Bukkyo University
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書籍を模擬する遊び : 「見立絵本」にかんする疑問、から
「見立絵本」と呼ばれてきた作品群には、近年、議論が進められてきた「見立て」の語義に即して、特定の主題に該当するものを別の事物で視覚的に仮構し、関連する語彙で説明をつけたものを集めた作だけでなく、既存の書物の形態に筋違いの内容を盛りこんで遊ぶ作品群が含まれる。後者の方法は、実は近世初期以来の類例を指摘でき、絵本とは呼び得ない作における書籍模擬の作品群との連続性も無視できない。なにより「見立て」ならぬ「やつし」として区別されてよい。いっぽうそれら書籍模擬の作品群こそ、広く共有された知の形式を土台とした戯れとして近世文芸の性格の一つをよく表すものといえ、それが近世中期に多様に花開いたことがこの時代の特徴をよく表している
2017 Annual Report of Activities of Honen Buddhist Studies Research Center of Bukkyo University
Educational effect of cooperative learning using subwork notes
本研究の目的は母性看護学授業におけるサブワークノートを用いた協同学習の教育的効果を明らかにすることである.今回,11人の学生に半構成的面接にてインタビューした.結果として,(1)協同学習の実際の行動と思い,(2)サブワークノートを用いた協同学習の獲得のプロセスと思い,(3)母性看護方法論 I ・母性看護方法論 II で同一事例を用いたことに対する学生の反応が明らかとなった.学生が協同学習を獲得していくためには,1. 個人ワークである事前学習を行うこと 2. 学生自身が体験を積むことで学習内容の深まりを実感し,リフレクションをすることが必要であった.サブワークノートは学生自身が振り返りを行うためのポートフォリオとしての役割を果たしており,協同学習において効果が認められた. さらに,1年をかけて事例を展開していくことで,妊娠期・出産期・新生児期・産褥期の具体的なイメージを持つことができ," 看護を考えた" と思えるに至っていた.母性看護学協同学習サブワークノー
Disenchantment and Meaninglessness
ヴェーバーは「意味喪失」の原因を近代科学的認識の浸透によって宗教が力を失ったことに求めている。だが,近代資本主義の成立との関連で彼が重視したカルヴィニズム・ピューリタニズムは宗教ではあるが,「神の道具」観や被造物神化の拒否によって,生の意味を限りなく貧困化させ,大きく意味喪失に向かわせるものであった。ヴェーバーは「脱呪術化」をカルヴィニズムの特徴としており,彼の議論では上記の帰結は「脱呪術化」がもたらしたもののように読めるが,それらは「脱呪術化」の論理必然的な帰結とは考えられないものである。ヴェーバー脱呪術化意味喪失カルヴィニズム・ピューリタニズ