Kyoto Women's University
Kyoto Women's University Academic Repository (AIR) / 京都女子大学学術情報リポジトリ(京女AIR)Not a member yet
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教職課程修了時における養護教諭としての資質・能力に関する一考察 : 養護教諭養成課程コアカリキュラム「養大協版コアカリ2020」を活用して
養護教諭としての使命感と児童生徒への愛情を深め,養護教諭としての資質・能力を向上させる意欲を持つとともに,児童生徒の健康課題を理解し,他者と協働して課題解決に取り組む資質・能力を身に付けることができているかを評価するために,養護教諭養成課程コアカリキュラム「養大協コアカリ2020」がどのくらい達成できているかを,教職課程修了時として教職実践演習(養護教諭)を受講している学生を対象に調査したところ,以下の結果が得られた。1. 養護教諭として仕事をしたいと思っている学生とそれ以外で比較すると,「養大協コアカリ2020」の全体の理解度には差がみられなかった。2. 養護教諭としての自信度で比較すると,「養大協コアカリ2020」のI群からIV群の全体の平均では,自信高群は自信低群に比べてI・II・III群では高い傾向がみられたが,IV群では有意な差はみられなかった
声楽の発声について : 理論と実技指導の実際
コロナ禍において「声楽」を取り巻く環境は大きく変化を迫られた。飛沫による感染防止のために政府によっても現場での飛沫のある活動のあり方に関して厳しい制限が発表され、「声楽」の授業は困難を極めた。そのような中、われわれは様々な工夫を凝らす中で多少の混乱や困難は感じたものの声楽の理論と実技の学修効果を落とすことなく授業提供してきた。対面ありきで行ってきた科目の一つであったが、オンデマンド課題やオンライン双方向型授業を駆使することで一定の評価ができる「声楽」の授業の可能性があることが示唆された
器楽基礎(クラシックギター)の短期習得における達成感の重要性と効果、および実践的研究
楽器の演奏など、実技的な技術を習得する過程において、達成感を継続的に得ることは、モチベーションの維持に必要不可欠なものである。クラシックギターは、一人で音楽を奏でることができる和声楽器であるが、初心者が和音や多声音楽の演奏の練習から取り組み始めると、難易度が高い楽器であるという認識を持ってしまう。教育現場での短期間の習得においては、易しい課題を積み上げ、達成感を得ながら基本的な技術を学習することで、難しい楽器だという認識を持たずに、モチベーションを維持しながら学ぶことが可能だと考え、クラシックギターのグループレッスンに適した最初期の教材を作成し、それを活用して講義を行った京都女子大学「器楽基礎I」における実践とその結果及び考察について述べる
小中学校教育における音楽科と他教科間の統合に関する意識調査 : 豊かな演奏表現の為の「横断する学習」の必要性
小中学校の音楽科授業では一定数の児竜や生徒が器楽・歌唱の演奏表現に対して苦手意識を持つ。苦手意識の原因を掘り下げてゆくと、「興味が持てないのでおもしろくない」ことが大きな要因であることが多い。興味を持たせる為にはどうすればよいのか。そこから進んで、よりよい演奏表現を目指させる為には、教師はどのような指導を念頭に置けばよいのか。その為の一助として、音楽科からのみではなく多方面からのアプローチを行うことで生じるメリットを分析し「他教科との統合」による有用性を考える。学生が取り組んだ実践を例として「横断する学習」への取り組み方を検討した。また、「学生が感じる小中学校に於ける音楽科と他教科との関連性の捉え方」についてアンケート調査を行った。それらをもとに、豊かな演奏表現を目指すにあたっての「音楽科と他教科との統合」が及ぼす効果を分析・考察した
公立小学校の教室における自然換気及びエアコン使用下でのCO2濃度測定による換気状況の評価
公立小学校の教室を対象として、自然換気が行われる時期と、エアコン使用が行われる時期に、通常の授業が実施される中で教室内CO2濃度を連続的に測定し、換気状況の評価及び児童の学習環境についての検討を行った。「学校における新型コロナウイルス感染症に関する衛生管理マニュアル~ 」に従った換気方法実施下で室内CO2濃度1,000ppm以下が維持できていた。しかし、自然換気では気象条件に影響され、窓開放状態であってもCO2濃度は上昇し、高濃度化する可能性があった。エアコン使用下では換気と適正室温保持を適切に行うことは困難であり、教室には室温のみならずCO2濃度連続モニタリングシステムを導入し、感染症予防及び児童の学習環境整備の補助とすることが望ましいと考えられた
「積極性」に課題のある実習生の「本日の実習目標」の立て方に関する検討
教育実習・保育実習では大学での座学以上に積極的な姿勢が求められるが、学生が実習後に自覚する課題として積極性が挙げられることが少なくない。本稿では、積極性に課題のある実習生の「本日の実習目標」の記載内容の検討を通して、実習中に積極性が発揮されない要因を考察した。その結果、実習生の「本日の実習目標」の立て方の問題として「具体的でないこと」、「適切な時期・タイミングで設定されていないこと」「バランスに欠けている(偏っている)こと」「前日の反省点が活かされていないこと」の4つの問題点が見えた