Bukkyo University
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A Study of Japanese Newspaper’s Social Functions in Colonial Korea : Focus on Inter-Town Competition Relay Held by Keijo-Nippo
朝鮮総督府の機関紙的性格をもつ日本語新聞『京城日報』は1920年代,副島道正社長のもとで紙面の充実が図られた。他方,この時期には朝鮮で体育に対する関心が高まり,1924年,内地での「体育デー」制定に連動した動きの一環として『京城日報』主催の「京城市内町洞対抗リレー」が開催された。『京城日報』はメディアイベントとしての性格をもつこの行事を通して,「内鮮融和」や資本主義発展のための身体調教,そして帝国の統合という当時の朝鮮社会で交差する複数のイデオロギーを草の根レベルで視覚化した。さらに,その様子を情報として朝鮮全土に拡散させた。すなわち,「文化政治」期の『京城日報』は,体育競技などの「文化」によって朝鮮支配を貫徹しようとした植民地権力のイデオロギー装置であり,一見,非政治的な住民参加型体育イベントを通じて,支配イデオロギーを視覚化し,拡散する社会的機能を果たしたのである。京城日報在朝日本人メディアイベントスポーツ文化政
“Syoikibōbi(memorandum about diploma in court rank)” in Kyoto Institute, Library and Archives.
Consideration of local government as an investment institution : With a focus on Yusuhara Town of Kochi Prefecture.
この論文は,地域経済論の視点から,地域の持続的発展のための資金循環の起点として資本を投入し続ける基礎自治体の役割を,高知県梼原町における集落活動センターの取組みに焦点を当てて考察した。梼原町では,高齢化の進展と主要な雇用の受け皿であった林業や建設業,卸売・小売業での就業者が減少している。これに対して,県や町独自から財政的支援を受けた集落活動センター事業によって,旧小学校や集会所などを利用した拠点を全ての区に備え,地域住民が主体となって,近隣の集落との連携を図り,生活、福祉、産業など、地域が抱える課題やニーズに応じた取組みを地域ぐるみで行っている。こうした活動は,地域での雇用創出とコミュニティ機能の維持に寄与し,地域内再投資力を高め,地域内経済循環の形成のために重要な要因となっている。地域経済地域内経済循環地域経済
城一本平家物語における「髑髏尼物語」の形成
八坂系平家物語の一種である城一本平家物語は、その刊記に城一ゆかりの平家物語であるという伝承を記す伝本である。現在では城一に仮託したものと考えられているが、そうした権威を利用して、新しい平家物語を創り出そうとしたものとして注目される。 本稿では『源平盛衰記』から取り込んだと思われる「髑髏尼物語」をとりあげた。『盛衰記』で設定された重衡救済物語の文脈から切り離し、六代物語との連関を深めるために、処刑された若君の前景化を進める城一本の形成過程を明らかにした
Development of a Rubric for Evaluating Problem-Solving-Oriented Problems Created by Students in Elementary School Science Classes : A Case Study of Sixth Grade Students
作問授業は,主に算数・数学科において研究がなされ,理科において導入された研究は数少ないのが現状である。中学校及び小学校理科における作問授業に関わる国内の先行研究では,特定の場面を設定し,学習した科学的知識を再生・活用することを求める場面解決型の作問が導入され,思考力や表現力の育成を目指している点に特徴が窺えた。しかしながら,学習者が作成した場面解決型問題をいかに評価するかについては明らかとなっていない。そこで,本研究では小学校理科における場面解決型作問授業において,児童が作成した問題を評価するためのルーブリックを開発し,学習評価としての可能性を検討することを目的とした。この目的を達成するために,小川・平田(2017)の小学校理科場面解決型作問授業において作成された58人の問題を対象に,モデレーションを用いたルーブリック開発に着手した。その結果,問題の特徴に基づいた4点満点のルーブリックを開発するに至った。そして,開発したルーブリックによる採点及び作問事例の確認により,質的な違いによって量的評価が可能となることを示すことができた。また,場面解決型の作問授業とルーブリックを併用した新たな授業展開の可能性を見いだすことができた。ルーブリックモデレーション学習評価場面解決型作問授業小学校理