Bukkyo University
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臨床心理相談室創設50年記念スタディ・デイ(2)(英文および日本語訳) Franco Basagila : A Paradigmatic Revolution in Mental Health Care
Ensuring the Effectiveness of Regulations on Workplace Safety and Health Management ‐In the case of the Industrial Safety and Health Act‐
本論文では,労働安全衛生法に基づく職場の安全衛生管理に関する規制の執行活動を対象として,規制の実効性確保の仕組みと構造を検討する。規制の分類からみた場合,職場の安全衛生管理に関する規制は社会的規制の範疇に含まれるが,労働災害の防止と労働者の健康と安全の確保という規制の目的を達成するため,主として特定行為の禁止,資格制度,検査検定制度,基準・認証制度などの手段を用い,物的規制(製造・流通段階と使用段階における機械・器具その他の設備,原材料,建設物,作業環境の安全・衛生の確保),作業規制(作業自体の安全の確保),人的規制(安全衛生教育,免許・技能講習などの就業制限による作業従事者の能力を担保)を実施している。また,規制の実効性を確保するため,労働災害防止計画制度,労働者に対する知識の付与(情報提供),労働者の参加の保障と促進,労働基準監督制度,安全衛生改善計画・特別安全衛生改善計画,労働安全コンサルタント・労働衛生コンサルタントなどの手段を用い労働災害の低減に努めてきた。この他,中央労働災害防止協会などの労働災害防止団体による災害防止活動が,国(行政)が行う監督指導等と相まって事業主による自主的な災害防止活動を促進する体制を構築している。公的規制社会的規制規制行政規制の実効性確保労働安全衛生
An Annotated Japanese Translation of the Lokakṣema’s Pratyutpanna-buddha-saṃmukhāvasthita-samādhi-sūtra, Chapter II (1).
『般舟三昧経』(T. 418)は支婁迦讖によって179 年に訳出されたと伝わる初期大乗経典である。異本の内で最も古い形態を留めており、〈般舟三昧経〉の研究における第一の資料となる。また、訳出された年代の早さから、初期大乗を研究する上でも押さえておかなければならない資料である。第二章を取り上げるのは、これが般舟三昧の説明を担う重要な章だからである。近年ではこの章が原初形態を示しているという見解が提示されており、学界の注目度も高い。この第二章の研究により、原初的な般舟三昧のあり方を追究し、この三昧が如何なる修道論上の要請に答えるべく生み出されたのかを明らかにすることができる。そして最終的に、編纂者たちの思想的立場といった初期大乗の研究に重要な情報を提示することが可能である。本稿はその研究の前段階として『般舟三昧経』第二章の和訳と註を作成する。支婁迦讖初期大乗浄土教阿弥陀仏念
A Study of Factors in Workforce Shortages under the Long-term Care Insurance System and Countermeasures
本研究では,介護現場における人手不足について,その要因と現在展開されている人材確保政策とを対比した上で,人手不足を改善するための方策について検討した。人手不足の根本的な要因は,介護労働の担い手として劣悪な労働条件でも確保し得る人材(女性,若年層,ボランティア等)を充ててきたことと,介護保険法の施行により付加された「営利性」が労働条件のさらなる悪化と介護労働の変容を招いたことにある。ところが,人材確保政策の主軸は「新たな担い手の創出」であり,さらには,介護労働者の労働条件と介護サービスの利便性とが天秤にかけられており,実態に即した対策とは言い難い状況にある。 介護保険制度は国民への介護保障の柱であり,人材確保はそのための手段に過ぎない。このことを踏まえ,まずは,労働環境の改善を図るとともに,それらとサービス利用とを完全に切り離し,「ケア」という一貫した概念を取り入れる必要がある。介護保険制度人手不足人材確
The formation of the Learning awareness through Integrated Study : Influence of the Vocational experience
本稿の目的は,現在,主に総合的な学習の時間の中で行われている職業体験学習に関する調査を実施し,職業体験学習の評価と高卒後の進学先での学びに対する考えとの関連を検討することである。その際,高校所属学科による違いに注目した。分析,検討の結果,同じ職業体験学習の取組みであても普通科,職業学科によって評価も違い,また,その後の進路先における学びに対する考え方にも影響を及ぼすことが確認できた他,なかでも高校,高卒後を通じた職業レリバンスの強い学びが社会への移行不安を軽減することにつながっていることも明らかとなった。こうした視点を持つことは,「自己の在り方生き方と一体的で不可分な課題を自ら発見し,解決していくような学びを展開していく」ことを目指す総合的な探求の時間の学びと,高卒後の進学先との教育的な連動の観点から課題を見出す意味でも重要であると考える。普通科職業学科職業体験学習社会への移行不