Bukkyo University
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Sociology of Culture and Sociology of Knowledge in Talcott Parsons A study on advantages and defects
パーソンズ流の文化社会学とも形容できる文化システム論の企図は,ドイツ文化社会学が主眼に置く文化と社会の相互作用の考察を,両領域にかかわる分析概念の分化を徹底させることで,相互浸透の考察にまで押し上げることにあった。 また,パーソンズによる文化社会学的枠組は,後年の知識社会学的枠組に反映されている。「行為の合理的構成要素」に再定位された知識は,文化システム論の図式における経験的な信念の体系に相当するものであり,科学のみならず,現実への独立という志向をそなえたイデオロギー的観念も含まれる。 本稿の目的は,パーソンズが中期以降に構想した文化社会学と知識社会学の鳥瞰をとおして,定式化の試みにおいて完遂されたとは言いがたい両者の特長と欠陥を紙幅の許すかぎり挙示することにある。前者の構想では,文化と社会の相互関係を多元的,複合的に把捉しようとする視点や理論構成の基盤に行為を据える姿勢といった長所とともに,日常生活者の経験的主観性からの遊離や変動論的視点の希薄性といったパーソンズ社会学全般につうじる問題点を指摘することができる。後者の構想では,知識が社会構造に対して一定の変化や変革をおよぼす際に不可避的に生じる,その他の文化的,社会的な行為の諸構成要素との複雑な連関の理論的視座を欠く一方で,K.マンハイムの具体的なユートピア概念に仮託して展開された知識の継起的変遷をめぐる考察のなかに,克服の対象として俎上に載せられていた歴史主義的・変動論的なドイツ文化社会学へのパーソンズなりの歩み寄りの姿勢を読み取ることができる。文化社会学知識社会学相互浸透知識ユートピ
About the Establishment of Gender Equality Plans in Local Government
地方自治体,特に市区町村における男女共同参画計画に関して策定過程の事例,調査分析,目標・評価それぞれの論考について,(1)策定過程の事例では,庁内調整,学習の機会,市民や NPO とのパートナーシップの重要性,トップの姿勢,市民の意識喚起,女性議員の増加,数値目標設定,評価・検証について,(2)調査分析では,市民や自治体職員の意識向上や研修実施,審議会への女性の登用,政策評価指標の導入,女性に対する暴力や被害者支援体制の整備の推進,就労と子育ての両立を支援する施策の充実,性別・年齢・地域による浸透度のばらつき,職場や家庭内での女性に対する暴力の増加,M 字型曲線傾向,男性全般や10・20 歳代女性にとっての男女共同参画について,(3)目標・評価では,数値目標の設定,政策評価での分析枠組・政策指標・評価基準の設定,進行管理の方法,ジェンダー予算分析の必要性についてまとめた。男女共同参画審議会数値目標進捗管理・進行管理政策評価ジェ
ンダー予
Ability formation through Special Activities in Elementary and Secondary Education. : Focus on Interactive, and Deep Learning
本稿の目的は,大学生に対する調査の分析,検討を通して,初等・中等教育段階の特別活動によって獲得できる能力形成について検討することである。とりわけ,「主体的・対話的で深い学び」の実現に向けて重要となる主体性や協働性に注目し,これらがどの程度身についたのか,そして,特別活動でもどの活動においてこれら能力が獲得されたと考えるのかについて明らかにする。検討の結果,主体性,協働性の獲得の要因には,将来の仕事を決定した上で,大学進学をした者,つまり将来見通しを立てる力があることや,中学,高校の成績が高いことが影響していた。そして,主体性,協働性が獲得されたと考える活動としては,小学校では運動会,中学校では体育祭,文化祭,生徒会,高校では生徒会をあげる者が多かった一方で,学級会,ホームルームについては,全体的に,こうした能力が形成されていないと考える者が多いことが明らかとなった。主体性協働性新学習指導要