Nagasaki Prefectural University Academic Repository
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    離島農作物の非可食部分を用いたプレバイオティクス効果の検討

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    我が国において、食品リサイクル法や第3次食育推進基本計画においては食の循環や環境を意識した取り組みを重要課題としている。また、長崎県小値賀町では島の構想目標として地域特性を活かした生産物のブランド化を促進しており、ゴミゼロ・自前エネルギーを目指した取り組みも掲げられている。島の生産物の候補として実エンドウがあり、実エンドウの莢の部分、すなわち非可食部分が人にとって健康増進効果を示す活性成分や効果を持つことが明らかになれば、国や島の掲げる目標の一助となる。本年度は、実エンドウの莢の分析と莢に含まれる糖の検索を行った。その結果、莢の半分以上(53.3%)が糖質であり、そのうちのおよそ半分(21.8%)が食物繊維であった。また含まれる糖についてはビフィズス菌や乳酸菌の好む糖が多く検出されたことから、今後は莢及び抽出した食物繊維を用いての菌の増殖活性実験を行う

    Antihypertensive effect of black soybean fermented by Lactobacillus pentosus MU-1 in spontaneously hypertensibe rats

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     長崎県産の古漬け由来の乳酸菌Lactobacillus pentosus MU-1で発酵させた黒大豆が、血圧にどのように影響するか自然発祥高血圧ラット(SHR/Izm)を用いた摂食実験で検討した。本研究では黒大豆きな粉をL. pentosus MU-1で48時間嫌気培養して調製した乳酸発酵物(凍結乾燥物)を発酵黒大豆試料とした。AIN-93G組成の食餌を対照食とし、対照食の30%を黒大豆きな粉あるいは発酵黒大豆で置き換えた実験食を調製した。また、発酵黒大豆食と同菌数のMU-1乳酸菌を対照食に添加したMU-1食も調製した。6週齢のラット(SHR/Izm)に各実験食を7週間自由摂食させた。その結果、対照群の血圧(収縮期および拡張期)は摂食期間とともに上昇した。摂食開始4週目以降、対照群に比べ黒大豆群さらには発酵黒大豆群で血圧上昇は抑えられ、黒大豆の血圧上昇抑制作用は、乳酸発酵することにより高められることが観察された。MU-1群の血圧は対照群と同様に推移したことから、この作用にはMU-1乳酸菌自体はほとんど関与せず、黒大豆成分および乳酸発酵生成物が関与している可能性が示唆された。作用機序については、少なくとも血漿アディポネクチン濃度上昇作用が関与した可能性が考えられた。図版あ

    アクティブラーニングの価値評価とグループワーク指向性の能動的学習への影響

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    A大学看護学科学生を対象に,グループワークに対する感情やイメージ,個人特性について無記名自記式調査票を用いて調査・分析し,特にグループワーク指向性、対人関係ストレスと個人特性との関連性について検討した.対人ストレスイベント頻度とネガティブストレスコーピングには有意な負の相関があり,それらがグループワークに対する感情や指向性にも負の影響を与えていた.特に神経質傾向が強く,他の学生よりも自尊感情が低い学生では顕著であった.反対に,調和性が高く,コミュニケーションスキルにおいて,傾聴や共感,表出などができると自己評価している学生は,対人ストレス頻度が少なくポジティブなストレスコーピングをとり,グループワークが好きと回答していた. 対人ストレスイベントとストレスコーピングには,学年間で差があり,それぞれの学年で実施されているグループワークの内容や方法の経験が影響しており、それが指向性とも関連していると推察できた

    ひきこもり等社会から孤立する人(世帯)への多機関による支援体制構築に関する研究

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     本研究の目的は、ひきこもり等潜在化する事例の発見と支援に向け、どのような方法でネットワークを構築すればよいのか、エンゲストローム人間活動のシステム構造を参考に協働体験を分析し、政策提言することである。  方法はアクションリサーチで、協働者はA市の多機関型包括支援センター及び社会福祉協議会と連携して取り組むB町役場である。平成29年7月から平成30年9月まで、ネットワーク形成のためのワークショップや会議等の企画・実施・評価を協働で繰り返し、会議録・インタビュー記録等を随時収集し分析した。研究は、長崎県立大学の一般研究倫理審査会の承認を得て実施した。  結果、潜在化する事例の発見と支援に向けたネットワーク構築は、①事例を中心としたネットワーク形成と会議や情報交換会等の社会資源間のネットワーク形成を同時に進行させることが有効で、②連携相手は、既存制度下の相談窓口、多課にわたる行政担当者、民生委員・児童委員、法律関係機関等の他、教育や就労に関連する学校や商店・企業等で、連携により新たな活動が生み出されていた。③ネットワーク促進の原則は、「互いが楽になる」「必要な時に緩やかに繋がる」であった。④ネットワーク促進の媒体として、地域情報シート、社会資源リスト、社会資源関係マトリックス、庁舎内連携のための各課活動一覧などが開発された。  以上の内容を、平成31年2月15日N県、A市、B町他の行政関係者に報告し、二次医療圏の特性が異なるN県におけるネットワーク形成の方法について提言した

    住民主体型活動を行う高齢者の意識と活動過程

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    新総合事業のサービスに位置付けられた住民主体型活動を行っている高齢代表者を対象に、活動への意識と活動過程についてインタビュー調査を行った。活動開始時のきっかけや主体性への意識によって、活動スタッフの減少がみられた。しかし、活動を継続していく中で意識は変化し、「活動を継続する自信」「やりがい」「生きがい」「責任感」「地域の活性化への貢献」を感じていた。また、活動過程での困難として、「活動場所探し」と「活動内容」があった。住民主体型活動の活性化のためには、自治体が活動立ち上げ支援を行う際に住民主体型活動の支援であることを十分に説明すること、②階段昇降やトイレへの移動に配慮した活動場所の選定、③活動内容の情報提供や情報交換の機会を提供することが重要である

    Developing an Evaluation System for Assessing L2 Learner’s Success in Speech Shadowing Through the Use of Artificial Intelligence and Robots

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    1 背景 経済のグローバル化やインターネットの急速な普及によって英語総合力を養成することが我が国では英語教育分野及び教育機関において急務である。この世界の目まぐるしく変化する世界情勢において英語を母国語としない日本人英語学習者および指導者はとりわけスピーキング・リスニング力を習得のための指導において発音に焦点をおき指導を行うようになっている。英語指導法の中でも従来同時通訳学校で同時通訳を養成するために使用されていた「シャドーイング訓練法」はリスニング力、発音力、スピーキング力において大きな効果があることが第二言語習得分野において明らかになっている(門田.2012)。しかしながら、発音に関しては、教員側が適切なフィードバックを学生に対し実施しなければシャドーイングで一定の向上はするもの発音や自然会話という点ではさらなる向上は、ある一定のところまでは達するもののシャドーイングだけでは向上しないとする研究もある(門田、2012)。音声面からのフィードバックや評価法の開発の研究は数多くでているものの顔認証や唇の形状を分析し解析しフィードバックをおこなった研究は行われていない。  2 目的 本研究においては、英語を母国語としない日本人学習者の英語発音の評価方法を人口知能搭載英会話ロボットチャーピー(制作元CAI)を高等教育現場で用い、英語を母国語としない学習者の発音の向上を目的とした新しいフィードバックシステムを開発する目的とする。 3 予備調査 予備調査は、2018年5月から9月にかけて協力者を学内外で募集を行い大学生6名30代4名合計10名に協力者を得て実施した。協力者の英語力はトイックベストスコア300点台から700点台であり男性5名女性5名であった。  4 方法 教材は、「The Emperor’s New Clothe」sという物語を使用した (コスモピア 2017. P40)。 1分間に話される語は英語にして135ワードであるスピードのモデル音声つきの教材である。シャドーイングトレーニング前後の顔の表情運動の採録を協力者に練習前の唇を中心とした顔の表情を録画した。その後30分程度のシャドーイングのトレーニングを行い、再度顔全体の動きを録画を行った。録画した唇の形の変化を松田健准教授の表情運動解析特殊技術を用いて分析を行った結果いくつかの子音の発音において改善がみられていることが判明した。  5 考察 唇の形の変化をシャドーイングのトレーニング前後の比較により効果があるかを予備調査で行った。使用した素材には、”clothes”という日本人にとってない音“th”と“s”のブレンディングといわれる類似した音ではあるものの違う唇の形を即座に作る必要がある音が存在する。この音は日本語にはない音であるため、日本人にとって発音が困難な音であると考えられる。シャドーイングのトレーニングによって明らかに改善されたことがわかった。しかしながら唇の形だけで判断できる英語の音は子音のp/b/th/に限ることも示唆された。  6 今後の課題 表情解析による発音の解析の限界や人口知能とアプリケーションを接続する環境整備の問題が多くあり、この問題を解決するためにさらなる検討及びインフラの整備が必要と考えられる

    Favorable Supplemental Foods during Summer Training Camp in Adolescent Japanese Rugby Players

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    アスリートの競技力向上のためには栄養面のサポートが重要であるが、夏場の激しいトレーニングは食欲を低下させるため、有効な支援策の提案が求められる。競技者が夏季トレーニング合宿中に食べやすく、栄養補給に適した補食を調査する。高校生ラグビー競技者男性38 名を対象に、夏季合宿中の1 日4 回、10 種類の食品を提供し自由に摂取してもらった。補食と食事の摂取量を記録法と秤量法を用いて調査した。補食全体の摂取量は1 日目に比べ2、3 日目にかけて低下したが、摂取量の多いリンゴジュース、オレンジジュース、エネルギーゼリーの摂取量は低下しなかった。しかし、対象者の39% は炭水化物摂取量が基準未満であり、合宿中の摂取量と体重変化との間には有意な正の相関が認められた。夏季トレーニング合宿中は補食として果実類のジュースやエネルギーゼリーが好まれる。これらの食品の利用は不足しがちな炭水化物を補い、体重管理に役立つ可能性がある

    Survey on Payment Method of Cruise Tourists to Japan:2017 Nagasaki Survey on Chinese Inbound Tourists

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    Relationship between Opium War Information and the Shogunate Foreign Policy

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    長崎県ホテル産業人材のホスピタリティ・スキル継続的改善を目的とした「業務プロセスの視点」からの教育プログラムの構築-長崎県と観光振興他地域との比較分析を基礎として-

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     本研究では,長崎県ホテル産業人材のホスピタリティ・スキル継続的改善を可能とする人材育成教育プログラムを組織内の業務プロセスの視点から構築を行い,観光産業としての同県内ホテル産業全体の競争力を高める提言を行うことを目的とする。  本研究では,ホスピタリティ・スキルを「自らが業務に従事するホテルがどのような性質をもつホテルで,そこに来る顧客が何を求めているかを考えて実践できる能力」と定義する。 本研究の目的を達成させるための方法として,長崎県内ホテル企業A社,愛媛県内ホテル企業B社,北海道内ホテル企業C社,北海道内ホテル人材養成専門学校の講師D氏,群馬県内ホテル企業E社に対するインタビュー調査を行っている。  業務プロセスに視点からの教育プログラムの構築にあたり,ホテル企業での業務プロセスの品質(クオリティ)を高めるための基本思想は何かを明確にすることがある。ホテルサービスの受け手である顧客に最大のインパクトを与える要因として,ホテル企業人材が創出するホスピタリティの品質(クオリティ)の高さが必要になる。これを可能にするためには個別のホテル企業人材が,顧客に対して自ら創出・提供するホスピタリティがいかなる社会的価値を創造していくのかを自覚することが必要である。この点は基本思想の最たるものである

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