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Bukkyo Universty Academic Knowledge & E-resources Repository: BAKER
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    11843 research outputs found

    The Appendix Catalogue of the Higashibojos’ Collection of Books and Higashibojo Tadanaga

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    紀伝道の家として公家の学問や知識継承の中核を担ってきた東坊城家の基礎的調査を試み、同家の蔵書目録を調査している。本稿では、先に公開した「京都府立京都学・歴彩館所蔵『(東坊城家)和書目録』、『(東坊城家)漢書目録』」(『歴史学部論集』十一、二〇二一年)を補うものとして、彰考館所蔵『迎陽館書目之内史館無之分覚書 全』の内容とともに、明治初期の同家の文庫の状況を紹介する。本史料には奥書等がなく、作成者や作成時期は未詳であるものの、前記目録との関係から、明治初期に東坊城任長によって記された可能性が高いと推察する。当家の蔵書の特色を検討する上で、本史料は貴重な内容を伝える。東坊城家東坊城任長蔵書知識継承迎陽

    The Expansion of Japanese Pharmacies to North China under the Reorganization of Pharmaceutical Trade Institutions during the Sino-Japanese War (1937-1945)

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    本稿は、近代の地域形成において、植民地形成や対外進出が経済活動に関わる制度やそれらが対応するナショナルな空間の再編を要求したことを解明するため、日中戦争期中国華北地域に進出した日経薬品業者の実態と、その動きが直面した薬事制度の違いにより発生した問題を検討した。具体的には日中戦争の勃発とともに日系企業が進出を進めた華北五省を対象に、昭和13(1938)年に刊行された松井啓『実際家の観たる今日之北支薬業』を資料として、その記述内容から当時の日系薬品業者が華北地域への進出に際して障害と認識していた薬事制度上の問題点とそれらに対する言説を分析した。その結果、日系薬品業者は華北地域の新占領地への進出に際して、日中の薬事制度の違いを参入障壁として強く意識しており、取引に関わる制度の改変によって、華北地域は内地の薬品業界が抱える矛盾を転嫁しうる空間に再編できるとみなしていたことが明らかとなった。薬事制度華北薬局方成薬・売薬医薬品業界

    What Hinders Disabled Persons’ Right to Rehabilitation?:A View from the Perspective of Employment Status and Income Security

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    障害福祉サービスの利用時に必要な費用負担やホテルコストは,サービスの利用抑制につながるとの報告もある。しかし,所得保障がどのような影響を与えているのかは明確ではない。そこで,A 県の障害者支援施設の利用者群と利用キャンセル群の社会保障,雇用形態を,それぞれ男女に分けて考察した。その結果,施設利用群は70% の利用者に傷病手当や休業補償等の所得保障があるのに対してキャンセル群は54% しか所得保障がなかった。また,費用負担を必要としない非課税世帯や生活保護世帯でも利用抑制につながる場合があることが分かった。さらに,費用負担やホテルコストを決定する基準が利用する事業や利用形態によって大きく異なっていることも挙げられる。自立訓練を利用した人には利用終了後の生活で復職や自動車運転の再開等の QOLの高い生活を送る可能性があるのにも関わらず,費用負担等の要因で中間層は利用が抑制されている現状が推察された。障害福祉サービス費用負担ホテルコスト利用排除・抑

    “Goshui Wakashu”: A Brief Study on the Poem Groups in the Anthology of Waka

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    『後拾遺和歌集』巻第十八雑四には、故人の家集をめぐる六首からなる歌群が存在する。この「家集歌群」の前半は紀貫之の家集にまつわる河原院歌人たちの詠作が並ぶ。後半は、重代歌人一族として著名な大中臣家の歌が並び、後三条院越前なる女房歌人の一首で締めくくられている。伊勢大輔や能宣など、錚々たる顔ぶれの大中臣歌人たちをおさえて、越前の歌が歌群の掉尾に配されたのはなぜだったか。越前は『後拾遺集』の撰者通俊と同じく、「母系祖母」の代で大中臣一族に辛うじて接続する血筋を持っていた。通俊は、勅撰集撰者としては実績を欠くという同時代の評価に対抗すべく、重代歌人一族の代名詞であり、『後撰集』の撰者能宣を擁する大中臣一族の血筋の誇示を試みたと考えられる。そのうえで、前接する貫之家集歌群は、歌聖貫之の家系といえども、僅か二代しか有力歌人を輩出し得なかったのに比して、自家大中臣一族は六代に亙って連綿と歌人の系譜を繋いできたことを明瞭に示す狙いがあったと論じた。勅撰和歌集後拾遺和歌集藤原通俊家集文学社会

    The Meaning of Walls in Attack on Titan: A Social Semiotics Approach

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    本稿は、社会記号論(social semiotics)の分析的枠組みに依拠し、視覚的構成(visual compositions)におけるフレーミング(framing)、すなわちビジュアル記号がどのような枠(フレーム)のなかに配置されるのかという観点にもとづきながら、漫画およびアニメ『進撃の巨人』における「壁」が果たす役割を分析・考察する。とりわけ、『進撃の巨人』におけるさまざまな「壁」が、敵と味方(たとえば、「人類対巨人」、「パラディ島のエルディア国に住むエルディア人対マーレに住むエルディア人」、「マーレ人対エルディア人」など)の境界線を引くことの難しさを暗示する役割を果たしていることを論じていく。社会記号論フレーミング境界線進撃の巨人

    Mental Health and The Creation of Community Commons in the Next Society

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    精神保健医療福祉システムの次社会のあるべき姿を検討していくにあたり,現在日本では開かれた社会,つまり地域共生社会をめざした制度改革がすすめられているものの,実際はある種の危うさを孕んだ過渡的社会である。そうした現状を本稿では地域の囲い込みと新アサイラム的課題として抽出し,コミュニティ・コモンズの生成に向けて,いくつかの議論にふれながら論じた。最新の精神保健福祉法等の改正では,メンタルヘルスに課題を抱えた人への地域での支援に関する条文が追加された。精神保健領域において支援が必要な対象を制度上広げていくことは,精神科医療の枠にとどまらない。ともすればかつてアサイラムと称された全制的施設の特徴を備えた管理体制が,地域の中に新たな姿としてつくられていくことにシフトしかねない危惧がある。そうした支援の名目での新たな囲い込みは,問題を抱えた人を対象化し,専門職による介入的側面が焦点化されがちである。さらに示唆されるのは市民として生きることからの排除の可能性である。他方,その時代と社会情勢を映す形でメンタルヘルスの問題は次々と浮かび上がり,人々の生活,生活の場であるコミュニティなどの社会関係もそれら影響を受ける。地域サイドでは,これまで以上にさまざまな地域課題に直面し,独自の対応を模索することや固有の地域づくりが求められることになる。これらを踏まえ,地域課題にかかわる人,組織,団体がコミュニティの構成と運営をいかに自明のものとするのか,ひとつに地域の中での回復コミュニティを形成していくプロセスに,社会的共有材としてのコミュニティ・コモンズの概念やメンタルヘルスリテラシーの向上があげられることを確認し,次なる社会への議論の方向性を示した。精神保健コミュニティ・コモンズ新アサイラム臨床論と制度政策との相

    What Does Academic Background Mean for Professional Baseball Players in Japan?

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    学歴の意味を探ろうとするときに,音楽界,美術界,芸能界,スポーツ界などは実力の世界であり,学歴との関係は薄いというのが教育社会学においては常識とされてきた。なるほど,これらの世界で求められる能力には,学校教育の中で身につけられるとは考えにくいものが多く含まれることは事実である。しかし,学歴を旧来の機能主義的解釈で理解するならば,知識・技術・スキルを身につけることが中心概念となるが,学歴の持つ意味をより広く,ネットワーク形成機能,あるいは社会関係資本形成機能をも持ち合わせるものと考えるならば,スポーツ界なども無縁ではないと考える。本稿ではプロ野球界を例にとり,「球歴」の意味を広義に解釈し,「学歴は無関係」どころか,極めて重要な役割を果たしてきたことを明らかにするための仮説の提示を行う。いわばプロ野球というスポーツ文化の担い手の形成に学歴が持つ意味について予備的考察を行うというわけである。職業野球プロ野球東京六大学球

    The Shiba Clan's Control over the Owari Area during the Muromachi Period and Regional Control of Its Subjects, Focusing on the Owari Kokuga Territory

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    室町期尾張守護代には織田氏が補任された。織田氏も斯波氏とともに在京していた。本論文は、織田氏の系譜を先行研究を踏まえて再確認するとともに、尾張国国衙領を具体例として挙げて、斯波氏被官が給人になった状況を改めて検討した。当初の尾張守護代甲斐氏が給人として補任された郷、保もあったが、短期間で甲斐氏は給人を改替された。他方、織田氏も当初国衙領の郷、保の給人であったが、同様に他の被官が給人になった。これは斯波氏被官に給人を与えて自己の影響力を保持する目的か、単に影響力を失っただけなのかは明らかでない。また、尾張国人の奉公衆化と被官化の例を確認し、斯波氏、織田氏の統制が完全なものとはいえないことを明らかにした。そして、六師荘を例として国人の又代官と織田氏の被官化を検討したが、これも又代官が被官化の徴証と直ちに言えないのではないかという点を論じた。織田氏国衙領給人被官国

    講演 男と女のあかつき:卒業研究の一方法

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    みなさんの卒業研究の一方法として、古典作品の注釈書を比較することをお勧めしたい。たとえば、「あかつき」の思いを詠った男と女の歌について、昔から今までに作られた数多くの注釈書の解釈を比べてみる。上の二首とも、後朝の別れを男女が悲しく詠った作と読まれる一方で、言い寄る男を女が冷たく拒んだ時の歌とも解釈されている。鏡王女の歌は、題詞に用いられる「娉」字が求婚する意であることから、求婚をうけた女がそれを拒絶した作であることが分かる。反対に、女に振られた歌と理解されることの多い忠岑の作は、「別れ」の語から、逢うての後の離別の悲しみを詠ったものと解釈されなければならない。注釈書を比較することは、そのような正解を求める手段であると共に、たとえば女の拒絶をやさしい女心と誤解する注釈にその時代の女性観が明らかになるなど、思わぬ発見をもたらすことがある。解釈の相違を入り口にして、古典の心と、それを享受する人々の心と、それぞれに近づく一方法である

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