Hokuriku University Repository / 北陸大学機関リポジトリ
Not a member yet
    801 research outputs found

    国立国会図書館所蔵『三井寺縁起』と立山曼荼羅 ―特に『宝泉坊本』・『吉祥坊本』との関係性について―

    Full text link
    立山曼荼羅は、越中国立山にかかわる山岳宗教、いわゆる「立山信仰」の内容が、大きなものでは縦160cmから横240cmほどの大画面に描かれた掛軸式絵画のことである。その画面には立山の山岳景観を背景として、この曼荼羅の主題である「立山開山縁起」のいくつかの場面をはじめ、立山地獄の様子、阿弥陀如来と諸菩薩の来迎場面、立山山麓・山中の名所や旧跡、芦峅寺布橋灌頂会の様子などが、マンダラのシンボルの日輪(太陽)・月輪(月)や参詣者などとともに、巧みな画面構成で描かれている。 筆者はこうした立山曼荼羅に関する研究書として、2018年に拙著『立山曼荼羅の成立と縁起・登山案内図』を上梓したが、そのなかで当時筆者が確認していた全52作品の写真を掲載し、各作品の解説も行った。その後、現在までに5作品が新たに見つかり、筆者は合わせて57作品を確認している。 本稿では、既に前述の57作品に含めている国立国会図書館所蔵『三井寺縁起』について、実はそれが三井寺縁起諸本の類ではなく立山曼荼羅諸本の類であり、なおかつ立山曼荼羅『宝泉坊本』を題材に江戸時代後期の絵師・狩野一信が、後日の研究や制作の参考にするために実見・模写した、いわゆる粉本であることを論証した。さらにその一信の粉本が、後に立山曼荼羅『吉祥坊本』が制作される過程で、『吉祥坊本』の制作者に実見・模写されたことを論証した。2024年9月30日発行の『北陸大学紀要』第57号を2024年9月12日に「in press」として公開。departmental bulletin pape

    800

    full texts

    801

    metadata records
    Updated in last 30 days.
    Hokuriku University Repository / 北陸大学機関リポジトリ
    Access Repository Dashboard
    Do you manage Open Research Online? Become a CORE Member to access insider analytics, issue reports and manage access to outputs from your repository in the CORE Repository Dashboard! 👇