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Relationship Between Expression of Gratitude and the Success of Email Counseling for Suicide Prevention
application/pdfBackground: Studies focused on gratitude as a suicide prevention strategy that strengthens protective factors are increasing. However, previous studies did not examine the relationship between the actual occurrence of gratitude behavior and its suicide prevention effect.
Aim: We examined whether the occurrence of gratitude behavior is related to suicide prevention. Methods: An advertisement inviting viewers to use free email-based psychological consultation services was placed on web pages that displayed the results of searches using suicide-related keywords. All emails received replies as part of gatekeeping activities, and the data obtained (responses to an online questionnaire and the content of the emails received) were analyzed.
Results: In total, 197 consultation service users were analyzed; 33.3% were male and the median age range was 20–29 years. Logistic regression analysis showed an association between service users' expression of gratitude to the gatekeeper in their second consultation email and successful online gatekeeping (odds ratio = 4.62, 95% confidence interval = 2.52–8.48). There were no statistically significant associations with other independent variables. Conclusion: This study supports the hypothesis that gratitude functions as a protective factor for suicide.departmental bulletin pape
Arimasa Mori's Concept of Life
application/pdf本稿は、森有正の思想において「生活」という用語がどのように用いられているのか、森有正の生活概念を検討することを目的とする。森有正にとって、1950年以降亡くなるまでの約26年間パリで生活をすることが、思索の深まりと変貌を促した。森の言う生活は決意を伴うもの、自覚的に選び取るものであった。決意が出発を促す。出発から経験を深めていく場所として「生活」が捉えられていた。経験の基礎となるのが生活であり、森有正にとって、「生活」は思索の源泉であった。森はパリでそのような経験をしたが、日本から送られてきた雑誌に載っていた庶民の手記に、国籍や文明の違いに関係ない1人の人間としての姿を、日本人庶民にも見出した。森は、自分の仕事に徹することができれば、そこが自分にとってのパリである、とも語っている。経験の成熟と共に、もはや固有の場所としてのパリではなく、象徴的な場所と変わっていった。また、森はパリの生活に秘められた潜在的力を、フランスの学校教育に見出した。departmental bulletin pape
Island with a Customary Law : A Case Study of Nauna Constitution in Manus Province,Papua New Guinea
application/pdfパプアニューギニア・マヌス州のナウナ島では、ナウナ憲法が2001 年から施行され、島の社会生活を秩序づけている。この憲法は、島民たちが自らの手で成文化した慣習法であり、序文と3章125条からなる。本論は、相互に関連する二つの目的をもつ。一つは、いまだ紹介されたことのないナウナ憲法の内容を明らかにすることである。その際、筆者は、ナウナ憲法を民族誌的に記述することにする。それにより、ナウナ憲法の特徴や島社会の生活が浮き彫りになることだろう。もう一つの目的は、公認されていないナウナ憲法がいかに法的効力をもつのかを考察することである。鍵となるのは、パプアニューギニアで慣習に法的効力を与える二つの制定法(慣習承認法、村落裁判法)である。こうした制定法の重要性は強調してもし過ぎることはないが、本論ではナウナ憲法をうまく操作する島民の主体性にも着目したい。departmental bulletin pape
A Quest for Pedagogy in the Post-WWII Era (70 Years under the Constitution of Japan) : Through a Perspective of My Curriculum Study (In Commemoration : Essays in Honor of Professor UMEHARA Toshio upon his Retirement)
application/pdf現代史の起点を1947年の日本国憲法施行と捉え、以後今日までの間に展開された筆者の教育課程研究の足取りを総括した、和光大学での最終講義論文である。
まず、戦後教育による被教育体験をたどり、制度が民主化されても教育活動の隅々に民主主義が浸透するには、時間差と地域差があったことを述べた(第一章)。次に1980年までを教育学研究の模索期とし、その底流には人間本質論の学習があったことを確認し、筆者の学士論文と修士論文の問題意識を説明した(第二章)。
筆者の研究者としての教育学研究は、学力と人格の研究から始まり人間発達の研究へと発展して行ったこと、その過程で本格的な教育課程研究が行われきたこと、その集約として学習指導要領研究が積み重ねられてきたことを振り返った(第三章)。
最後に、2011年3.11の衝撃と思考の枠組みの再構築に挑み、新たな地域と学校の復興実践に注目していることを紹介した(第四章)。こうした探究の基盤には、「人間を探す旅」とも表現できる筆者の生き方があり、この探究は今後も続けて行くことを確認した。departmental bulletin pape
The Transformation of the Young by the Labor Education at Wako University : In the Deterioration of the Employment and Neoliberalism (In Commemoration : Essays in Honor of Professor TAKENOBU Mieko upon her Retirement)
application/pdf本論は、和光大学の労働環境の変容と働く権利についての授業に対し、学生たちが授業ごとに提出したコメントペーパーをもとに、その働く権利に対する意識をさぐり、それが授業を受ける中で、どのように変容していったかを明らかにする。新自由主義的経営や労働の規制緩和の中で若い世代が職業生活を継続していくために、「新しい人権」としての労働権を学ぶ重要性は増している。にもかかわらず、労働組合の影響力の弱まりと、「自己責任」を強調する風潮の強化によって、こうした知識を身に着ける機会は激減し、若い世代は事実上、無援状態に置かれている。その結果、アルバイトをはじめとする職場での不当な扱いに対してもあきらめが強く、職場での問題は解決の力は弱い。授業の中で、働き手を支えるルールや、労働相談窓口の存在を知らせることで、職場での問題は、解決できるのだと自信を持つ学生たちは少なくない。若い世代が社会に出ていくために、企業に採用される力を目指す「キャリア教育」だけでなく、働き手が身を守る方法についての知る「労働教育」というもう一つの柱が必要だ。そうした二つの柱を提供する場としての大学の取り組みが問われている。departmental bulletin pape