Bukkyo University
Bukkyo Universty Academic Knowledge & E-resources Repository: BAKERNot a member yet
11843 research outputs found
Sort by
Possibility of Supporting At-Home Patients in End of Life at Multifunctional Nursing Facilities such as Small Group homes with Home-Visit Care and Over-Night Care : Supported Decision-Making for Cancer Patients and the Family at the End of Life Term
エンド・オブ・ライフ[ ターミナル期] に,在宅生活を希望するがん患者は多い。しかし,在宅での看取りは1割程度しかない。重度で死期が間近であるほど,家族の在宅介護の意思がターミナルでは揺らぎがちで,在宅生活を支え切れないとされている。重度要介護者の在宅生活の限界点を上げるために,看護小規模多機能型居宅介護(以下,看多機)は創設された。そのような看多機であれば,病状の変化や医療の内容決定によって生じる本人や家族の意思の揺らぎに対してもケアしやすく,利用者の意思決定支援にも有用ではないかと問いを立て,6事業所でインタビュー調査を行った。その結果,本人や家族の持つ様々な【心の揺れへの配慮】を行い,【“本人の意思を最優先”】にした【主体的な自己選択と自己決定】ができるように寄り添う【小回りのきく看多機】であれば,エンド・オブ・ライフの在宅がん患者の意思決定支援に有効な手段となりうる可能性が示唆された。意思決定支援エンド・オブ・ライフケア看護小規模多機能型居宅介護在宅看取り訪問看護
Private World, Public World, and Body-Mind Images of Clients
本稿は、福祉や医療の現場おけるケアテイカーが、病気や障害に苦しむクライエントのライフスタイルを適切に理解し、効果的な援助を行なうための鍵となる有用な観念として、患者や障害者等のクライエントの私秘的言語とその世界および心身像の概念をとり上げる。徘徊など認知症の周辺症状(行動・心理症状)は、一見、無意味な困った行動とされてきたが、ケアテイカーが、その背景にあるクライエントの意味付けを探すことは、その内的意識に心を寄せることになる。第I節では、I・ハッキングの私秘的言語と公共的言語の観念を敷衍し、そこからクライエントにとって私秘的世界と公共的世界の違いを対比した。特に私秘的世界は、内言や内的意識とつながっており、クライエントの理解に不可欠な観念であることを示した。第II節では、C・ヘルマンに従いつつ、本稿での階層性(個的心身像、ミクロとマクロの社会的心身像)を持つクライエントの心身像を定義し、私秘的世界とのつながりについても言及した。第III節では、ケアテイカーが、クライエントの内言を探り、その私秘的世界を見ることに成功するならば、クライエントのライフスタイルをよりよく理解できる鍵となりえることを指摘し、こうしたケアテイカーのクライエントへのアプローチとして「異邦人的接遇」を紹介した。第IV節では、「夕暮れ症候群」など認知症のクライエントの抱える問題を具体的示しつつ、そこに含まれる私秘的世界への異邦人的接遇のあり方を示した。第V節では、自閉スペクトラム症の人からの「非定型発達者」も「定型発達者」も、その私秘的世界が異なっているとしても、その価値には差がないというステートメントを提示した。クライエントとケアテイカー私秘的世界と公共的世界心身像認知症異邦人的接
Celebrity Chef Egami Tomi as a Cultural Intermediary : Concerning Norms Requiring Housewives to Prepare HomeCooked Meals
本稿の目的は1950年代後半から60年代前半を代表する料理研究家であった江上トミを文化仲介者と位置づけ,家庭料理とジェンダーの結びつきという観点からその表象を分析した。特に階層文化のあり方に注目し,主婦自らが料理を作るべきだとする規範(「手づくり規範」と呼ぶ)の強さの背景にどのような理由があるのかを考察した。江上トミ(1899-1980)は初期のテレビの料理番組に出演し,多くの料理にかかわる本にかかわり,料理学校の経営も行っていた料理研究家である。その特徴あるアピアランス(外見やキャラクター)や良妻賢母と料理を結びつけた言説によって,「理想の母」というイメージを持ちながら,幅広い活動によって有名性を獲得していた。「理想の母」としての江上トミのイメージは二つの「知」によって支えられている。ひとつは料理研究家としての正統性を象徴する〈高級文化〉としての「世界の料理」であり,もうひとつは地方名家の母から娘への「伝承」である。江上トミにおける両者の結合は,「世界の料理」を女性が「手づくり」することが「階層の表現」ともなる文化を生み出した。こうしたことから,本稿では,家庭料理の「手づくり規範」の背後には「手づくり」を「愛情の表現」とするだけでなく,「階層の表現」ともする二重の意味づけがあることを指摘し,この二重性によって,主婦自らが料理を作ることに強い規範性があるのではないかと考察した。料理研究家江上トミ文化仲介者手づくり規範階
形容詞語尾、形容動詞語尾、助動詞「ナリ」「タリ」「ダ」「デアル」
・形容詞の、原形「よし(良し)」の語幹は「よ」、原形「あし(悪し)」の語幹は「あし」である。 ・状態副詞に、様態をあらわす「ニ」「ト」が接し(接したものも状態副詞)、さらに「アリ」が接したものが、いわゆる形容動詞であって、状態副詞には「アリ」が付くものと付かないものがあるため、「アリ」の付くものを特にひとつの品詞と考えることは可能である。 ・名詞を述語とする文につく「ニアリ」の「ニ」は場所をあらわす「ニ」で、「ニアリ」は「に於いてある」の意である。同じく「トアリ」の「ト」も場所をあらわす「ト」で、「トアリ」は「という所にある」の意。これがつづまって「ナリ」「タリ」となるとき「アリ」は実質的意味から形式的意味に転じて〈陳述〉〈判断〉の意味をあらわす。 ・名詞文の ~ハ…ダ。 の文は、主述関係をあらわす文である場合と、述語成分の文だけである場合とがあり、「ダ」は〈断定の助動詞〉である場合と、〈文全体の陳述をあらわす〉場合とがある
The Trend of Using Portfolios in Nursing Education : A Literature Review
【目的】 看護においてポートフォリオがどのように活用され評価されているのか,文献から動向を知り,看護教育における有効な活用について検討する. 【方法】 医学中央雑誌(Web 版)を用いて,「ポートフォリオ」と「看護」を検索用語とし,抽出した341文献のシソーラス用語を分類し文献の傾向を整理するとともに,最新5年間の論文41件の内容を概観した. 【結果】 ポートフォリオに関する看護の文献は2000年以降緩やかに増減し,最多である解説は臨床での活用に関する内容が多く,論文では看護基礎教育の実習での活用が多く抽出された.活用の対象は看護学生が半数を占め,ポートフォリオは記録の負担となるなどの課題はあるが,成果の可視化,リフレクション,周囲との共有などに有効であった. 【結論】 ポートフォリオは看護教育の様々な場で活用されつつあるが,教育機関全体での活用や評価,卒後教育にまで継続して活用することが課題として示された.ポートフォリオ看護教育文献レビュ
On the Stone Bed with Picture of Wang Ziqiao, in Wu Qianghua’s Collection; with Two Kinds of Stone Beds of Nothern Wei, in Zhang Huan’s Collection
深圳市金石芸術博物館(呉強華理事長)は最近、二点の北魏石床を入手された。一点は、董黯石床Cと仮称する、一・五面の石床で、もう一点は、王子喬石床と仮称する、三面の石床である。小稿は、その内の後者の全囲屛図像(及び、前闕図像)を、世界に先駆けて紹介しようとするものである(前者は、『京都語文』27<令和元年十一月刊>に紹介した)。その呉氏蔵王子喬石床には、北朝における初出例となる王子喬図(「王子喬吹笙」「浮丘公来聴」題記を有する)、また、竹林七賢図の山濤、阮籍図が描かれる。さて、本年九月に、上海の張洹氏の所蔵される、二種の北魏石床(北魏孝昌三<五二七>年田阿赦石床と北魏石床)を見ることが出来た。そして、その北魏石床には、竹林七賢図の向秀、奚康図、また、孝子伝図の董黯図(王奇図)が描かれ、田阿赦石床には、貴重な原谷、蔡順、郭巨図が描かれている。そこで、この機会に、張洹氏蔵北魏石床二種、八面の囲屛図像をも併せて紹介することとした。そして、解説として、王子喬図や竹林七賢図が墓中に描かれる背景に、例えば当時の買地券に看取される、中国古来の死生観が深く関わっていようことを、具体的に論じる。呉氏蔵王子喬石床張カン氏蔵北魏孝昌三年田阿赦石床竹林七賢図阮籍図浮丘公