AUE Repository (愛知教育大学学術情報リポジトリ)
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9501 research outputs found
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乳幼児期における保育施設での生活への「適応」に関する論考
text保育施設における生活で,子どもは集団・環境への適応が望まれている。そこでの「適応」とはいかなる状況をめざすものなのか。本研究では,諸々の学問分野や社会的側面において「適応」はどのような意味や位置付けで扱われてきたかを,先行する文献や研究より素描する。適応の概念は大きく分けて,環境や事象に対する適応と,ヒト自身の適応力の向上に分けられ,保育の中での適応は,集団適応,社会的適応,生活的適応,適応行動,心理適応が挙げられ,各視点から環境構成や援助方法などが検討されている。乳幼児にとっての適応とは,心理的に能動的かつ情緒的な安定を得ながら環境と適切に関わることと定義できる。子どもがどれだけ心地よく過ごしているかという子どもの居場所感を捉える視点と,子どもがどれだけ活動に没頭しているかの視点は,「適応」の情緒的な安定であり,子どもが園環境・生活に能動的に関わることが含まれることが分かる。その結果,「安心・安定」「夢中・没頭」の評定で「適応」を描写することが可能であることが示された。departmental bulletin pape
英語における質問力の育成について―聴き手側の育成によるやり取りの向上―
text本研究では、論理・表現の科目で求められている「話すこと(やり取り)」の力を伸ばすことに焦点を当て、新たな取り組みを行い、その効果を検証した。従来では自分自身の意見を話すことを鍛え、発信者側を育てるのがこれまでの授業で行ってきたことだが、今回は相手の意見を聞き、質問をし、相手からの意見を引き出す聴き手側の育成を目指した。取り組みを通して見えてきた効果、そして今後に向けての課題をまとめる。departmental bulletin pape
生徒間評価活動の実践研究―学びに向かう力につなげる評価者の育成―
text論理・表現Ⅰの授業において、スピーキング(やり取り)領域にフォーカスした指導と評価を一体化する研究実践に取り組む。評価基準となるルーブリック指導を徹底した上で、やり取り活動の生徒間評価を指導の最前面におくことで、教員評価に十分相関する生徒間相互評価・自己評価の実現が可能か追求する。合わせて、評価自体を学び、実践し合うことで期待する評価者としての成長が、やり取り活動の取組そのものに与える影響を考察する。生徒評価データと生徒意識アンケート結果の分析から、生徒内で評価基準が確立していく様子や、相互評価活動を通してやり取り活動が活性化する前向きな変化が見られた。departmental bulletin pape
51回生「総合的な探究の時間」実践報告
text2023年11月に本校で開催した「第41回高校教育シンポジウム」の第3分科会にて、「探究活動『附高ゼミ』の年次進行と各学年の取り組み」と題し、実践内容を報告した。本稿では、シンポジウムでの発表をもとに、51回生(第一学年)のこれまでの実践を整理し、それらを通して得られた知見から、このような活動の意義や今後の活動の方向性についてまとめた。departmental bulletin pape
インターネット利用環境実態調査2023-1人1台端末活用の考察-
text本校では、昨年度と本年度の入学生から1人1台端末として個人用iPadを購入し、様々な学習活動に利用している。来年度は全校で1人1台端末の体制となり、生徒の情報機器の利用実態やその活用状況、インターネットの利用環境を調査し、指導や助言等に生かす必要性を感じ、本年度も内閣府が実施している「青少年のインターネット利用環境実態調査」を基に調査を行った。また、1、2年の生徒には学校指定の個人端末としてのiPadの利用についての設問を設けた。 インターネットの接続状況および接続機器についても、内閣府の調査と同様にほとんどの生徒がスマートフォンを利用している。また、本校の傾向として昨年度に比べてタブレット端末の利用が大きく増加した。利用時間については、スマートフォンについて、3時間から4時間の利用時間が昨年に比べ大きく増加しており、より一層スマートフォンの利用の長時間化が見られた。利用内容については、タブレット端末で勉強すると回答した割合が大きく増え、本年度の1、2年生が個人用iPadを家庭学習にも利用していることがうかがえた。 次に1、2年生を対象としたiPadの授業の利用において、良い点だと感じているものについては、ほとんどの項目で昨年度より高い値となり、授業での活用をよりよく受け止めていると言える。特に、授業での効率や内容に関する設問および家庭学習に利用できるが大きく伸びている。また、個人用iPadが授業でどのように活用されるとよいか、さらに、家庭学習でどのように役立てているか、を自由記述で調査した。授業については、「教科書やノートの代わりとして利用」を含む回答が多く、3割を超える生徒がデジタル教科書を希望していた。一方、家庭学習でiPadをどのように役立てているかについては、「分からない英単語や古語などを調べる」と「予習・復習、そのために解説動画を見る」を関連させて家庭学習をすると記述した生徒が6割を超えた。これらから、端末での学習を授業と家庭学習の両方で連携させながら効率よく学習に取り組みたいという姿勢がうかがえた。今後も1人1台端末の利点を生かすためには、授業での学びと家庭学習をいかにスムーズにつなげていくかが課題となると考えられる。departmental bulletin pape