Bukkyo University
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Consideration of Joint Activities of a Reformatory in a Junior High School
本論は,少年院法の改正や収容者の減少において大きな転換期を迎えている少年院とさまざまな問題を抱えた生徒に対応する中学校の連携を通じて,その課題や展望について明らかにすることを目的としている。調査の結果から,少年院に対する周囲のイメージをどのように変えるのか,また施設数の関係から連携できる中学校が限られること。さらにオープンな情報共有の場の設置や問題を抱えた少年の数が多ければそれに対する人的な支援が困難になることなど,いくつかの課題が見出された。しかし,これまで少年院において非行少年の矯正教育に基づいた多様なアプローチや教育的技法を蓄積している法務教官が,中学校の教員や生徒と関わることで互いに多くの知見が得られ,指導面においても相乗効果をもたらすことが明らかとなった。中学校少年院少年非行連携矯正教
天皇即位儀礼の始まりと神代紀の成りたち : 中臣大嶋の“しごと”
小稿は、即位儀礼と日本書記(神代紀)との関連について解明を試みる。ねらいは大きく二つ。天武天皇の着手した諸事業を持統天皇がひき継ぐ。このうち、律令の制定事業は浄御原令として一応の結実をみるが、この規定にのっとり、持統天皇は即位する。この即位までの経緯の分析を通して、天皇即位儀礼の歴史上の創始と、これに中臣大嶋が大きく関与する事実をまずは解明する。また一方、歴史書の編纂事業は、後に日本書記に結実する。この編纂と執筆に関与した中臣大嶋の遠祖が天児屋命であり、神代紀は、天石窟神事や天孫降臨にその活躍を大きく伝える。この所伝の展開を掘り下げ、神代紀のその所伝が即位儀礼の根拠として成り立つ内実とあわせて、この両者を大嶋がつなぐ事実を解明することを、もう一つの主要なねらいとする