Bukkyo University

Bukkyo Universty Academic Knowledge & E-resources Repository: BAKER
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    11843 research outputs found

    The Current Situation and Issues in Information Ethics Education : Study and Practice at Elementary and Junior High School

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    本稿では,小中学生の家庭でのインターネット利用のルール作りの現状と課題から,学校と家庭と地域が連携して取り組む情報モラルの学習方法について検討している。竹内(2014)ら先行研究から,各学校を代表する生徒が集い話し合い,その結果を地域全体のルールとして周知する方法が全国的に広がっている。一方で,内閣府の調査から,ルール決めについて親子間で認識に隔たりがみられ,ルールの有無に関わらずネットトラブルに遭う割合に差がないことがわかった。そこで,O市でおとなと子どもの両者の意見を反映させたルール作りのワークショップを実践した。その成果物であるルール作りのガイドラインを配付した結果,前年度と比較してネットトラブルが減少したことから,トラブル予防への一定の効果が見られた。情報モラル教育実践家庭ルール作りワークショッ

    III. ともいきIPEプログラムの開発と評価

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    Yogācārin's Understanding of Vajracchedikā-prajñāpāramitā-sūtra

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    『中辺分別論』において登場する「無の有」という空性の相は、唯識学派が諸法に 「二取の無」という自性の存在を肯定していることを表す。このような自性肯定的な 空の理解は無着の『金剛般若経』の註釈である『三百頌般若に対する七十頌』と世親 によるそれの復註である『能斷金剛般若波羅蜜多經論釋』からも確認できることであ る。本稿は『金剛般若経』の逆説的表現に対する無着と世親との註釈を中心に唯識学 派が『般若経』の空をどのように理解したのかを考察する。 『金剛般若経』は逆説的表現を通じて「一切法に自性がない」ことを表す。それを 無着と世親は「一切法には無自性という自性がある」と表現する。これは自性がない ことを一つの自性として認め、その存在を肯定することである。このように、唯識学 派は『般若経』の空を自性肯定的な考え方をもって理解したということが、『金剛般 若経』の逆説に対する註釈から確認される。無の有空逆説自性『金剛般若経

    Taisekiji Faith Ban at the Kaga Domain during the Edo Era

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    小稿は、近世加賀藩において禁制とされた大石寺信仰に対する禁令と関連文書の復元を主題とする.そして、その発令理由や発令構造を検討し、加賀藩社会における大石寺信仰の位置付けを確認する.近世における大石寺は、日蓮宗勝劣派の一本寺にして朱印寺であった.加賀藩領内に大石寺の末寺は存在しなかったが、大石寺信仰は寛文年間に加賀に伝播したと伝承される.布教の進展とともに問題視され、享保十一年最初の禁令が発せられた.以降明和七年まで五本の禁令が確認できる.これらの発令理由は、末寺不存在による宗門改不能であり、処罰条項も存する厳重な禁令であった.発令構造としては所轄奉行の上申により、藩大老から発令され、藩中の全階層に周知徹底された.禁令条文からは大石寺信仰が厳禁されたと理解される.しかし、かかる社会情勢下にあって、相当の信仰事例を確認できる.以後、小稿で確認した社会情勢を基本認識に、信仰史として事例検討を進めたい.加賀藩大石寺信仰金沢法難寺檀制改宗寺替法

    The Function and Limits of Mental Health Tribunals

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    日本での精神疾患の治療は非自発的入院である医療保護入院から開始されることが多い。入院を望まない大多数の患者が民間単科精神科病院の閉鎖的な空間で入院期間を過ごすことになる。これら民間精神科病院では、いまだに医療法の特例許可により一般科より少ない基準の職員配置でよいとされている。ICFの定着、障害者の自立や完全な社会参加、差別禁止法など障害者の人権に関する国際的な動きが活発化しているなか、わが国で特に際立つのが非自発的入院の多さと精神科医療機関の閉鎖性である。このような環境の中では人権侵害が起きやすく、また現に起こってきた負の歴史がある。密室性や閉鎖性をはらむ精神科医療の人権侵害を監視し、適正な医療の提供を審査する機関が都道府県に設置されている精神医療審査会である。昭和63年の設置以来、時々の精神科医療の傾向と施策、あるいは人権意識の変化の影響を受けつつ幾度かの改正がなされたが、最近では機能不全をきたしているとの批判も少なくない。ここでは、これまでの改正内容をふり返りつつ、直近の平成25年の法改正以降もなお解決されていない人権擁護上の問題を明確にし、精神医療審査会が本来果たすべき人権擁護機関としての機能について論じていく。精神障害者の人権精神医療審査会医療保護入

    The View Point of Optimising "Capability" as a Solution to Child Poverty

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    子どもの健康と権利をケイパビリティーの視点から考える必要性の明確化を本稿の目的とした。子どもの貧困の根絶をテーマに、医療の視点に立った国内での生活実態調査を実施したが、相対的貧困水準以下の家庭で暮らす子どもの割合が2014年度で約14%であるにも関わらず、生活保護の受給率は2%未満に留まっていることが明らかとなった。それは、相対的貧困基準以下を貧困層と考えるならば、生活保護という仕組みが多くの貧困層にとってセーフティーネットの機能を果たしていないことを示している。生活保護への負のイメージ、制度の煩雑さや窓口の対応の問題、根本には経済的困窮は自己責任の部分と社会の仕組みの問題とどちらに重きをおくのかという私たち社会の世論、考え方とも、低い受給率は関連していると言える。本稿では、すべての子どもたちの公平な健康と権利を擁護すべきとの立場で、子どもの貧困解決の柱としてケイパビリティーの最適化を掲げ、社会に訴える意義を述べた。ケイパビリティー子どもの貧困構造的暴力相対的貧困率剥奪指

    Issues of Multicultural Education and Care for Young Children in South Korea, Australia, the United States, and Finland

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    本研究の目的は、多文化保育が進展している他国の状況を概観することにより、日本の多文化保育の進展に向けて検討すべき課題を明確にすることである。多文化保育政策・実践に特徴のある、韓国、オーストラリア、米国、フィンランドの4カ国を対象とし、多文化の状況、多文化保育の定義のされかた、多文化保育政策の概略、カリキュラムガイドライン(保育の指針)への多文化保育の表され方について、文献調査・フィールドワークを行った。その結果、多文化保育には、子どもの権利保障の観点と国の将来的発展という共通の軸があること、各国の文脈により多文化保育の位置づけや政策展開が多様であることが確認できた。これらを丁寧に分析することが、日本の現状に即した多文化保育のあり方の検討に向けた第一歩となることが明らかになった。多文化保育韓国オーストラリア米国フィンラン

    A Comparison of Wago-tōroku (Genkō Edition) with Saihōshinansyō (2)

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    金沢文庫蔵の『三部経大意』は『和語灯録』所収の「三部経釈」と同じ内容を持ちながら、至誠心釈については他の法然遺文には見られない特異な記述を有する文献である.この特異な至誠心釈について、『和語灯録』編纂者である了慧道光による削除の可能性が先行研究によって指摘されている.本研究ノートは、最古の『和語灯録』版本であり、了慧の存命中に開版されている元亨版『和語灯録』と、これよりも成立の古い『西方指南抄』を比較することによって、間接的にではあるが、了慧による編集傾向を概観し、その可能性について考察する資料とするものである.元亨版『和語灯録』『西方指南抄』『三部経大意

    Vimutti Nibbāna of Lay Budhist in early Buddhism

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    同格のガ・対象を指し示すガ・特指のガ

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    上代のガには、古事記の「わが二人」に同格のガが認められる。記紀萬葉の「見が欲し」は「見ることが欲しい」、萬葉集の「妹が見まく欲し」は「妹を見たい」で、ガは願望の対象を指し示す。自発の「君が見ゆ」「妹が思ほゆ」のガは、「見える」「思われる」の対象を指し示す。不可能の「妹が見えぬ」のガも「見えぬ」の対象を指し示す。これらを<対象を指し示すガ>と名付ける。これは、現代語の「絵が見たい」「山が見える」「山が見えない」などと同じである。天草版イソホ物語には「用心が要る」の用例があり、このガは必要の対象を指し示し、これも現代語に続くものである。また、萬葉集の「吾が背子を大和へ遣るとさ夜ふけて暁露に吾が立ち濡れし(吾立所霑之)」の「暁露に吾が立ち濡れし」は、連体形止めで詠嘆をあらわすと考えるのが一般である。しかし、これは、ひそかに別れを告げに来た弟を思い、いつまでもその場に立ち尽くす姉の慟哭のこめられた、強いことばで、この場合の「ガ」は係助詞であると考える。特別に強く指示するということで、これを<特指のガ>と名付ける。現代語の「私が山田です。」に続くものである

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