MMU Repository of Academic Resources (Miyazaki Municipal University)
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    591 research outputs found

    Students’ Motivation in the Period for Integrated Studies: Through Comparison with Other Subjects

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    本研究の目的は、中学校と高校における総合的な学習の時間と他教科(数学、英語)に対するそれぞれの課題価値・コストとエンゲージメントを総合的な学習の時間の経験及び個人の達成目標志向性との関連から検討することで、学校で実施されている総合的な学習の時間の実態とそれに対する生徒の動機づけの特徴を明らかにすることであった。大学生211 名を対象に、中学校及び高校における学習経験を想起して回答する回想法にて調査を行った。その結果、特に高校において学習指導要領に示された総合的な学習の時間の目的に沿わない不適切な内容が実施される傾向が高いことが明らかになった。その一方で、生徒が適切な内容の総合的な学習の時間を経験するほど、生徒の総合的な学習の時間に対する課題価値とエンゲージメントは高まることが明らかになった。また、パフォーマンス目標を志向する生徒ほど英語と数学には積極的に取り組む一方で、総合的な学習の時間の課題価値については低く認知する傾向が明らかになった。全体的な傾向として、学校・教師と生徒共に、英語や数学といった教科と比較して、総合的な学習の時間の重要性を低く認識する傾向にあることが示されたが、この原因としては、総合的な学習の時間の意義や目的に対する教師及び生徒の認識不足が根強く存在することが示唆された。また、総合的な学習の時間に対する態度や取り組みの質は教師の個人差が大きいと考えられることから、今後は、総合的な学習の時間に対する教師の態度や動機づけと生徒の動機づけの関連についての詳細な検討を行い、課題解決の具体的な対応策についても検討する必要があることが示された。9P論文Articledepartmental bulletin pape

    A Genealogy of Neoliberalism

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    本稿では、はじめに、イデオロギー研究としての新自由主義研究の一つのあり方を思想の進化過程モデルをもとに提示する。その後、その研究の初期段階となる「思想としての新自由主義」の系譜学的研究に着手し、新自由主義という思想がどのように欧米と日本において展開し、そして、発展していったかを明らかにする。最終的に、新自由主義の思想的系譜をもとに、思想としての新自由主義とはどのような思想であったかを批判的に考察することで、それが政治や社会の問題を経済的/経済学的効率性の問題へと論理転換していく思想であったことを明確にする。7P論文Articledepartmental bulletin pape

    A Study on the Effect of Audio Type in Educational Videos

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    動画配信形式のオンデマンド型授業を想定した授業動画における聴覚情報である音声の種類が,授業内容の理解のしやすさと授業動画としての好ましさに及ぼす影響について,大学生を被験者として評価実験を実施した.難易度の異なる2 つの題材を選定し,視覚情報としてのスライドと,同一の説明を肉声と合成音声で作成した聴覚情報を組み合わせて4種類の評価実験用授業動画を作成した.被験者には,1 つの題材につき1種類,合計2種類の評価実験用授業動画を視聴後,題材に対応した小テストに取り組み,アンケート調査に回答してもらった.その結果,授業内容の理解のしやすさと授業動画としての好ましさともに,聴覚情報としては肉声及び肉声でも合成音声でも違いはないと回答した被験者の割合が高かった.小テストの平均点も,聴覚情報が肉声である動画を確認したグループが僅かながら高く,授業動画における聴覚情報として肉声が支持される傾向が示唆された.3P論文Articledepartmental bulletin pape

    For the Reconstruction of Sociological Youth culture Studies

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    本稿は、社会学的若者文化論の理論枠組みに関する再考の一試みである。若者・青年層をめぐる社会的課題に対する社会学的議論の有効性ついては、今日においてもなお失われていないと考えられる。例えばコロナ禍における「失われた大学生の日常」問題のように、社会学的視座が問題発見や議論の活性化に少なからぬ効力を発揮しうる今日的重要課題は、決して少なくない。しかしながら、その議論の全体像を展望してみると、ディシプリンとしてのまとまりが十分に形成されているとはいえず、こうした社会的課題に対して、アカデミックな立場からの貢献を充分に果たし切っているとはいいがたい側面もある。  他方、かつて若者文化論の中軸をなしてきた、所謂消費文化論については、一時期ほどの盛り上がりは無いにせよ、今日もなおジャーナリズム、アカデミズム等によって取り上げられ続けている。しかしそれらの議論潮流をより俯瞰的に見るならば、かつて若者の特質として語られてきた文化スタイルの世代的拡散や、消費文化の多様化等もあり、社会学的若者論に対する有効な理論装置としての役割は果たせていない状況にあると言って良い。  こうした状況を受け、本稿では、若者の消費文化に関する議論のなかでも、特に1980年代以降本格化してきた記号的価値( 含: シミュラークル) の消費に関する議論に焦点を当て、その時代史的俯瞰を通じて概念的な問題点を抽出し、理論の再編成と精緻化に向けた課題を導き出す。6P論文Articledepartmental bulletin pape

    Feature Inheritance and Case Marker Drop in Non-standard Japanese

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    This study assumes that the focus interpretation is involved in the major subject of multiple subject constructions of Japanese and argues that the focused elements with phonetic effects cannot be dropped and must be phonetically externalized. In doing so, it draws on three studies, namely Kuno (1973a, b), which focused on the interpretation of the nominative case marker gain standard Japanese, Miyagawa (2010), which focused on the Feature Inheritance analysis for the focus interpretation, and Nishioka (2013, 2018), which focused on case markers such as ga and no in the dialect used in Kumamoto Prefecture of Japan. If the subjects fail to receive a focus interpretation, the omission of ga and no is allowed because they circumvent the externalization condition on focused elements. The same analysis can be extended to the focused accusative case marker. It 1s inferred from our proposal that the fact that case markers aside from the nominative and accusative ones cannot be dropped is arguably connected with the availability of the focus interpretation induced by feature inheritance.11P論文Articledepartmental bulletin pape

    Consideration of Narratology in Consumer Culture Theory

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    本稿は、社会学的消費文化論の理論枠組みに関する一考察の試みである。かつて若者文化論、メディア文化論等に接点を持ち、ポスト・モダン化する現代社会を説明する有力な議論枠組みの一端を担ってきた所謂消費文化論は、今日、有効な理論的役割を果たしているとは言えない状況になっている。  これに対して本稿では、大塚英志が1989 年の『物語消費論』以来、幾度となく修正を試み展開してきたと思われる「物語消費」の概念を中心に、消費と物語性に関する従来の議論を再整理することで、消費文化論の社会的有効性を再生する足がかりを模索する。筆者は80 年代の消費文化論に対しては批判的な立場であり、その問題視座の根幹をマーケティングと80 年代の我国に於けるポスト・モダニズムの接点に置いていることを公言している大塚にとってその現代社会論的な貢献について筆者のような観点から議論することは、必ずしも本人の執筆意図に即したものであるとは言えないだろう。しかし筆者は大塚の議論が、益々グローバル化する情報社会の下での、消費を介した認識や社会観、あるいはアイデンティティの形成に対して批判的な議論を展開するための、有効な道具となりうる可能性を孕んでいると考える。彼の提示する「サーガ(saga)」としての大きな物語という概念は、J.F. リオタールが提起した「ナラティブ(narrative)」としての大きな物語とは本質的に異なるものである。しかしそれは決して概念的誤謬によるズレではなく、むしろ「物語」の変質を言い当てたものである。  ここでは、大塚の「サーガとしての物語」と、J.F. リオタールによる「大きな物語」の概念について比較検討を行い、それらを大澤真幸による3 つの時代区分に当てはめることにより、シミュラークルも含む記号的価値の消費と、それを通じた世界認識の概念地図を、試論的に構築していく。13P研究ノートResearch Notedepartmental bulletin pape

    Contributing to the local community by utilizing the university's ICT education environment: Based on a case study of collaboration with Nishiike elementary School in Miyazaki City

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    新型コロナウイルス感染症の感染拡大が社会に大きな影響を与える中、対面授業が困難となった本学(宮崎公立大学)では、すでに構築していたLMS とオンライン会議システム Zoom を活用した授業配信にいち早く取り組んだ。そこでこの手法を地域貢献に活かすべく、宮崎市立西池小学校と連携した教員向けの研修会を実施し、教員40 名と宮崎市教育情報研修センターの職員2 名が参加した。本稿は、本学の遠隔講義システム構築の流れをまとめつつ、その後の西池小学校への研修会の際に用いたアンケートを分析し、大学のICT教育環境を活用した地域貢献の可能性について検討するものである。14P研究ノートResearch Notedepartmental bulletin pape

    The Infomation collection activity of neighborhood feudal clans concerning Bakumatsu period Satsuma Domain

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    文久期以降、異国船渡来の危機・緊張感が高まり、諸藩は領内のみならず近隣幕領も含めた海岸防備強化が要請された。文久二年八月に起きた生麦事件の賠償問題を薩摩藩と直接交渉するため、翌三年六月、英国艦隊が鹿児島に渡来して危機が現実となる。七月二日に始まる薩英戦争について、藩境を接する飫肥藩・延岡藩がどのようにしてその情報を入手したのかについて検討した。  飫肥藩では平部嶠南が、飛脚や商人をはじめ、幕府儒官安井息軒や嶠南と同門の薩摩藩士たちから、また延岡藩でも飛脚や高岡外城郷士たちからタイムリーで詳細な情報を入手していた。また都城家も薩摩藩私領主として、薩英戦争について詳細な聞合活動をしていたことを明らかにした。  情報ルートとして、鹿児島―都城―高岡―佐土原ラインが機能しており、特に高岡が情報発信の拠点であった。高岡とは飫肥領清武や延岡領宮崎などと日頃から交流が盛んであり、情報交換と共有がなされていた。情報共有を通して藩境を超えた情報ネットワーク圏が形成され、新しい地域社会が成立しつつあった。18P論文Articledepartmental bulletin pape

    Contents (English)

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    The 2nd Japan-China-Korea Mid-Autumn Full Moon Online Symposium

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    昨年に引き続き、今年も、日中韓 十五夜オンラインシンポジウムを開催することができた。国内外の研究者や一般の方々の協力によるものである。昨年度からのコロナ禍において、大学教育の意義が厳しく問われる状況のなかで、十五夜行事という共通の文化を有する東アジア各国をオンラインで結び、研究者、ならびに、一般の生活者の方々も含めて、相互に文化理解を深めるために、昨年度に引き続き開催した。中国では中秋節、韓国では秋夕(추석)、日本国内ではお月見・十五夜の愛称で親しまれている。国内での在日コリアンの方々から秋夕の行事を詳細にご報告いただいた。また、民俗学演習の3 年生全員の参加と執筆がなされた。上記の執筆者のほかに、今回のシンポジウムで国内外の多くの協力者にご参加いただいた。末尾に氏名を明記しておく。15P研究ノートResearch Notedepartmental bulletin pape

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