Yamagata University Academic Repository
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    6724 research outputs found

    木竹材繊維素繊維の結晶領域の動向についての研究

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    論文(Article)緒論(抄) 繊維素の微細構造は結晶領域と非結晶領域とからなるもので,繊維素の分子はこの二つの領域を貫いて走っているが,結晶領域と非結晶領域との聞には明瞭な境界は存在せず,結晶領域において規則正しく配列していた繊維素分子はその端部に向うに従って漸次配列を乱し,遂に非結晶領域に溶け込むようになっている.叉結晶領域と非結晶領域の中間には,準結晶領域或いは擬結晶領域又は中間領域と云われる配列のやや良好な部分が存在すると考えられているから,有用木材並びに竹材の繊維の微細構造を究明することは繊維素化学の上からのみならず,パルプ,工業,レーヨン工業の基礎的研究として,重要である.従ってマツ,ブナ,孟宗竹等の繊維の結晶領域量について,又これら試材の各領域が蒸解或いは漂白作用等によってどのような影響をうけるか,又繊維の結晶領域は生長と共にどのような過程で形成されていくものか等の結品領域の動向を究明し,木材化学工業の発展に貢献せんとするものである

    流れの浮遊砂輸送能力

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    論文(Article)筆者は,先に,密度勾置の乱れに対する効果を明かにし,それより,浮遊砂により密度勾配が形成された場合に於いて,流れが浮遊させ得る砂粒濃度の範囲を理論的に誘導した.そこで求められた理論式はまだ充分に実用的でない係数を含んでいた.ここではそれを解決し,新たな関係式を誘導した.次に,その式をIsmailの実験値と比較した.結果は高いReynolds数の領域に対しほぼ満足すべきものであった

    イナゴ卵寄生蜂に関する研究(第11報) : 特に寄生蜂ムライクロタマゴバチ及びツルオカクロタマゴバチの日週活動と温度反応について

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    論文(Article)【摘要】 第1報においては卵寄生蜂の新種Scelio sp.として日週活動と温度反応などを報告したが,翌年渡辺博士により数多くの送付標本から形態的に若干の差異ある個体が見出され,ムライクロタマゴバチとツルオカクロタマゴバチの2新種に分けられた.著者はその後種類別に追調査を行い2種の日週活動と温度反応にも著しい差異のないことを第2報【緒言】にのべたが,詳しいデーターは示さなかった.本報は両種を同一日時に,しかも同様環境条件下で調査した結果を示し,第1報と併せ考察したものである.1)両卵寄生蜂の日週活動については著しい差異は認められなかった.しかじ1957年8月13日の追調査時には降雨による活動抑制が観察された.前回の,そしてその後の調査から,両種の日週活動には気温と日射量が1次的な影響を及ぼし,風雨などは2次的な影響を及ぼすものと思われた.一方照度は日中の気温が活車有効温度以下(約200℃以下)に降る時期には2次的に働くが,日夜活動有効温度内(約20℃以上)にある時期には活動支配の要因に変るようである.2)温度反応においても,両卵寄生蜂に著しい差異は認められなかった.即ち両種とも95%信頼限界値の平均では,9℃前後で微動をはじめ,18℃前後で正位となり,約20℃前後で匍匐あるいは歩行をはじめる.更に飛翔は23℃前後ではじまり,33℃前後で興奮状態となり,46℃前後で不正伎となり転倒,47℃前後で熱死する.もし,匍匐あるいは歩行開始から興奮状態に至るまでの間を正常活動とみなすならば,その温度範囲は約18℃となる.一方微動から熱死に至るまでの活動可能限界範囲は約40℃となる.これら両種の温度反応の結果は,他の多くの昆虫のそれに較べるとイネツトムシ成虫のそれにかなり似ている

    種子の形態的変異のスギ育種における意義

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    論文(Article)【諸言】本邦の主要造林樹種中最も重要なスギには外部形態上あるいは生態的に種々の変異が見られるが,これらの変異が遺伝学的要因によるものであるか,あるいは単に環境変異に過ぎないものであるかは現在のところほとんど解明されていない.従来主として産地の立地条件の差異を中心にして,これに外部形態および若干の生理的特性を加えて“気候品種あるいは“立地品種という便宜的で厳密性を欠く分類が試みられ極めて雑駁な“林業品種が成立っている.この雑駁性すなわち重要実用形質の不均ー性は実際施業上種々支障を来たすことはいうまでもない.従来スギ品種については分類の基準として多数の形質が取上げられているが,それらはいずれも変異の幅が大きく品種分類の基準としては適当でないと考えられる.約30年前佐藤('31)は球果形状比の変異の小さいことに着目してそれに基づいてスギ品種の分類を試みて以来,多くの研究者は同じく変異の小さい種子の形状比をも考慮して種々の分類を行うようになって来た.しかし現在分類された品種では挿木林分の場合は別であるが,“同一品種の実生林分での樹相の変異が著しい場合が多い.樹相は基本的には遺伝子の支配を受けると考えられるが,環境による変異もかなり大きく,樹相のみからただちに遺伝子型の差異を識別することは困難な場合がある.本研究では現在分けられている品種に関係なく,樹相を外観上から単幹枝細型,単幹枝太型,伏条型,立条型,多幹枝細型および‘多幹枝太型の6型に分類し,この樹相と密接に関連した他の簡単な,標識形質の探索とその環境に対する安定性の検討を行った.すなわち本邦では従来ほとんど注目されなかった種子の珠孔痕跡部(Micropylar tip)の形態的特性に着目し,それが樹相の差異をあらわす標識形質としての信頼性について検討した.最近スエーデンのEhrenberg等が欧州|アカマツについて簡単な報告を行った以外は,林木種子の珠孔痕跡部についての研究はほとんど見あたらない.本稿を草するにあたって有益な御助言と周密な御校訂を賜った九州大学教授佐藤敬二博士に謹んで感謝の意を表する.本研究は山形大学農学部造林学研究室において故斎藤孝蔵博士の御指導のもとに行われた.また研究の途中1年間,東北大学教授水島宇三郎博士および同大学村上寛一助教授の御指導を賜った.以上の諸先生に対して深く感謝の意を表するものである.なお実験に多大の助力を惜まれなかった板垣善作,大津正英,本間庸および大滝忠三の諸氏,実験材料の採取に協力された各営林局・署ならびに各県林務課の方々にも厚く感謝の意を表したい

    Mallomonas, Synura 属及び他の淡水産プランクトンの電子顕微鏡による研究V : Mallomonasの鱗片と珪藻殻の微細構造の類似について

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    論文(Article)The suggestion on the similarity of the fine strllcture between the scale of Mallomonas and the frustule of diatom was given by Dr.Taira KAMIYA at the Congress of the Botanical Society of Japan in 1963. The present writer explains a brief consideration on this interested slIbject.The writer wishes to express his thanks to Dr. Taira KAMIYA of Aichi Gakugei University for his valuable advice and kindness,and also to Professor Noboru ABE for his constant guidance

    果樹,野菜類における果面障害発生機構に関する研究(第1報) : 主要果樹における果皮の組織学的観察

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    論文(Article)【諸言】わが国における最近の農業は,しだいに機械力に依存する面が多くなりつヽある.機械力を利用した果樹,果菜類の栽培においては時としてはなはだしい果面障害(裂果,サピ果,汚染果,傷害果など)が発生することが多い. しかるにわが国の市場慣習では外観を主にした等級づけにかたむきやすく,消費者の意識にも同様の傾向が見られるため,外観,肉質ともにすぐれた果実を市場に送ることが要求されている.したがって,界面障害の発生機構を究明することはきわめて重要な課題のひとつとなっている.わが国の主要果樹, 果菜類に関するこの種の研究は,個々の果実についてはかなりの報告がなされているが,これを総括的に検討した報告は見られない.この研究はわが国産の主要な果樹,果菜類の果実について,組織学的,組織化学的および生理学的な検討を加え,果面障害の発生機構を綜合的に把握しようとするものである.第1報は,わが国産の主要果樹の果皮(果実の表皮系)について組織学的な観察を行ない,界面障害発生機構の究明,あるいは果実の貯蔵,機械収穫等のための基礎資料を得ようとしたものである.この研究を行なうにあたり,東北大学伊東秀夫博士,名古屋大学烏潟博高博士ならびに当研究室の青葉高博士,苫名孝博士より御指導ならびに御助言を賜わった.こヽに厚く感謝の意を表します.また材料の採集にあたっては,愛媛大学松本和夫博士,高知大学加藤徹博士はじめ各方面からの御助力によるところが多かった.記して謝意を表します

    ラッキョウの球形成過程並びに球形成および花序分化に及ぼす日長の影響

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    論文(Article)ラッキョウは5,6月から葉鞘が急速に肥厚し,葉身の生長が停止する.従ってラッキョウの球形成には日長,温度条件が関与しているものと思われる.従来ラッキョウの分球の様相や,施肥,植付期などが分球数や球重に及ぼす影響については若干調査されている.しかし球形成と日長,温度条件との関係はまだ明らかにされていない.ラッキョウは球の肥大する6月頃花序を分化し,秋に抽たい開花する. この点は他のネギ類とは異なり,その開花生理には興味がもたれる.これらの点を検討するため本実験を行なった.本実験は文部省科学研究費の助成による球根作物の球形成機構研究の一部として行なったものであ

    球根アイリスの球形成に関する研究(第2報) : 球形成および花芽分化と普通葉数との関係

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    論文(Article)球根アイリスにおいて花芽を分化した個体は側球(偏平球)を形成し,花芽を分化しない個体は成球(丸球,中心球)を形成する.一般に大球を植えた場合は花芽を分化するが,掘上期の極端に早い球を植えた場合,植付期の早い場合,掘上げ後球を9℃以下の低温で貯蔵した場合は,比較的大球も花芽を分化せず成球を形成する.これらの点は促成栽培や球生産を目的とした栽培において考慮されている.しかし花芽分化および球形成のための条件,花芽を分化しない個体が成球を形成する理由など,花芽分化と球形成との関係についてまだ明かでない点が多い.これらの点を検討するため,球の掘上期,球の貯蔵温度,植付期,植付球の大小等を異にした区を設け,花芽の分化・発育,球形成の状態とそれらの構成葉数を調査した.その結果,花芽分化および球形成と普通葉数との間に二三興味ある関係がみられたので報告する

    リンゴ果実のサビ発生機構に関する組織学的研究

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    論文(Article)【摘要(抄)】 リンゴの果実の表面に生ずるコルクは,その外観からサピ(russet)とよばれ,商品価値をそこなうことが大きい.サビの発生は品種によってちがい,また果房内の中心果と側果とでもちがう.さらにサビは外部条件によっても影響され,幼果の時から袋をかけて保護すれば,その発生をほぼ回避できる.本研究は,リンゴ果実の表皮系について組織学的に追究し,自然環境下におけるサビ発生の機構を明らかにし,さらにサビ発生に関与する外的要因についても基礎的な知見を求めようとしたものである

    広域水田地帯を内包する積雪地域の保留-流出特性(1) : 最上川中流域(中郷-大石田間)の保留-流出特性

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    論文(Article)まえがき 広域の水利用計画を検討するには,まず広域の水収支とくに当該地域の保留量(地域貯留量)の経時変化を求めることが大切である.本報告は,最上川中流域(中郷-大石田間:1,863km2)について水収支を分析することにより,①本流域の保留-流出特性を巨視的立場より明らかにするとともに,②本流域の地域貯留量の特徴点を把握して,流域の水文的基本性格に接近することを主なる目的とする

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