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    ガミースマイルを伴う矯正治療患者における口唇運動の三次元解析

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    松本歯科大学博士(歯学)2019甲第227号application/pdf[目的] ガミースマイルはフルスマイル時に魅力的でないと判断されてしまうことが多い。本研究ではガミースマイルを伴う矯正治療患者のスマイル時の顔貌改善を目的として、特に口唇の動きに焦点をあて、スマイル時の正常咬合者の口唇の動きとの差について三次元的に比較検討を行った。[資料および方法]本研究に同意の得られた個性正常咬合者34名(男性23名、平均年齢21.1±2.3歳;女性11名、平均年齢20.4±2.3歳)およびガミースマイルを伴う矯正治療女性患者(以下、ガミースマイル群)15名(平均年齢23.4歳±5.4歳)を対象とした。閉唇時とポーズドスマイル時およびフルスマイル時のステレオ画像を撮影し、三次元解析ソフトウェア(QM3000)を用いて、顔貌写真を立体構築した。閉唇時-ポーズドスマイル時と閉唇時-フルスマイル時の上下口唇中央部、左右口角部および左右頬部の動きについて、ステレオ画像計測法を用いて三次元的に解析し、正常咬合者内と正常咬合者群およびガミースマイル群間にて、各測定点間の差の統計処理を行った。[結果]1.正常咬合者群内閉唇時-ポーズドスマイル時と閉唇時-フルスマイル時の比較で、女性群では水平方向の左右口角部に有意差を認めたが、垂直・前後方向では有意差は認めなかった。一方、男性群では、水平方向の上唇・下唇中央および垂直方向の下唇中央を除く部位で有意差を認め、前後方向では有意差は認めなかった。2.正常咬合者群とガミースマイル群閉唇時-ポーズドスマイル時と閉唇時-フルスマイル時の比較で、水平方向では正常咬合者群とガミースマイル群間で有意差は認めなかった。垂直方向では正常咬合者群とガミースマイル群間でポーズドスマイル時において全ての計測項目で有意差は認めなかった。閉唇時-フルスマイル時では、ガミースマイル群の上唇中央は上方への有意に大きい運動を示した。前後方向の運動では、ポーズドスマイルおよびフルスマイルの下唇中央に有意差を認め、ガミースマイル群の下唇は後方へ有意に大きい運動を示した。[考察および結論]ポーズドスマイルは「感情に関わらない学習された自発的な笑顔で、高い再現性」が報告されている。正常咬合者における男女差について、男性は日常的に表情を意識する機会が女性と比較すると少ないと推測されることから、フルスマイル時に対するポーズドスマイル時の表情の変化は小さくなったと考えられた。また、正常咬合者群とガミースマイル群の比較において、女性は、日常的に顔や表情を意識する機会が多いと推測されることから、本研究におけるガミースマイル群の女性のポーズドスマイル時の水平・垂直方向で有意差が認められなかったと考えられた。ガミースマイルを伴う矯正治療患者のフルスマイル時には、正常咬合者と比較して大きな上唇の上方への垂直的な運動を有することが明らかとなった。従って、ガミースマイルを伴う患者の矯正治療の際は上顎前歯の圧下のみならず、上唇の上方への垂直的および下唇の後方への前後的な運動量に対する対応が治療方針決定の一要因となる可能性が示唆された。doctoral thesi

    歯科衛生士の就業継続意思に影響する要因ー外的・内的キャリアとの関連性ー

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    松本歯科大学博士(歯学)2019甲第224号application/pdf概要:歯科衛生士の離職防止を目的に、内的キャリアとキャリア・アンカー、内的キャリアと職場の実情および外的キャリアについて、歯科衛生士の就業継続意思と関連する要因を多変量解析により明らかにした.その結果、就業継続意思に関連がある要因は「自分自身、家族、仕事、それぞれのニーズが同時に満たされている(調整オッズ比0.11:95%信頼区間0.02-0.60)」であった。今回の分析では、3つのニーズをバランスよく調和させて実現することが必要な要件であり、そのうちの一つが欠落していても就業継続にはならない.言い換えれば、この研究は仕事と生活のバランスが継続的な雇用にとって重要であることを明らかにした.歯科衛生士の就業継続のために、管理者である歯科医師は歯科衛生士のワークバランスを考慮する必要がある。歯科衛生士自身が職務を遂行し、家庭や地域社会における生活の各段階に応じてさまざまなライフスタイルを選択し実現できるようになれば、継続的な就業につながる.歯科医師、歯科衛生士の両者がそれらの要因を考慮する必要があることが示唆された.doctoral thesi

    地場産業から地域密着型産業へ

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    経管栄養と経口摂取の要介護高齢者における口蓋、舌、咽頭細菌叢の検索ー次世代シークエンスによる解析ー

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    松本歯科大学博士(歯学)2020甲第230号application/pdf要旨経管栄養者の細菌叢と細菌叢に与えている要因を明らかにするために経管栄養患者と経口摂取者の口蓋・舌・咽頭における細菌叢を次世代シークエンス解析(NGS)により比較検討し、細菌叢に影響を与えている要因を主成分分析と相関比を用いて検索した.対象は、経管栄養者20名と経口摂取者19名の要介護高齢者とした.入院記録より年齢,性別,疾患,寝たきり度を確認し,Japan Coma Scale, 意識レベル, 意思疎通の有無を記録し,残存歯とう蝕の有無,CPI測定を行った.検体採取は,口蓋,舌,咽頭をスワブ法にて実施し,通法に従い次世代シークエンス・メタゲノム解析を行い,細菌の種類と構成率を評価した.Shannon指数は、経管群が口蓋と咽頭において経口群よりも有意に低かった.経管群は,口蓋,舌,咽頭で好気性菌が経管群より有意に多かった.通性嫌気性菌は,舌と咽頭で経管群に有意に多く認めた.経管群における口蓋,舌,咽頭の構成比率は共通し,Neisseria属,Streptococcus属,Rothia属が上位を占めた.各部位における2群間での主成分分析は,口蓋の第1主成分における寄与率は,21.3%,舌で32.7%,咽頭で30.1%であった.相関比は,いずれの部位でも「経管と経口」の要因が最も高く,口蓋で0.423(P<0.01),舌で0.517(P<0.01),咽頭で0.518(P<0.01)となった.細菌叢と最も関連のある要因は,「経管と経口」であり,経管栄養者の口蓋,舌,咽頭の細菌叢は,好気性菌が多く,多様性が低く偏っていることが共通していた.doctoral thesi

    象牙芽細胞の枯渇は象牙芽細胞分化と象牙質形成を誘導する

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    松本歯科大学博士(歯学)2019甲第218号application/pdf歯科治療のために窩洞を形成した歯の髄腔側では,象牙芽細胞による石灰化が亢進する.以上は,失われた硬組織を補填する生体防御反応であり,臨床現場では,より早期の修復象牙質形成が求められる.この過程において,窩洞形成にともない象牙芽細胞の細胞死が誘導され,新生象牙芽細胞の出現が観察される.しかしながら,象牙芽細胞死と修復象牙質の形成との関係は良く分っていない.今回我々は,遺伝子改変マウスを用いて,ジフテリア毒素(DT)投与により象牙芽細胞を特異的に死滅させる実験系を構築した.この実験系を用いて,修復象牙質の形成に対する象牙芽細胞死の重要性を調べることを目的とした.Ⅰ 型コラーゲンのプロモーター[Col1(2.3)]の制御下でGFPを発現するマウスの上顎の第一臼歯を回収した.凍結切片を作製し,共焦点レーザー顕微鏡で観察した.その結果,象牙芽細胞にGFPの発現が特異的に観察された.したがって,歯髄組織において,Col1(2.3)は象牙芽細胞特異的なマーカーであることが示された.そこでCol1(2.3)-Cre/flox-stop-flox-ジフテリア毒素受容体(DTR)マウスを作製した.Col1(2.3)-Cre/DTRマウスにDTを投与すると,象牙芽細胞が組織特異的に死滅することを確認した.次にCol1(2.3)-GFP/Col1(2.3)- Cre/DTRマウスを用いて,象牙芽細胞の枯渇後の再生象牙芽細胞の出現の有無を観察した.その結果,枯渇した象牙芽細胞は,時間依存的に再生することが明らかになった.次に,象牙芽細胞枯渇後の修復象牙質の形成を,カルセイン標識により観察した.その結果,象牙芽細胞を枯渇した条件下でのみ,象牙質へのカルセインの取り込みが認められた.さらに,micro-CTによる解析結果から,象牙芽細胞の枯渇後に硬組織体積が増えることが示された.以上より,象牙芽細胞の枯渇が新生象牙質形成を誘導することが明らかになった.次に,象牙芽細胞の枯渇後に歯髄組織で活性化されるシグナル伝達経路を解析した.その結果,象牙芽細胞の枯渇後に,副甲状腺ホルモン(PTH: parathyroid hormone)/PTH関連蛋白質(PTHrP: PTH-related protein)受容体の発現上昇が歯髄組織で確認された.象牙芽細胞の枯渇条件下では,PTH/PTHrP受容体を介して活性化されるPKA(protein kinase A)の下流シグナル分子であるCREB(cAMP responsive element binding protein)のリン酸化の上昇も認められた.さらに,PTH(1-34)のマウスへの投与は,象牙芽細胞の枯渇にともなう新生象牙質の形成を促進した.以上の所見より,象牙芽細胞死が歯髄環境に作用して,(1)歯髄間葉系細胞のPTH/PTHrP受容体/PKA経路を活性化する結果,象牙芽細胞への分化が亢進すること,(2)それに引き続き新生象牙質の形成を誘導することが示唆された.すなわち象牙芽細胞死を引き金とした,象牙芽細胞の再生および新生象牙質の形成を調節する歯髄環境の存在が示唆された.doctoral thesi

    頸動脈石灰化と歯周病の関連についての横断研究

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    松本歯科大学博士(歯学)2019甲第223号application/pdf【目的】本論文はコンピュータ断層撮影法(CT)画像から判定される頸動脈分岐部石灰化の有無とパノラマエックス線画像による歯槽骨吸収率、現在指数および全身疾患との関係を明らかにすることを目的とし、さらに歯槽骨吸収率から頸動脈石灰化の予知も検討した。【対象と方法】松本歯科大学病院を受診した295名を対象者とし、CT画像所見から頸動脈石灰化群(C群)と頸動脈非石灰化群(NC群)の2群に分け、統計学的に分析を行った。【結果】C群では有意に年齢が高く、高血圧症および骨粗鬆症が多く、現在歯数が少なく、歯槽骨吸収率が高かった。多変量解析においては歯槽骨吸収率が頸動脈石灰化と有意に関連していた。また、ROC解析より、歯槽骨吸収率測定によって頸動脈石灰化を高い感度で予測できる可能性が示唆された。【考察】今後は新たなスクリーニング指標としてパノラマエックス線画像から歯槽骨吸収率を簡便に計測できるツールの開発を行い、さらなる検討をすすめ、歯科医院でのツール実用化に向けて医科との連携システム構築の一助をめざす。【結論】頸動脈石灰化の有無は年齢、歯数、高血圧、歯槽骨吸収率と関連することが判明した。また、歯槽骨吸収率は、頸動脈石灰化のスクリーニング指標として有用である可能性が示された。doctoral thesi

    BMP誘導性の異所性骨における骨形成抑制因子スクレロスチンの発現解析

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    松本歯科大学博士(歯学)2020甲第231号application/pdf要旨現在,歯科臨床において,顎骨腫瘍の摘出後の欠損を補う自家骨移植あるいは骨誘導再生法による顎骨の再生医療が行われている.これらの治療における臨床的課題として,移植骨の経時的な吸収や形成される再生骨量の不足が問題となっている.一方,骨組織における骨細胞の役割は永年不明であったが,近年,スクレロスチンというタンパク質を特異的に分泌していることが発見され,スクレロスチンには骨形成抑制作用があることが報告された.スクレロスチンは骨細胞から特異的に分泌されるタンパク質で,スクレロスチンの働きを阻害する抗スクレロスチン抗体は新規の骨粗鬆症治療薬として注目され,近年臨床応用されている.骨誘導因子 (Bone morphogenetic protein:BMP)は,骨基質中に存在し,異所性骨形成を誘導するタンパク質である.BMP誘導性の異所性骨におけるスクレロスチンの発現については,未だ明らかにされていない.そこで,本研究では,リコンビナントBMP-2誘導性異所性骨におけるスクレロスチンの発現を観察し,その形成・吸収過程におけるスクレロスチンの役割を解析し,顎骨欠損に対する再生医療の研究に貢献することを目的とした.BMP-2を浸漬した直径2 ㎜の円柱のコラーゲンペレットを作製した.生後7週齢雄のC57BL/6マウスの右側大腿部内側の筋膜下にペレットを移植し,移植後7日,10日,2週,4週,6週後に誘導されたペレットを採取した.採取した異所性骨をマイクロCTおよび各種染色により組織学的解析を行った.BMP埋入後7日で回収したペレットでは,マイクロCTで解析可能な石灰化は認められなかった.組織学的解析では,移植したBMPペレットを取り囲むメタクロマジー陽性 (トルイジンブルー染色) の軟骨組織を含む結合組織が認められた.また,アルカリホスファターゼ (Alkaline phosphatase:ALP) 陽性の骨芽細胞も多数認められた.BMP埋入後10日で回収した異所性骨では,マイクロCTにおいて,BMPペレット外周に石灰化像を認めた.組織学的解析では軟骨組織と骨組織を認めた.ALP陽性の骨芽細胞と共に,トルイジンブルー染色で認識される軟骨基質中に多数の軟骨細胞を認めた.抗スクレロスチン抗体を用いた免疫染色では,軟骨細胞においてスクレロスチンの発現を認め,骨様組織中にもスクレロスチン陽性骨細胞の出現を認めた.BMP埋入後2週間で回収した異所性骨では,マイクロCTにおいて,BMPペレットを完全に取り囲む多孔質な石灰化像を認めた.組織学的解析では,埋入後10日で認められた軟骨様組織はほぼ消失し,骨様組織が占めていた.ALP染色では,骨芽細胞と軟骨細胞で陽性を示した.また,多孔質な石灰化組織に存在する骨細胞において,スクレロスチン発現が強く認められた.これらの骨細胞は,骨細胞の特異形質である象牙質マトリックスタンパク質-1 (Dentin matrix protein-1:DMP-1) と線維芽細胞成長因子-23 (Fibroblast growth factor-23:FGF-23) のタンパク質発現が認められた.BMP埋入後4週間で回収した異所性骨では,マイクロCTにおいて,石灰化物の不透過性が亢進するとともに,外殻の厚さは薄くなっていた.組織学的解析では,層板様構造の石灰化物が認められ,ALP染色では骨芽細胞で陽性を認めるが,埋入後2週間よりも弱い発現であった.層板骨の骨組織は扁平となり,骨細胞におけるスクレロスチン,DMP-1およびFGF-23の発現が認められた.BMP埋入後6週間で回収した異所性骨では,マイクロCTにおいて,埋入後4週間と同様であった.組織学的解析でも埋入後4週間と類似した層板様構造であった.ALP染色では骨芽細胞で陽性を認めるが,かなり弱い発現であった.骨細胞におけるスクレロスチン,DMP-1およびFGF-23の発現はBMP埋入後6週間でも維持されていた.以上の結果より,BMP誘導性異所性骨において,骨細胞はスクレロスチンを発現していた.また,興味深いことに,BMP誘導性異所性骨における軟骨細胞において,スクレロスチンの発現が認められた.このことから,スクレロスチンを標的としたアプローチは,顎骨再生医療におけるBMP誘導性の異所性骨形成にも有用な骨形成促進作用を示す可能性を示唆している.doctoral thesi

    投稿規程・編集後記

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    運動ストレスが脳内のβ-エンドルフィンの発現に及ぼす影響

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    松本歯科大学博士(歯学)2019甲第228号application/pdf【背景と目的】生体には様々な生体防御機構が備わっており,ストレスが加わると抗ストレス作用を示す.これを担っている物質の1つに内因性オピオイドのβ‐エンドルフィンがある.現在までに運動が血漿β‐エンドルフィン濃度を上昇させ,高揚を高める事が明らかとされている.これらの事から,運動により脳内のβ‐エンドルフィンも増加する事が考えられる.しかし脳内の特定部位でのβ‐エンドルフィンの発現に関する報告は少ない.一方で,内因性オピオイドは下行性痛覚抑制系に関与し,中脳水道周囲灰白質(PAG: periaqueductal gray)がその主要部位である事が報告されている.そこで,運動によるPAGと視床下部弓状核に発現するβ‐エンドルフィンの量を調べ,運動ストレスとの関係を比較検討した.【方法】雄のWistarラットを,速度11.0m/min(高速運動群)あるいは6.6m/min(低速運動群)に設定したローターロッド装置に入れ,1回30分を1日2回(AM7:00とPM7:00)7日間負荷した.走行させずに1日2回30分間ずつ装置内に放置したラットをコントロール群とし,各群5匹ずつを対象とした.7日目の条件負荷後,血液を心臓から採取し,コルチコステロン測定キット(ELISA)を用いて,血漿コルチコステロン濃度を測定した.血液を採取した後,組織を還流固定し,脳を摘出して20μmの切片を作製した.PAGの4部位(背内側(DM: dorsomedial),背外側(DL: dorsolateral),外側(L: lateral),腹外側(VL: ventrolateral))および視床下部弓状核部の切片(1匹につき各部位3枚)を免疫染色した.それらの部位を撮影し,画像をモノクロ二階調化した後,100×100μmに染色された面積を計測してβ‐エンドルフィンの発現状態を比較検討した.【結果】高速運動群と低速運動群の血漿コルチコステロン濃度は,ともにコントロール群に比較して有意に上昇した.高速運動群と低速運動群の間に有意差は認められなかった.PAG全体における条件別のβ‐エンドルフィンの発現状態は,高速運動群が他群に比較して有意に上昇した.低速運動群とコントロール群の間には有意差は認められなかった.各群での部位別の比較では,高速運動群のVLのβ‐エンドルフィンの発現量は DMとDLより高かった.低速運動群では,VLがDM,DL,Lより高く,LはDMとDLより高かった.コントロール群では,VLとLがDMとDLより高かった.各部位での比較では,DMのβ‐エンドルフィンの発現は,高速運動群がコントロール群より有意に高く,DLでは高速運動群が低速運動群より有意に高かった.視床下部弓状核でのβ‐エンドルフィンの発現には各群に有意差は認められなかった.doctoral thesi

    2019年業績目録(2019年1月~2019年12月)松本歯科大学歯学部総合歯科医学研究所

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