Bukkyo University
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An Examination of the Grandparent Participation Type of Child-Rearing Support that Connects Families Raising Children with the Community
本研究の目的は,O 県内地域子育て支援拠点を対象とした質問紙調査を通して,祖父母参加型子育て支援の取り組みに関する現状と課題について把握することである。分析結果を通して,祖父母参加型子育て支援の必要性と実施の間には乖離があることが顕在化した。支援を実施するためには,「祖父母支援に関する技術や専門知識」,「関係機関との連携」,「ニーズの把握」が課題となることが明らかとなった。子育て家庭と地域をつなぐ祖父母参加型子育て支援を実現するためには,「子育て支援活動提供者のための講習会への参加」,「助成制度の充実」,「支援団体同士のネットワークづくり」が支援拠点のニーズとして把握された。孤育てを解消するための祖父母参加型子育て支援の取り組みは有意義であると考えられるが,(1)祖父母世代が参加しやすいプログラムの検討,(2)祖父母支援に関する専門家との連携協力,(3)祖父母支援のネットワークづくり等が必要であることが示唆された。孤育て祖父母参加型子育て支援子育て支援拠点施
“Mt. Fuji” and “Mt. Tukuba” Imagined by Takahashi-No-Mushimaro : The Two Mountains in the East of Ancient Japan
不尽山と筑波山は東国を代表する二つの山である。その両方の山を詠んだ万葉歌人が高橋虫麻呂である。虫麻呂は、人間世界を超越し、日本国の「鎮」となる神性を有する山として「不尽山」を造形する。それに対して、「筑波山」は人々の欲望を叶えてくれる親しみ深い神の山として造形される。「不尽山」の神性は「見る」ことによって、「筑波山」の神性は「登る」ことによって発揮される。虫麻呂は、都の人々に対して、これら東国の二つの山を言葉による仮想現実として創出して見せたと考えられる。高橋虫麻呂不尽山筑波山東国仮想現
Testing Gender Identity Hypotheses on Work Hours, Employment Status, and Subjective Well-Being of College-Educated Wives
本論文ではリクルートワークス研究所が2017-2020 年に実施した「全国就業実態パネル調査(JPSED)」を用い,アイデンティティ経済学をフレームワークとして,四年制大学卒業以上の教育歴を持つ日本の妻の労働時間,雇用形態および主観的幸福度に関するジェンダー・アイデンティティ仮説を検証した。その結果,第1 に,子どもの有無を考慮しない場合,「妻は非正規雇用で短時間働くべきである」という行動規範が社会で支配的となっていることが明らかにされた。第2 に,サンプルを子どもを持つ妻に限定した場合,雇用形態に関係なく「妻は働くべきではない」という行動規範が支配的となっているとともに,その一方で労働時間を考慮した場合には「妻は35 時間未満で働くべきである」という行動規範が支配的となっていることが明らかにされた。アイデンティティ経済学ジェンダー・アイデンティティ生活満足
The Practice for Attaining Rebirth into the Pure Land in Ryochu's Ojoyoshu-giki : The Nembutsu Practice and Other Forms of Buddhist Practice, The Oral Invocation and The Contemplation
良忠の作とされる『往生要集義記』では随所に法然の言葉が引用され、法然の『往生要集』解釈がその根底にあると考えられる。良忠は『往生要集』における往生行について、念仏と諸行を相対して念仏を要とする「総なる要」と、念仏の中で観想念仏と称名念仏を相対させて称名念仏を要とする「別なる要」との二つの解釈を述べている。本検討ではこれらの解釈の起源を法然の『往生要集』解釈から探る。良忠は諸行念仏相対としては法然『往生要集釈』の「広・略・要」解釈を重視し、観称相対としては法然『往生要集詮要』に説かれるような難易に基づく解釈を重視している。そこからは、複数ある法然の『往生要集』釈書の中で、一つの釈書だけを重視するのではなく複数の釈書を重視する姿勢が見られる。良忠法然『往生要集義記』『往生要集釈』『往生要集詮要
Hirata Kokugaku in the Meiji Era: The Case of Hirata Taneo and Honkyo-Kyokai
本稿は、平田篤胤の学問、いわゆる平田国学について宗家である平田家に注目し、その明治前半の動向を論じるものである。対象とする明治五年から明治一〇年代は、政府によって近代化政策が推進され、宗教史においては、信教自由の口達、祭神論争、神官教導職分離などを経て価値観が大きく変化するきわめて重要な時期といえる。 一方、平田国学研究においては、明治四年(一八七一)の平田派国事犯事件以降に関する注目度は低く、未だ不明確な点も多い。近代への過渡期といえるこの時代に、平田国学の実際は如何なるものであったのか。本稿ではその手がかりとして、当時の平田家当主である平田胤雄と、彼が関わった平田神社、本教教会、出版事業などについて検討をおこなう。これにより、島崎藤村の小説『夜明け前』に象徴されるような平田派の絶望や落胆だけではない、近代化に柔軟に対応しつつ篤胤の学問の継承を積極的に試みる平田家の姿を明らかにし、平田国学研究に新たな視点を提起する。平田篤胤平田銕胤平田神社平田派近代神
Literature and Language Education : An Analysis of Questionnaire Responses of First-Year English Majors at Bukkyo University (10)
The epidemic of debate in the early Meiji era and research on the history of Buddhist debate by Kouyou KIRA
Issues in Nursing Education for Children with Disabilities Who Need Medical Care : Using Nurses’ Perceptions of Practical Issues as a Guide
障害児への看護を実践する看護師が認識する障害児看護の専門性を明らかにすることを目的に,医療型障害児入所施設で勤務する看護師10 名にインタビュー調査を行った。その結果,看護師は子どもとの関わりの中で【年齢に一致しない発達課題と障害の程度,親の関与による複雑性】を児の特徴と捉え【親の心情に寄り添い子どもの成長を喜び合うこと】を看護の糧とし,子ども個々に異なった援助法でマニュアル化しにくいが【筋緊張を緩ませ心身の状態を整え,子どもの持てる力を引き出す】児とともにある看護と【リハビリの成果を上げるための連携における調整役】として親や多職種とともにある看護を両輪に【最適で安全な環境を提供するための危機管理の向上】を図り,より良い看護を目指していた。医療ケアを必要とする障害児への看護においては,障害児看護の専門性を体系化し,障害児とその家族への支援や多職種連携の在り方に関する教育の必要性が示唆された。医療ケア肢体不自由児看護師認