Bukkyo University
Bukkyo Universty Academic Knowledge & E-resources Repository: BAKERNot a member yet
11843 research outputs found
Sort by
Concept of Life in the Funeral Rites of the Tibetan Buddhist Cultural Belt of Laddakh, west Tibet: with a special focus on the relationship of the rituals of zhi khro and Amitayus Buddha
現在インド領である西チベット・ラダックで、現在も行われている死者儀礼の中では阿弥陀如来が重要な働きを示す。この阿弥陀如来は無量光/無量寿とも表され、二つの特徴が見られるが、今回zhikhroの儀軌の翻訳から無量光は死者を浄土へ導く役割が、無量寿は長寿の役割を担い、障碍を取り除くために馬頭がその役割を担っていることが明らかとなった。現地において無上瑜伽タントラ系の尊像が注目される中、無量寿如来、ターラー尊、仏頂尊勝母という無量寿三尊の形が見られることや、『悪趣清浄儀軌』の主尊・普明ヴィルシャナ如来と無量寿如来が並んで描かれている壁画などが見られたことから、現在も阿弥陀の浄土に赴くことや、悪趣に墮さないことに対する人々の信仰がこの地域の宗教文化として受け継がれていることが窺われる。チベット死者の書葬送儀礼無量寿阿弥陀仏悪趣清浄儀
Mistreatment of Elderly People in China (3)
前稿の「中国における高齢者虐待の問題」(1)では,筆者は家庭内で起こった高齢者に対する虐待行為を大きく身体的虐待,経済的虐待,財産権の侵害,精神的虐待,婚姻自由の侵害,介護・世話の放棄の六つに分類した。さらに「中国における高齢者虐待の問題」(2)では,成人子女が年老いた親に対する身体的虐待,経済的虐待,財産権の侵害の実態を整理し,その原因を考察した。本稿は前述した研究の続きであり,主に高齢者が成人子女から受けた精神的虐待,介護・世話の放棄の実態およびその原因を分析することを目的とする。高齢者精神的虐待介護・世話の放
Consideration for the movement of social security and the providing medical service which Health Co-operations turn for the individuals with lower-income or needy : Focusing the organizational characteristics of Health Co-operation
本稿は「なぜ医療生協が生活困窮者に医療保障に向けた実践を行うのか」という問いを立て,その答えを導くために検討をしたものである。医療生協は,組合員の最大奉仕を掲げる共益性を追求する生活協同組合の中にあって,公益性を持つ医療サービスを事業とするユニークな存在である。医療生協の組織的特徴の先行研究を整理しながら,医療生協を「組合員」「事業」「運動」の3 つの視点を生協法や協同組合原則等から再検討した。医療生協の組織的特徴として,住民組合員と職員組合員による医療生協組織の共同所有と共同意思決定,公益的性格を持つ医療サービスを,共益性を持つ協同組合が事業とすることで,組合員要求を超えた公益性を持つ地域要求としての事業や運動が示唆された。医療生協の事業と運動は,歴史的変遷から「人間の安全保障」の実践であり,医療生協の組織的特徴等からも,生活困窮者への医療保障に向けた実践につながる答えを導くことができた。医療生協事業と運動住民組合員と職員組合員コミュニティへの関与人間の安全保
Ryougen believed Hiei god of the mountain and established a discussion ceremony to God
従来の神仏習合研究史は、神前読経が中心に研究されてきた。神前読経は神の苦悩を鎮める技法である。それに対し神前論義は神を悟りに導く技法である。それが良源の時代前後に始まっている。こうした状況を踏まえて、「良源の山王信仰と神前論義」について検討する。良源自筆とされる国宝『御遺告』から良源の論義に懸ける想いは、「選択的論義の思想」といえるものであり、論義を聞くものを悟りに至らしめると考えていた。即ち自らの霊前で論義を行わせることを遺言として命じ、それを聞くことで自ら悟りに至らんとしたのである。また神前で論義を行えば神を悟りに導くことができる。良源の比叡山大復興によって山内は活気づいたが、乱れも生じた。それを正すために良源は『二十六箇条起請』を定めた。その中で篤い山王信仰を見せている。神の権威をもって比叡山の僧たちの引き締めを行い、比叡山の学問的活性化を成し遂げている。その過程で神前論義が始まり、その影響は真言宗にまで及ぶ。良源山王信仰神前論議赤山明神高野山山王
Development process of the welfare education to aim at the social worker : Analysis of the Trajectory Equifinality Model
社会福祉士及び介護福祉士法が施行され30年が経ち、社会福祉専門職のひとつである社会福祉士が多くの福祉現場で実践を展開している。国の政策動向においても、社会福祉士への期待は大きい一方で、養成校の減少や福祉離れが深刻化している。本研究では社会福祉学部の学生が社会福祉専門職を目指すキャリア選択と、社会福祉士実習やその他の福祉教育との関連性について明らかにすることを目的に、複線経路・等至性モデル(TEM)を用いて分析を試みた。分析の結果、「社会福祉実習に臨むことを決断(第1期)」、「社会福祉実習を通した学び(第2期)」、「ソーシャルワーカーとして働くことを選択(第3期)」の3つの時期区分で推移していることがわかった。社会福祉専門職を目指すための福祉教育の展開プロセスとして、(1)社会福祉実習の重要性、(2)地域福祉フィールドワークや福祉現場インターンシップなどの社会福祉実習以外の補完的な取り組み、(3)ソーシャルワークイメージの明確化の3点が重要であることが明らかとなった。TEM福祉教育社会福祉専門