Bulletin地球温暖化に適応できる花きの生産技術の確立が望まれている。北海道におけるカーネーション切り花の施設栽培では主に1月から5月までに定植され,6月から11月までに採花・出荷される。このような夏秋切り作型では生殖成長期が高温期と一致する。近年,道内産地においてスプレーカーネーションのブラインドが報告されているが,その原因は明らかではない。そこで,花芽分化期における高温遭遇がスプレーカーネーションʻチェリーテッシノʼの切り花品質に及ぼす影響を調査した。高温処理にはファイトトロンを用い,昼温25℃,夜温20℃の対照区と,昼温35℃,夜温30℃の高温区を設け,それぞれ1,2,3または4週間処理した。その結果,1週間以上高温に遭遇した切り花では切り花長および側枝長が対照区と比較して有意に短かった。また,3週間以上高温に遭遇した切り花では花蕾数が対照区と比較して有意に少なかった。本研究の結果から,ʻチェリーテッシノʼは花芽分化期に昼温35℃,夜温30℃の高温に3週間遭遇することでブラインドが顕在化することが明らかになった。departmental bulletin pape
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