Bukkyo University
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The Four-part Organization of Chinese Poetry (Kishōtenketsu) and The Daughters of a Fiber Manufacturer
「起承転結」の具体的な例として<糸屋の娘>を詠み込んだフレーズがよく使われる。「……、姉は十六妹は十四、諸国諸大名は弓矢で殺す、糸屋の娘は目で殺す」の類いである。これには数多くのヴァリエーションがあり、どれを挙げるべきか定かではないようである。この唄はどのような所から起こり、どのような変遷を遂げたのだろうか。また、商家はいろいろあるにもかかわらず、この姉妹はなぜ「糸屋の娘」なのだろうか。「糸屋」には通常の意味から逸脱する別の意味があったようなのだ。起承転結絶句糸屋の娘眼で殺
Operation and Active Learning in Mathematics
数学におけるアクティブな学びとはどのようなものかを,「演算」という「動的な働きかけ」を中心に論じる.分数が持つ演算の性質と関連させた,分数の理解の仕方の1 つを議論する.また,微分という演算が,対象の形を知ろうとする動的な働きかけであることを指摘する.あみだくじの構成方法が演算の一形態であることから出発し,その自然な拡張である円形あみだくじについて議論する.円形あみだくじの数学的な背景がアフィン置換とよばれる代数系にあることを指摘し,アフィン置換における演算の言葉を用いて実際に円形あみだくじを構成する.また,動的な働きかけをもって知る,「普遍性」の重要性についても言及する.算数/数学教育演算約分円形あみだくじアフィン置
An Open-vowelization of Omoro Sōshi in the Corpus of Historical Ryukyuan Language
『おもろさうし』は嘉靖10年(1531年)から天啓3年(1623年)にかけて首里王府によって編纂された歌謡集である。従来、言語資料としてこの歌謡集を分析した結果、イ段やウ段に由来する語がかえってエ段やオ段で表記される現象(「広母音化」)が観られることが指摘されてきた。本稿は、『おもろさうし』と同時代、あるいは相前後する時代の琉球語を示した朝鮮語資料や中国資料に、この「広母音化」の現象が観られるかを考察したものである。その結果、『おもろさうし』において「広母音化」が認められる語は、同じ語を示す外国資料においてはその現象が観られないことを指摘した。そして、『おもろさうし』において「広母音化」しているようにみえる現象は、類推的仮名遣いの反映であると結論づけた。琉球語『おもろさうし』広母音化類推的仮名遣い漢語資
Topology of Buddha Nature in Honen’s Pure Land Thought
法然が、大乗仏教に通底する概念である「仏性」を、どのように認識していたのかを検討することで、法然浄土思想の特色を明らかにすることを目的とする。具体的には、『逆修説法』を通してその口称念仏における名号と声の意味づけ、並びに念仏の修行としての位置づけを抽出し、そこから、法然が「仏性」を断念する方向にあったことを示す。次に、法然の遺文に記された「仏性」という文言を網羅的に取り上げ、その使われ方および文脈上の意味等を分析することで、法然に「仏性」断念の方向を取らせることになったその人間認識を浮かび上がらせる。その上で、「仏性」を断念した法然の浄土思想が、二元論的世界観を前提とするものになることを示し、その条件のなかで必要となる、「仏性」に代わって衆生と阿弥陀仏とを繋ぐ回路を保証するものとして、善導が提起した三縁、特に親縁に法然が注目した可能性を提示する。法然仏性口称念仏浄土思想親
What did local residents get through activities by university students in class? : Based on interviews with administrative staff
この小論の目的は,大学でのアクティブ・ラーニング(以下AL)型の授業を通じた学生の地域での活動によって,地域社会にはどのような利点・メリットが期待されているのかについて,行政職員の語りからまとめることにある。調査を行った5 市の行政職員の語りから授業での学生の活動が地域社会に与える影響について「学生と異世代交流することが地域の人々の張り合いになる」「地域のよさの再発見や伝統文化の継承につながる」「学生をサポートし学生との協働関係が生み出される」「自分たちで地域のことを考えるきっかけになる」の4点にまとめた。つまり地域の人々が自分たちの地域をどうしたいのかについて主体性を獲得していく,また学生との協働により地域を何とかしたいという積極性を獲得することにつながる可能性があると言えるであろう。アクティブ・ラーニング授業での学生の地域活動地域のメリット・利点地域住民の主体性地域資源の再認識・維
Can AL be trigger of lifelong study? : The meaning of learning in a local community
「大学におけるアクティブ・ラーニング(以下AL)の影響に関する研究」において,これまで,学生が生まれ育った家庭とその家庭を取り巻く地域社会の有り様が,学生の学習意欲や態度及び進路意識に少なからず影響を与えているのではないかと考え,調査を進めてきた。そのうえで,学生は,AL 型授業において地域社会と関わっていく経験の中で何を学んでいくのか。またその学びは卒業後の生き方にどのような影響を残すと考えられるのだろうか。そこで本稿では,学生が地域社会の人々と能動的積極的に関わり学ぶという体験が,卒業後生涯学習へと繋がる可能性について検討を試みた。そして,そこに地域で学ぶことの意味があるのではないかとの見解を得た。アクティブ・ラーニング地域社会地元意識生涯学