative Plays?
親より先に亡くなった子供たちが、その親不孝の罪を償うために賽の河原で石積みの刑に服するという俗信である石積みの行為は、造形遊びではないかとの考えに至った。その俗信の原説は、法華経にある「乃至童子戯 聚沙為仏塔 如是諸人等 皆巳成仏道」であり「無垢な子供の遊びとしての仏塔づくりにも功徳がある。」という意である。放課後の校庭に残された、自然発生的な造形遊びには、自然物で構成され、中でも石積みはよく出現する。有史以前の遺跡にも石がよく使われ、子供達も無意識のうちに石を集める。また、そうした造形遊びには、中心に自然物で構成されたものを円で囲む行為がよく見られる。円形で囲んで内と外を区別する行いは、古来から宗教的な理由によって「結界を張る」行為に共通するものであり、円自体が自然界ほとんど無い形であるにも関わらず表現されることが多いのである。子供がある意図をもって表現するためには、円や結界の持つ意味やもたらす効果について理解していることが必要だが、造形遊びを行うのは幼い子供たちである。こうした子供達は石や自然物、円を無自覚に、無意図に表現しているのである。その無意図こそ、人知を超えた「神」と呼ばれる存在がもたらすものではないかと考えられる。造形遊びが小学校現場において広く膾炙されているにも関わらず実践が少ないのは、造形遊びに平面表現や立体表現の内容と教育の方法を支える親とも喩えるべき美術史上の伝統がないためと考える。本論は、造形遊びが人間の本質―ユングの述べる元型との関連で語れるとの予想に立って、平面や立体表現のように造形遊びを支える体系の構築を目指すための研究ノートである
Self-Monitoring of Counselor: Important Factor for Effective Counseling
本論考では,効果的なカウンセリングをおこなうために必要不可欠な概念としてカウンセラーのセルフモニタリングを取り上げ,文献研究をおこなうことによってその機能や機序について検討をおこなった。①カウンセリングにおいてカウンセラーは,プロセスとしてセルフモニタリングをおこなっている。それは自己を観察するだけに留まらず,結果としてカウンセリングやカウンセラーの行動に肯定的・建設的な影響を与えていることが明らかとなった。②従来の研究においてセルフモニタリングは生得的なパーソナリティ特性と定義された研究がみられたが,最近の研究ではカウンセラー教育によって獲得されていくコンピテンシーと捉えられており,そのトレーニングの方法が課題となっている。③セルフモニタリングはカウンセリングプロセスにとって重要であり,クライエント自身やクライエントの意思決定にかかわるカウンセラーにとって基盤となる概念である。また一方で,カウンセラーのセルフケアというカウンセラー自身に肯定的・建設的な影響を与えるためにも意義ある概念であることが示された