Wakayama University Academic Repository
Not a member yet
6193 research outputs found
Sort by
Achievements and Problems of Collaborative Learning Practices over Classrooms in Small Schools
本研究は極小規模の小学校における課題を解決するための取組に関する研究である。梁瀬小学校は教室に同学年の児童がいないため「協働する学び」の実践が難しいことが課題であり、中学校進学時にいきなり多人数の中に入る不安は、児童だけでなく、学校、保護者、地域の共通認識であった。これらの課題を解決するため、校内、校外を問わず交流できる場の設定を積極的に行った。6年生は、同じ中学校区の3小学校でオンラインや対面の交流を行い、中学校進学に向け前向きな意識を持つことができた。1・2年生複式学級では、古座川町立明神小学校とオンラインで交流し互いの地域の特徴や違いを学んだ。また、高野町立花坂小学校と定期的な朝のオンラインスピーチや対面交流も行い、協働する学びが実践できた。課題としては、相手校との連絡調整の難しさがあげられる。各校のねらいも包括した交流を計画、実施していくカリキュラムマネジメントが大切である
Regional Collaboration as “Curriculum Management” : Consideration through the practice of regional learning in Social Studies and Integrated Studies
本稿では、現行学習指導要領において最も重要な概念の一つである「カリキュラム・マネジメント」を起点として、その一つの側面である「地域」との協働・連携について、伝統的にこの課題を扱ってきた社会科、並びに総合的な学習の時間を軸として検討することを目的としている。論議の前半においては「カリキュラム・マネジメント」における「地域」の位置を確認しつつ、現行学習指導要領において求められる「社会に開かれた教育課程」について論ずる。さらに、ここでは今から30 年以上前に行われた当時の社会科教育の実践と、近年の「総合的な学習の時間」の実践を対比しながら、そこに見られる「地域」の位置とその意味の変化を探り、それぞれの時代に有った地域との学びの連携について考察する