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A study of mathematics education for the university freshman and revision of ministry's curriculum guideline -Through the classes of linear algebra-
本稿では、学習指導要領の改訂が大学初年次教育に及ぼす影響を検証し、線形代数の授業実践を通して、大学初年次数学教育の方法について考察する。In the present article, we examine the influence of revision of ministry's curriculum guideline, and we would like to consider the way of mathematics education for the university freshman through the classroom practice of the linear algebra.departmental bulletin pape
Analysis of brain-gut coupling mechanism for temperature acclimation in C.elegans
甲南大学博士(理学)令和5年度(2023年度)動物は生育環境の温度に合わせて生存戦略を取ることで、多様な環境の中で生存・繁殖を可能にしている。本研究では、線虫Caenorhabditis elegansが飼育温度の変化によって頭部から尾部に跨る全身周回性の神経回路を駆動させ、腸の脂肪代謝を制御する温度順化機構を明らかにした。C. elegansは飼育温度が変化すると新しい温度に慣れる「温度順化」を示す。例えば低温環境下でも生存可能な15℃飼育個体を25℃に移し3時間以上飼育すると、25℃に慣れて低温への耐性を失い、低温環境下で死滅するようになる。C. elegansの温度順化の制御において、転写因子CREB(cAMP応答配列結合タンパク質)が頭部に細胞体を持つASJ温度受容ニューロンとRMG介在ニューロンにおいて温度順化を制御することが明らかになった。ASJ温度受容ニューロンとRMG介在ニューロンの間を繋ぐギャップ結合やシナプス接続は存在しないため、この2つのニューロンを仲介するニューロンの存在が考えられた。そこでASJ温度受容ニューロンとRMG介在ニューロンの間の神経細胞のシナプス伝達を過活性化させた結果、尾部に細胞体を持つPVQ介在ニューロンが温度順化に関与している可能性が得られた。カルシウムイメージングと遺伝学的な解析により、PVQ介在ニューロンはグルタミン酸を介してASJ温度受容ニューロンとRMG介在ニューロン間の温度情報伝達を仲介していることが示唆された。
以上により、頭部のASJ温度受容ニューロン、尾部のPVQ介在ニューロン、頭部のRMG介在ニューロンと全身に渡って構成される神経回路が温度順化の制御に関与することが示唆された。次にこの神経回路の下流の解析を進めた結果、腸の脂肪代謝に関わる神経ペプチドFLP-7の変異体とその受容体NPR-22の変異体で温度順化に遅れが見られることが分かった。神経ペプチドFLP-7の下流で脂肪を分解することが報告されているトリグリセリドリパーゼATGL-1は高温飼育時の方が発現量が増加した。中性脂肪を赤色に染めるOil Red Oで腸の脂肪量を定量化したところ、高温飼育時の方が腸の脂肪量が低下しており、トリグリセリドリパーゼATGL-1の増加と腸の脂肪量の低下が同じ温度域で起こっていることが明らかになった。つまり、C. elegansは全身を周回する神経回路と腸が連関し、腸の脂肪代謝を介して温度順化を制御する生体システムが明らかになった。doctoral thesi
フェイクニュース記事からの誤り抽出と訂正手法の提案
インターネット上には様々なニュースがあるが,そのニュースの中にはフェイクニュースが多数存在する.このようなフェイクニュースにより,ユーザはそのニュースを信じてしまい,意図せずともフェイクニュースを拡散してしまう問題がある.フェイクニュースには,一見してフェイクとわかるものとわからないものがある.また,フェイクニュースの一部分を訂正することにより,そのフェイクニュースが正しくなる場合がある.本研究では,このように部分的に誤っているフェイクニュースの誤り箇所を抽出し訂正する手法の提案を行う.具体的には,フェイクニュースの主人公に着目し,その主人公に対する「いつ」,「どこで」,「何をしたか」の構造に着目したフェイクニュースの誤り箇所を抽出し,その訂正を行う.departmental bulletin pape
中学校進学前の不安への対処行動に関する記述データによる研究 ―小学校6年生時の記述と中学校1年生時の回想との比較―
小学校6年生時の中学校進学前の不安と,中学校1年生が回想した中学校進学前の不安のそれぞれに対して,どのような対処を子どもたちが考えるのか,記述データを対象に,KH Coder3を用いたテキストマイニングによる対応分析を行った。中島ら(2022)で得られた共起ネットワークにおける抽出語の回答傾向にしたがって調査協力者にクラスター分析を行い,各クラスターを外部変数として,回答された対処行動からの抽出語との対応関係を検討した。小学校6年生においては,気軽に頼ることができる対人関係が得らえるかどうかに対する不安が高い児童たちは個人志向性の高い対処行動,低い児童たちは社会志向性の高い対処行動を考える傾向があり,それぞれの自覚を活かしつつバランスをとる予防的支援の必要性が考えられた。中学校1年生の結果については進学前の児童に対するチェック事項として用いることができ,全体に対して習慣づけを図るべき事項と,児童個々人の状況に添った補強点を見出し,必要な指導を行うために使うことができる事項とが見いだされた。departmental bulletin pape