Bukkyo University
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“Funadaikutyochu Yuishogaki” : Documents of Shipwrights in the Territory of the Date Clan of Iyo Uwajima Province
Current Status and Issues of Local Government Management : The Case of Takahama City, Aichi Prefecture
本稿では,地域社会の日常生活に必要不可欠な公共サービスを提供する基礎自治体(市町村)が,持続可能な自治体経営を行うために必要な取組みについて検討を試みている。事例研究の対象として取り上げる自治体は高浜市(愛知県)であるが,これまで同市は「持続可能な基礎自治体」の確立を目指し包括的な行政運営の見直し(行政改革)に取り組む一方で,小学校区ごとに設立された新たなコミュニティ組織である「まちづくり協議会」を中心とした自治体内における分権(地域自治の構築:高浜市では地域内分権と呼称する)に取り組んできた。また,今後の人口構成の変化(少子高齢化の進展)や公共施設の老朽化などの課題を念頭に,行政が提供するサービスの将来像の検討や公共施設のマネジメント(存廃の検討,維持すべき施設の選択など)を進め,持続可能な基礎自治体のあり方を模索し続けている。自治体経営少子高齢化の進展行政改革地域内分権公共施設の見直
性頗る放蕩にして法度に拘らず : 『懐風藻』大津皇子伝前半部における人物造形
『懐風藻』大津皇子伝前半部では、大津皇子は「長子」だとする記述者の歴史認識が示され、武勇と放蕩の大津像が造形される。これは、知的で礼儀正しい大津像が造形され、大津が周囲を「カイ誤」して謀反を起こしたとする『日本書紀』の記述に対して、「カイ誤」されて謀反を起こした大津への転換を図る懐風藻大津伝の記述者が、大津作とされる詩歌から新たに造形し直した大津像である
Local government management in a depopulating society : Changes and challenges of basic municipalities
本稿の目的は,地方分権一括法の施行(2000年)以後の基礎自治体の実態,変容,課題,政 府の方針などを俯瞰しつつ,人口減少社会における自治体経営の方向性を検討することにある。 今日の基礎自治体には制度や実態面において著しい多様性が認められるが,近年では地方分権改 革,行政改革,市町村合併などの諸課題に対処しつつ,急速に進む少子高齢化と人口減少の問題への対応も迫られるようになった。このような環境変化を受け,今後の基礎自治体のあり方をめ ぐる議論では,住民に最も身近な「総合的な行政主体」と捉える従来の考え方が見直され,自治 体間の連携,自治体内分権,スマート自治体などの方向性が提示されるようになった。基礎自治体市町村自治体間の連携自治体内分権スマート自治
A Restorative Study of the Early Modern Hiyoshi Shrine Noh : Focusing on "okina" verses
近世の日吉神事能は、日吉社(現日吉大社)の上七社の十禅師(現樹下神社)で行われた神事能である。毎年正月六日、十禅師で「翁」と六番の能・狂言が奉納されていた。本稿では、山門公人景山家に伝来した『観世改正神哥仝』に記載された翁詞章と、他の観世流の翁詞章との比較検討を通して、近世の日吉神事能における日吉の翁の復元をおこなった。この結果、近世の日吉の翁は、現行の直面の一人翁ではなく、千歳・三番叟・面箱持を伴っていたことを実証した。当然、千歳の詞章もあり、面箱を伴った翁面を着けた本格的な翁であった。日吉社神事能翁翁詞章片山九郎右衛