Yamagata University Academic Repository
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    動力耕耘機及犂に依る水田耕耘の諸問題

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    論文(Article)【緒言】 動力耕耘機の性能試験は各地で行ばれて居るが、供試圃場の関係で、概ね1反歩以下の場合が多く、十分なる性能を発揮せしめ得ない嫌いがあった。著者は1機当り3反歩を割当て連続耕耘せしめて、各種性能を試験すると共に、馬耕に依る耕耘と比較して、其の後1民生する諸問題を調査したのであるが、何分資料に乏しく、いずれも今後更に繰り返して実験すべき問題であるが、一応今年度の成積を発表して、諸氏の御叱正を得たいと思うものである。猶稲の生育並に収量は作物研究室の竹島助教授が調査されたもので、雑草の生育量、地温等は農専三年生若松正夫君に主に調査して頂いたものであり、その他関係研究室教官の御指導を願った点、記して感謝の意を表するものである

    耕地交換分合並びに米供出の為にする水田作付反別確定台帳創作の一様式に就いて

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    論文(Article)【緒言】 本題目は、山形県西田川郡豊浦村全村に亙る水田作付反別確定台帳及附図創作の一様式に就いて解説する。現地実測は、1948年7月19日に始まり、1950年3月6日確定台帳及び附図を完成して居る。現業従事者は、山形県立農林専門学校生徒、山形大学農学部学生、鶴岡税務署管内庄内土地測量講習会議習生、山形大学助教授末勝海氏、山形農専教官土屋功位氏等と共に著者を含めた技術陣である。豊浦村は日本海沿岸の辺取、羽越線三瀬駅、小波度駅、五十川駅等の介在する全村面積2830町歩に及ぶ細長き帯状の庄内の半農半漁の農村である

    挿木の生理学的研究

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    論文(Article)【緒言】 林木育種の重要武器として挿木は今日極めて高く評価されている。造林樹種は固より特に特用樹種に於て挿木は極めて重要な繁殖法であり、結実不良寡稔性の樹種は是非とも本法によって増殖を計らねばならない。挿木にも色々あって普通挿木、葉挿、埋条、埋幹、挿幹、根挿(分根)等様々たるも著者本紙上に発表せんとするものは普通の挿木に就いてである。挿木不可能乃至困難樹種を発根せしめる方法として枝条白化法、生長ホルモン及化学薬品に依る法並に物理的処理法等あるも特に生長ホルモンが挿木に関し幾多の貢献を示して来たのである。著者本紙に於て記述せんとするのは飽くまで挿木現象を樹木生理学に立脚して研究したる結果であり、挿穂の水分生理並に特殊雑草汁液処理によって生長ホルモンによる研究分野に一新生面を開拓することが出来るならば、筆者の幸甚とする所である。本研究は文部省科学研究費援助の下に行い実行に際しては山形県立農林専門学校助手須藤昭二君並に同校卒業生山形県庁林務課職員斎藤諦君に負う所大でありここに厚く深謝の意を表するものなり

    サンカエウの成分並微生物に関する研究(第1報)

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    論文(Article)【緒言】 昨年鳥海山登山の際、偶々9OOm標高附近の比較的陰湿な地帯に限りサンカヨウの群落が存在して、時恰も7月中旬なりしため匍匐状の果実を着生して、何等かの利用が考えられた。少くとも微生物の分離は可能であり、又、果肉種子等より特殊な成分の抽出が出来れば興味ある問題である。附近の住民に其の利用に就いて質したるに注目す可き資料は得られなかった。帰校後ハイダツク液に2、3果をつぶして投入せしに徴弱乍ら醸酵を起し液より酵母の分離は可能である。果汁は甘酸味を有し、異臭味なく極めて普通な果実と見られる。文献に就而見るに植物学的記載はあるが、共の成分及微生物に就而は特に記録は見付からなかった。本年7月末湯殿山及大鳥湖登山に際し、約5kgrの試料を得たので、之に就而研究を進めて居る。大鳥湖部落附近では方言として沢葡萄と称し、食し得ると謂う。乾物は恰も梅干の如き芳香を有する。本報告に於ては、一般的な分析及果汁の微生物成育に対する態度に就いて報告し2報以後に於ては特殊成分及微生物の検索に就いて報告する予定である

    海岸稲と盆地稲の種生態学的研究(第5報) : 温度差効果について

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    論文(Article

    稲胡麻葉枯病の研究(第6報) : 病原菌の核現象について(1)

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    論文(Article)【摘要】 フォイルゲン染色法により,菌の核を観察した.その染色にはシツフ試薬のpHを3.2-3.5に保つことが重要であった.C1においては核の数は2の場合が最も多く60%にも達した.その他では4が三多かったが,そのパーセンテージはそんなに高くはならなかった.4をモードにする系統においても核数の分布に多少の差はみられたが,培養基の上では顕著にその外観が異っているものを含んでいる.染色体数は更に検討を要するがn=2ではないかと思われる

    水稲の多収性と耐冷性の遺伝子探求,特に苗発根力の日変化型により求める試みについて

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    論文(Article)Introduction: The information as to genetic factors is still lacking,but varietal productivity and varietal resistance against unseasonable low temperature are few doubted upon, each existence in rice plant,so that the varieties composed of those two characters have been longed for long years. But according to the facts observed in Tohoku region of Japan during past years,the productivity has not always associated such a beneficial character as resistance. Why that has been so and why these characters are heritable? The answers should be epitimized as simply as possible. Some trials of those are given in the data of this papers,which were obtained by employing various varieties of rice grown in Tsuruoka,Yamagata Pref. and by those rooting activies of seedlings。The present author acknowledges and exprreses his sincere thanks to Dr. Seijin Nagao for the helpful advice and continuous encouragement

    稲苗発根力の力源

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    論文(Article)【緒言】 稲苗から新根が生長するには,新根構成のための構成的物質代謝と,構成仕事のためのカ源的物質代謝とが必要である.この場合のAnabolismの主体は蛋白合成であり,Catabolismの主体は呼吸である.それゆえ,稲苗発禄力の力源を探ねることは,その場合の呼吸基質及びその変転を探るに他ならない.しかし“KeinWachstum ohne GlykolyseはWarburg(1926)の有名なテーゼであって,呼吸基質は,それよりも高分子の炭水化物またはそれらの燐酸エステル等の分解によって生成されてくるものであるから,稲苗発根力の力源探求は,いきおい,稲苗体内の光合成生成物及びその変転を探求することを中心とせねばならなくなる.しかし,これはなかなか難しい問題であって,純農学の分野にたつ筆者にとっては,まさに荷が重すぎる研究問題のようである.本報告では,各トピックごとに,実験方法,結果及び考察を記した

    密度勾配の乱れに対する効果と拡散量の限界

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    論文(Article)【摘要】 密度勾配の乱れに与える効果の基本は乱れの渦の縮小であると云う考えの下に,渦の縮小と拡散量との間の関係,その渦縮小が乱れエネルギーの平衡に及ぼす効果,及び密度勾配下に於てもエネルギー平衡を許す拡散量の範囲等が説明された.始めに,渦は多くの階級に分けられ,その一つの階級の渦が説明のために取上げられた.その渦の密度勾配下に於けるエネルギー平衡式は次のことを示した.即ち密度勾配下に於けるエネルギー平衡の存続は,密度勾配がまだ顕著でなく即ち拡散量が非常に小であり,そのため粘性逸散エネルギーは,乱れ生産のエネルギーや重力に対する拡散のための消耗エネルギーと同じく,拡散量の増加と共に直線的に増加すると云う場合に於て可能であり,密度勾配が顕著であり,拡散量が大で,そのため粘性逸散エネルギーのみは拡散量の増加と共に放物織的に増加する様になれば,エネルギー平衡は不可能である.そこで,密度勾配下にエネルギー平衡を許す拡散量の範囲が求められた.これらの成果は全階級の渦を網羅する全渦にまで発展させられた.最後に,水路底近くの乱流が取上げられた.上の諸成果は平均渦直径,最小渦直径に応用された.そして流れがもち得る拡散量の範囲が求められた.これから,密度勾配が浮遊砂によって形成された場合に於て,流れが浮遊させ得る砂粒濃度の範囲が求められた.これは流れの浮遊砂輸送能力を与えるであろう

    リンゴ紅玉果実の生理的障害に関する研究(第1報) : 採収時期,果実内窒素含量と生理的障害発現との関係

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    論文(Article)【緒言】 ジョナサン・スポット及びゴム病は紅玉果実の主要な生理的障害であるが,何れも未だに発生の原因は明らかにされていない.ジョナサン・スポットについては,H.H.Plagge氏等は貯蔵中に果実内の酸度低下の少ないものではスポットの発現が多いことを認め果実内の酸量の消長がスポットの発生を左右すると推論し,実際的には低混貯蔵が発生の防止に効果的であると述べている.W.T.Pentzer氏も罹病果における各部位のpHを測定し,スポットの部分の酸度の低いことが組織の黒変をもたらすのであろうと考えため.R.M.Smock氏等は貯蔵室内の空気組成を制御することによってこの障害を防ぎ得たと報告している.本邦においても,島氏はじめ著書の中で,落葉,熟度,袋掛,肥料,薬剤等との関係について述べ,斎藤氏は採収期,除袋期等の影響を調査して,その発生機構に言及している.ゴム病に関しては,D.Haynes氏等によって酸,pHと発病条件との関係が検討されており,島氏は果実の大なるもの,採収期の遅いものに発生の多いこと,特に10月20日~30日を臨界期として多発することを認めた.即ち,近年に至って紅玉採収期の遅延するとともに被害甚大となったことを挙げて,この点でゴム病はジョナサン・スポットと全く相反した発生条件にあると述べている.著者は,ジョナサン・スポット及びゴム病発現の機構を解明するため,予備的な試験として,既に両障害の発生した果実を含む貯蔵果を用いて,その採収時期と発生との関係を検討し,果実内の窒素含量等を調査した.快く材料を供与された蛸井甚之助氏に深謝の意を表する

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