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    幼少期の親の養育態度の認知と青年期の愛着関係との関連ついて-量的・質的両面からの検討-

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    text本研究は、幼少期における親の養育態度の認知が、青年期の母子関係・友人関係・恋愛関係における愛着スタイルとどのように関連し、どのような心理的機能を果たしているかを、量的および質的調査により検討したものである。量的調査の結果、幼少期における親の養育態度において「ケア」を高く認知していた場合、青年期の各関係における愛着スタイルの「不安」及び「回避」は低くなる傾向が確認された一方で、「過保護」が高く認知されていた場合は「不安」及び「回避」は高まる傾向が示された。質的調査では、母親、恋人との関係はネガティブなイメージが中心として形成されることがあるが、友人関係はネガティブなイメージが中心として形成されることは少ない傾向にあった。母子関係、友人関係、恋愛関係には青年期の愛着対象として共通する部分がありながらも、異なる機能を持つことが示唆された。departmental bulletin pape

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    男子中学生の走能力とスキップ能力に関する運動学的研究

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    text本研究は,走能力とスキップ能力の関係を運動学的視点から検討することを目的に,中学生 23 名を対象として 50m 走タイムの計測を行った後,スプリントとスキップの動作分析を行った。動作分析は,ハイスピードカメラを用いてスプリントとスキップの動作を側方から撮影し,動作分析ソフト(Frame-DIAS VI)を用いて行った。スプリントについては速度,接地時間,ピッチおよびストライド長を,スキップについては速度,接地時間およびストライド長を算出した。50m走タイムと走速度の間には負の相関がみられた。走速度とスキップ速度との間には有意な正の相関が認められた。また,スプリントとスキップの双方において,速度が高い者ほどストライド長が広く,接地時間が短いことが明らかになった。これらの結果から,走能力とスキップ能力の間には共通する運動学的要素が存在することが明らかになった。This study examined the kinematic relationship between sprinting and skipping abilities in 23 male junior high school students. Each participant performed a 50-meter sprinting and a 30-meter skipping, recorded using a highspeed video camera. Sprinting and skipping movements were analyzed with Frame-DIAS VI, a motion analysis software. Kinematic parameters for sprinting, including speed, ground contact time, step length, and stride frequency, were calculated. For skipping, speed, ground contact time, and step length were measured. A negative correlation was found between 50-meter sprint time and sprinting speed. In addition, a significant positive correlation was observed between sprinting and skipping speeds. In both sprinting and skipping, higher speeds were associated with longer step lengths and shorter ground contact times. These findings indicated that sprinting and skipping were similar to common factors of kinematic characteristics.departmental bulletin pape

    表紙

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    奥付

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    失恋経験が自己成長感に与える影響:自尊感情、失恋ストレスコーピング、出来事に対する意味の付与に着目して

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    text本研究の目的は、自尊感情が失恋ストレスコーピングの選択にどのような影響を与えるか、また、選択した失恋ストレスコーピングによって失恋体験に対してどのような意味の付与がなされ、自己成長感が導かれるかについて検討することであった。中学生の時期から現在までの間に、失恋を経験したことのある大学生・大学院生 146 名(男性 62 名、女性 84)名を分析対象とした。対象者は、自尊感情、失恋ストレスコーピング、ストレスに対する意味の付与、ストレスに起因する自己成長感に関する質問票の各尺度に回答した。多母集団同時分析の結果、自尊感情と失恋ストレスコーピングの関連には男女差があること、失恋ストレスコーピングの選択によって出来事に対する意味の付与が異なること、意味の付与だけでなく、失恋ストレスコーピングからも自己成長感が導かれることが明らかになった。departmental bulletin pape

    アレキシサイミアの構成概念の概観―アセスメントツールの比較を通して-

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    textアレキシサイミアの語源はギリシャ語で気持ちを言葉にできないという意味を持つ(Nemiah, Freyberger, & Sifneos., 1976)。本研究では,アレキシサイミアの概念をトロント(Toronto)グループ,アムステルダム(Amsterdam)グループ,パース(Perth)グループ(注意-評価モデル)のアセスメントツール(尺度)の構成概念を用いて整理し,3つのグループの相違点について検討した。これにより,アレキシサイミアの構成概念に関する代表的な知見が整理され,臨床場面においてアレキシサイミア患者治療のためのより正確なアセスメントの一助となることが期待される。departmental bulletin pape

    翻訳は学びを深めるか-大学生の英訳タスクに見るメタ認知の実態-

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    text本研究は、大学生による日本語から英語への翻訳タスクを通じて、翻訳活動が英語学習に与える教育的効果を質的に検証するものである。特に、機械翻訳(MT)を活用した翻訳過程において、学習者が直面する言語的困難や、それに伴う気づき・修正のプロセスに注目し、翻訳を通じたメタ認知の実態を明らかにすることを目的とする。学習者を英語熟達度別に上位群・中位群・下位群に分類し、翻訳タスクにおける記述データを比較分析した結果、熟達度が高い学習者ほど MT の出力を批判的に捉え、文法・語彙・表現に関する深い気づきを得て修正を行うなど、高度なメタ認知活動が見られた。一方、下位群では文化的要因への帰属が強く、言語的分析の深度は限定的であった。こうした結果は、翻訳タスクが学習者の言語的気づきや自己調整力を促進し、メタ言語知識や語彙力、表現力の向上に寄与する可能性を示している。しかしながら、本研究には対象者の限定性や素材ジャンルの偏り、定量的評価の不足といった限界も存在し、翻訳活動の効果をより広く検証するためには、今後の研究による補完が必要である。翻訳を通じた学習は、母語を介在させることで言語間の違いや共通点への理解を深め、英語教育において重要な役割を果たす可能性を秘めている。本研究の試みが、翻訳の教育的意義やその活用方法を探る今後の研究の踏み台となることを願う。departmental bulletin pape

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