Hokuriku University Repository / 北陸大学機関リポジトリ
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    801 research outputs found

    Authorities outside the Kaga clan that Tateyama shuto wanted.

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    江戸時代初期、加賀藩前田氏は、立山衆徒(芦峅寺と岩峅寺の衆徒)を、のちに江戸幕 府が本山末寺制度に基づいて日本の仏教界を統制する以前に、自藩の寺社奉行の支配下に 治め、さらに立山衆徒に対し立山信仰に関わる宗教的諸権利を分与するかたちで認め、立 山の実質的な管理をさせている。 加賀藩のこうした政策は、同藩が立山・黒部奥山の広大な領域を誰にも邪魔されず独占 的に支配するためのものであった。すなわち筆者は、加賀藩が立山・黒部奥山の軍事的重 要性や鉱山資源・森林資源を有する場としての重要性、さらにはマイナス要件として、隣 藩や江戸幕府との間で国境問題が勃発しかねない不安定な地域であることなどを強く意識 するあまり、幕府の宗教界に対する統制よりも先んじて、立山衆徒を自藩の支配下に治め、 彼らと各宗派の本山との間に本末関係を一切結ばせず、幕府の影響が直接的に及ばないよ うにする目的があったと推察している。そのため、以後、立山衆徒は他の寺社とは本末関 係を結ばず、比叡山とは一切関係のない「無本山天台宗」或いは「天台宗門一本寺」を称 して宗教活動を行っていった。 しかし、加賀藩の政策に反して、長い江戸時代のなかで立山衆徒は加賀藩に徹頭徹尾支 配されながらも、それとは別に加賀藩の外の権威を得ようとする動きが度々見られ、筆者 はそうした行動が、いずれも近世の立山信仰の展開に大きな意義を持っていると考えてい る。 そこで本稿では、立山衆徒が加賀藩の外の権威に関わった事例として、芦峅寺十三郎が 京都吉田家から神道裁許を受けた件(第 1 章)、芦峅寺衆徒と武家の権威に関する件(第 2 章・第 3 章)、岩峅寺衆徒が立山大先達の免許状を捏造した件(第 4 章)、岩峅寺衆徒 と公家・門跡寺院の権威に関する件(第 5 章)の四つを題材に取り上げ、それらの実態と 意義を立山信仰関係の古文書史料から分析し、最後に、以上の事例をとおして加賀藩の立 山支配の在り方を考察した。departmental bulletin pape

    ニフェジピンソフトカプセルは湿度の影響により 二相性の軟化を示す

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    我々は以前にソフトカプセル硬度の変化が湿度によって引き起こされることを示している。 本研究では、以前の報告とは一部方法を変更した上で硬さの測定を実施し、湿度によりニフェジピンソフトカプセルの軟化が二相性に起こることを示す。高湿度でカプセルが軟化する時には、1、ないし2 日くらいで急激に起こるが、それに伴い起こる重量変化は急激には起こらない。つまり、湿度、あるいは水分は確かにカプセル軟化の要因である。ただ、湿度という指標とカプセル軟化はパラレルではなく、水分活性がその硬さと非常に良い負の相関を示す。ソフトカプセルの製造において乾燥過程があるので、ソフトカプセル自体が吸水することが不思議ではないが、ニフェジピンソフトカプセルの軟化は水分の吸収により変形するほどに極端に起こる。トコフェロールソフトカプセルもまた二相性の軟化を示すが、その軟化の様式はニフェジピンソフトカプセル軟化の様式とは異なるようである。othe

    AlphaFold2 をもちいた変異アンチトロンビンの 立体構造の可視化および トロンビン・ヘパリン結合様式への影響の考察

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    アンチトロンビンは(AT)は、トロンビンや活性型第 X 因子と結合することにより凝固作用を阻害する。AT のトロンビンに対する阻止作用は、ヘパリン存在下では非存在下の約1,000 倍となる。一部の先天性 AT 欠乏症において、ミスセンス変異により AT の構造が変化し、ヘパリン親和性や抗トロンビン活性が低下することが報告されている。しかし、ミスセンス変異を持った AT の立体構造を全て実験的に決定することは難しいため、その構造や機能に与える影響について明らかではないものが多くある。2021 年に発表されたAlphaFold2(AF2)は、任意のアミノ酸配列からタンパク質の立体構造を高精度に予測できる AI プログラムである。今回、AF2 を用いて、2 種類の変異型 AT(AT-Toyama:Arg79Cys、AT-Hamilton:Ala414Thr)における立体構造を予測し、ミスセンス変異がもたらす構造変化と機能への影響を可視化した。AT-Toyama では、ヘパリンとの結合部位である正電荷の Arg79が Cysに変異することにより、正電荷が失われることが予測された。AT-Hamilton では、Ala414 が Thr414 に変異することにより、トロンビン結合部位に位置する Arg425の側鎖の向きが、外方向から内方向に変わると予測された。本研究の結果は、先行研究により論じられているヘパリン親和性低下および抗トロンビン活性低下の機序と整合性があると考えられた。AF2 は、タンパク質間での相互作用や機能への推定に有用であることが示唆された。departmental bulletin pape

    データサイエンス教育および研究基盤の強化を目的としたデータサイエンスセンター(仮称)の設立

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    北陸大学2022(令和4)年度から2024(令和6)年度の3年間にかけて、学内の助成制度である「北陸大学特別研究助成 連携研究」に採択された1年目の報告書である。research repor

    北陸大学図書館報No.55

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    図書館を良く利用している学生からの図書館活用方法などについてothe

    実務実習指導薬剤師と大学教員が共同したチーム 基盤型学習における学習満足度の3 年間の検証

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    我々は薬学部4 年次生を対象に実務実習前臨床準備教育の一環として実務実習指導薬剤師と大学教員が共同したチーム基盤型学習(TBL;Team Based Learning)を実施してきた。この科目では70 分×4 コマを1 ユニットとして計9 ユニットを行った。各ユニットでは実務実習指導薬剤師の自験例に基づいた準備確認テスト、少人数グループ討議、プレゼンテーション、フィードバック、そして振り返りの順に進めた。すべてのユニット終了後に30 項目からなる授業アンケート調査を実施した。調査票スコアの低い項目については翌年度に行われる同じ科目で介入したところ、経年的に授業アンケート調査の否定的項目の減少と学習満足度の向上がみられた。また、授業アンケート調査において学習満足度に強く影響する事項を明らかにするために重回帰分析を行ったところ、「自験例の提示タイミング」、「アウトプット」、「プロダクトの出来」、「自験例の難易度」、「情報処理能力」、そして「予習」の6 項目が抽出された。このうち「予習」の項目を除く5 項目は経年的な調査票スコアの上昇がみられ、最終的に9 割以上の学生から肯定的な回答が得られた。しかし、「予習」の項目だけは経年的な調査票スコアの上昇はみられず、肯定的な回答は7 割程度に留まっていた。今後、この実務実習前臨床準備教育のTBL において学習満足度をさらに向上させるためには、参加する学生に対して予習の意味を促しながら定着させていく仕組み作りが必要であると考えられた。departmental bulletin pape

    「女性を対象とした結婚に関するオンライン調査 (J-WAMs)」の結果報告

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    This paper discusses the results of an online questionnaire conducted in 2022 on Japanese women’s attitudes toward marriage (J-WAMs). This is a preliminary study for developing a marriage index (Maridex) to analyze the discriminatory structure of the marriage system in Japan. While it is widely recognized that social systems and structures have an impact on discrimination against women, we must consider structural factors other than modern capitalism and industrialization as the cause of this discrimination in Japan. We assume that one of the causes of this discrimination in Japan is in the marriage system; and that the marriage system itself reproduces discrimination against women. Japanese cultural norms and ways of thinking about love and marriage supports this discrimination system. The preliminary survey targeted 560 women aged 20 to 59 and inquired on participants demographic characteristics, their views on marriage and income, their reasons for marriage,and their associations with love and marriage. The data was analyzed using descriptive statistics, regression analysis, and text mining. The results show the uniqueness of the responses of participants in their 20s compared to other age groups, and significant differences depending on marital status, such as: married, divorced, and single. For people in their 20s, “shotgun marriages (Deki-kon)” will be a “normal” reason of marriage (in 1990’s,it was not “normal marriage”), simply because there are many couples who marry “after having a baby.” While there are young people who are concerned about the financial burden of marriage, there are also those who feel “benefits other than money” regarding marriage. This paper examines these diversities of views and opinions on marriage varied by status and age groups.女性差別に社会制度や構造が影響していることは広く認識されているが、日本においていまだに女性が差別されている状況については、近代資本主義や産業化「以外」のところに構造的要因があると考えざるを得ない。日本における女性の差別状況の原因を、「結婚制度」にあると仮定し、「結婚制度の存続自体が女性差別を再生産」しており、その制度を支える恋愛・結婚への考え方そのものが女性差別の原因であるとする。そしてその恋愛・結婚に関する価値観のどの部分が女性差別の源泉となっているかを、指標(「Maridex」)を作って検証する、というのが最終目標であるが、本論文は2022 年度に実施した、その指標Maridex 作成のために実施した予備調査(20~59 歳女性560 名対象)の結果分析である。全体の傾向としては、多くの質問で20 代の回答が他の年代の傾向と比べて特異的であること、既婚・離婚/独身という結婚ステータスによって有意差がみられることが多い、ということである。まわりに「でき婚」が多かった20 代は、「子どもができたから」結婚することを普通だと思っている可能性がある。また、結婚への金銭的負担の懸念が大きい若者がいる一方で、結婚すると「金銭面以外の利点」を実感するというような、「日本の結婚の姿」も見えてきた。departmental bulletin pape

    学術集会開催報告 日本トリプトファン研究会第41回学術集会

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    薬学部池田啓一講師が日本トリプトファン研究会第41回学術集会を2022年12月24日(土)~12月25日(日)金沢勤労者プラザにて開催を行った学術集会開催報告である。departmental bulletin pape

    The Effect of a Sense of ‘Ibasho’ at Highschool and at University on Subjective Well-being in Students

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    This study consisted of two surveys of university students to examine how their sense of 'Ibasho' in high school and in university would affect their subjective well-being and sense of adjustment to their current situation. The two hypotheses were that tho se with a high sense of 'Ibasho' at university would have a high subjective well-being and adjustment (Hypothesis 1), and those with a low sense of 'Ibasho' at university but a high sense of 'Ibasho' at high school would have a high subjective well-being and adjustment (Hypothesis 2). Hypothesis 1 was supported, while Hypothesis 2 was only partially supported. Because the scale of a sense of 'Ibasho' used in this study had a different factor structure from the scales in previous studies, a reconsideration that corrects this difference would be desirable. 大学生を対象に 2 つの調査を実施し、大学での居場所感や高校での居場所感が大学生の 主観的幸福感や現状に適応できている感覚にどのような影響を及ぼすかを検討した。仮説 は、大学での居場所感が高い者は主観的幸福感や適応感が高いだろう(仮説 1)、大学での 居場所感が低くても高校での居場所感が高い者は主観的幸福感や適応感が高いだろう(仮 説 2)の 2 つであった。仮説 1 は支持されたが、仮説 2 は部分的にしか支持されなかった。 独自に作成している居場所感尺度が先行研究とは異なる因子構造をしていることから、こ れらを是正した再検討の必要があることを議論した。departmental bulletin pape

    専門基礎ゼミナールにおける主体的な学びの変化

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    本稿は学生の主体的学びの変化を明示するために,学習態度が時間とともにどのように変化しているかの可視化を試みた.対象として北陸大学経済経営学部で開講されている専門基礎ゼミナールの学生に4 月から7 月にかけてアンケート調査を行い,回答をもとに学習態度に関する因子分析を行った.アンケート結果の結果,もともと学習に対して意欲的な学生もそうでない学生も,時間とともに学習意欲が低下し,その後,改善する傾向が見られた.他方で,改善にかかる時間は学生によって異なり,意欲的な学生ほど短期間で意欲の改善が見られるが,そうでない学生は改善に時間がかかるという結果が示された.こうした結果は,学生間で学習に対する主体性に差があると同時に,授業設計にも関連がある可能性を示唆する.また,学生が主体的な学習を行えるように,適切なタイミングでの教員からの働きかけの必要性を示唆するものであると考えられる.departmental bulletin pape

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