Hokuriku University Repository / 北陸大学機関リポジトリ
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ニトロ化ストレスにより修飾されたインドール環含有トリプトファン代謝物の健康影響
北陸大学2022(令和4)年度の学内助成制度である「北陸大学特別研究助成 奨励課題研究」に採択された成果報告書である。research repor
立山山麓芦峅寺におけるうば尊信仰の研究 ―新たに発見したうば尊像の紹介も含めて―
立山山麓芦峅寺を拠点とする立山信仰の最大の特徴は、うば尊信仰である。かつて筆者は、これについて宗教民俗学的な手法で調査・研究を行い、その成果を著書として刊行した。
本稿はそれとは別に、文献史学の研究手法で芦峅寺のうば尊信仰の歴史的な展開について考察を試みたものである。その際、芦峅寺の衆徒や社人、門前百姓など、村の居住者たちの生活のなかでのうば尊信仰を、民俗学的に論じることはしていない。本稿では立山信仰の宗教組織である芦峅寺一山がそのステータスを形成していくなかで、彼らがある意味その時代の支配体制に応じて運用していたとも捉えられるうば尊信仰を、同組織の史料や江戸時代に彼らを支配していた加賀藩側の史料などを用いて論じている。これに関連して、筆者は令和5 年の春に古美術商から木造うば尊像9 体を購入したが、そのうちの4 体は像の墨書銘文により、明治時代初期まで立山山麓芦峅寺のうば堂に安置されていた尊像であることがわかった。他の5 体も、立山信仰に関する文献史料や、芦峅寺の人々と古美術商からの聞き取り情報により、概ね江戸時代に芦峅寺の堂に安置されていたものと推測できた。これらの経緯や根拠についても詳しく紹介している。2023年9月30日発行の『北陸大学紀要』第55号を2023年9月22日に「in press」として公開し、9月30日に「press」版を公開しました。departmental bulletin pape
近代日本社会における「世間」の諸相(その1) -身分・地域・女性-
With regard to “SEKEN” in modern Japanese society, this paper takes up the theme of “pre-modern traditional communities that have continued to this day”, and draws on the knowledge of history and folklore, from the three viewpoints of class difference, regional difference, and gender difference.
In this context, this paper refers to class difference and regional difference.
As a result of verification, it became clear that “SEKEN” has changed due to changes in human consciousness caused by changes in the industrial structure and the movement of people.departmental bulletin pape
人は何をNIMBY と感じるのか
本稿はこれまで蓄積されてきたNIMBY(Not In My Back Yard)に関する研究を概観・整理し、あらためてNIMBY の意味を検討する。NIMBY は「自分の裏庭にはお断り」という意味において研究者間で共通理解がなされているが、何を対象とするのか、という点については定かではない。そのため、研究によってはNIMBY facility、NIMBY syndrome、NIMBYismといった派生語まで登場している。これらの氾濫はひとえにNIMBY そのものの意味が不明瞭であることに起因すると考えられる.
そこで英語論文データベースを用いてNIMBY を含む論文を検索し、人々が何をNIMBY と感じたのか論文の出版年、対象国、対象の視点から分類を行った。ただし、本稿のいう人々とは研究者視点から見た人々である。すなわち、本稿は研究者がこれまでに行った研究を人々のNIMBY への認識と読み替えることで分類を行っている。検索された論文数は2129 件であり、これを上記の3 点から分類・クロス集計を行った。得られた結果に鑑みると、人々は自分の周辺に起きる変化に対して少なからず恐怖や不安を感じ、抵抗や拒否反応を示すと考えられる。
すなわち、NIMBY とは「自分の生活や気分を少しでも変化させる可能性がある事象すべて」と意味づけられるといえよう。departmental bulletin pape
共生を目指したオンライン授業での学習者と 参加者の意識とその変化について ―「社会につながる日本語教育」のインタビュー調査の分析から―
本研究の目的は、オンラインでの社会につながる日本語教育で学習者や教室外の参加者はどのような気づきや意識があり、このような実践が社会に対してどのような働きかけができるのかを考察することである。実践では、海外に住んでいる学習者が日本社会の問題を学習者自身の問題として捉え、教室外の様々な背景を持った人々との交流を通じてそれを解決するための提案を考えるという活動を行った。インタビューの分析から学習者はオンラインであっても日本社会につながっている意識があったことや教室外の人々との交流を通じて社会につながる意識の変化や日本人の多様性についての発見があったことが分かった。また、教室外の参加者も活動を通じ、多様性の発見や日本についての新たな気づきがあった。このような実践は、学習者だけではなく、活動に参加した人々の気づきを促す活動となることも明らかになり、共生社会の形成につながることが示唆された。departmental bulletin pape
On the Estimation of Capabilities in Health Care Service
本稿の目的は、Sen(1985)で提唱された「潜在能力(capability)」の測定に関する研究に
ついて検討することである。伝統的な経済学では、所得や資産で生活水準を測定して福祉
の指標としてきた。これらは簡潔で分かりやすく、人々が納得しやすいという利点がある
が、その分、個人の境遇や個別の家計の微妙な差などについて把握することは難しい。
こうした困難を克服すべく生まれた潜在能力アプローチは、個人を取り囲む環境の中で
自身がどれだけ自由な選択ができるかという能力を示したものである。潜在能力は理念と
しては非常に優れたものであっても、測定や社会実装には非常に大きな困難を伴う。
本稿では、Sen(1985)に基づいて潜在能力の定義を振り返るとともに、後藤(2017)を参考
にしながら、潜在能力の概念の問題点について考察する。その後、医療分野で潜在能力ア
プローチを活用した後藤・小林(2018)の研究を詳細に検討する。今後の研究課題としては、
利用可能性の高い公開データを用いて潜在能力指標を計測することが重要となろう。本稿
ではその方向性についても考察する。departmental bulletin pape
金融リテラシーの涵養および金融業界で有益なスキル習得を目標とする授業科目の開発
北陸大学2022(令和4)年度の学内助成制度である「北陸大学特別研究助成 挑戦的・基盤的研究」に採択された成果報告書である。research repor
母子家庭の貧困を予防する結婚への依存度指標「Maridex(マリデックス)」作成
北陸大学2022(令和4)年度の学内助成制度である「北陸大学特別研究助成 奨励課題研究」に採択された成果報告書である。research repor
信認義務論に基づくデータ保護の理論構築:個人情報取扱事業者の専門家性に着目して
北陸大学2022(令和4)年度の学内助成制度である「北陸大学特別研究助成 奨励課題研究」に採択された成果報告書である。research repor
A study on the teaching content of moral education in senior high school - Focusing on “ relationship with group and society ” -
The purpose of this paper is to propose new teaching contents by considering the
contents of moral education in high schools from the viewpoint of the relationship
between groups, society and human beings.
In conclusion, by taking up social phenomena related to the reality of groups or
Societies and reality as subjects and delving into the background of human
relationships and the ways of individual human beings, I would like to explore the way
and creation of better groups or society. I argued that the content of learning is
necessary.departmental bulletin pape