MMU Repository of Academic Resources (Miyazaki Municipal University)
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Research on the Present Situations and Issues of the Information Literacy in the Students of Miyazaki Municipal University
情報活用能力としての「情報リテラシー」の重要性は増している.宮崎公立大学における初年次学生の情報リテラシーの実態を調査するために,科目「情報リテラシー」の受講者を対象にアンケート調査を実施した.調査結果から,個人情報端末やSNS の利用傾向は日本国内の傾向と同様であることがわかった.情報セキュリティやSNS 利用時のプライバシーへの意識については,個人差があるという結果が見受けられた.プログラミングやネットワーク設定など自分自身で手を動かす経験をしたことがある受講生の割合は全体的に低い傾向にあった.今後の本学の情報リテラシー教育の検討事項としては,情報セキュリティに関する継続的な教育や自分自身で手を動かす経験ができる教育機会の提供が必要ではないかということが示唆された.3P論文Articledepartmental bulletin pape
Michael Thompson’s ‘Naive Action Theory’
本稿では、マイケル・トンプソンがLife and Action(2008)において展開した「素朴な行為論」について、その全体像を明らかにした上で、検討を加える。トンプソンの議論はその独創性から高い評価を受けているが、他方でその独創性ゆえに、現代の行為論にとってどのような意義を持つのか、正確な評価が進んでいないという状況がある。本稿では、彼の議論を整理し、フレーゲ的方法の当否、行為間の類種関係の扱い、行為説明における心的状態の役割という三つの観点から検討する。6P論文Articledepartmental bulletin pape
How does “Crime of Terrorism” Impact International Humanitarian Law? --Part Ⅱ
特定の行為をその主体の如何を問わずテロ犯罪と規定し、他の国内犯罪より大きい非難に値するものとして諸国の協力により処罰を確保することを目指す反テロ国際法は、国際人道法が一定の条件で戦闘員資格を付与し又は非国家紛争当事者(反徒)を構成するとして位置づけてきた不正規兵をテロ犯罪者と見做し、不正規兵の暴力行為を人道法上の合法/違法に拘らず全て違法かつ加重的に非難されるテロ犯罪として刑事責任を問うものである。本稿は、9. 11事件を契機に一層強化されてきた反テロ国際法が、人道法の構造に与えかねない影響について法的観点から分析するものである。10P論文Articledepartmental bulletin pape
The End oh Liberal Internationalism and America Foreign Policy:Limits and Possibilities of Internationalism
国際主義はかつて国際秩序を改革する推進力であった。アメリカはリベラル国際主義を対外政策のドクトリンとして戦後国際秩序を築き維持した。しかし、今日アメリカはリベラル国際主義の立場から後退している。こうした状況において国際主義は再度国際秩序を改革する原動力となりえるのか。最初に、国際主義の系譜をたどり、それが今日の国際主義の類型にどのように関係しているかを検討する。次に、シュンペーター的、マキャベッリ的、そしてカント的リベラリズムがアメリカの対外政策としてのリベラル国際主義の「リベラル」の意味になりえることを論証する。最後に、民主的国際主義、保守的国際主義、文化的国際主義、そしてコスモポリタン国際主義について考察し、国際主義に該当しない保守的国際主義を除き、それ以外の3 つの国際主義にはそれぞれに限界がある一方で、3 つの国際主義の長所を取り上げて考えるならば、国際関係を改革する原動力になりうることを指摘する。P論文Articledepartmental bulletin pape
A study on the Change of Local Image in Miyazaki
本稿の目的は、宮崎の新婚旅行ブームから東国原ブームまで、先行研究を整理しながら宮崎に対する県内外の「まなざし」について検討し、宮崎の地域イメージが変化していく過程を明らかにすることである。その結果わかったことは次の通りである。まず昭和初期から戦後復興期までは「原始的な南国」、新婚旅行ブーム期は「ロマンティックな南国」、そしてシーガイアの建設からオーシャンドームの閉鎖で「人工的」「破綻した南国」へと、宮崎の地域イメージは変化した。そしてその後の東国原ブームでは「まなざし」は「マンゴー」に集中し、宮崎の「食」のイメージが強くなる一方で「南国」イメージは周辺化していく。P論文Articledepartmental bulletin pape
New Yorker in England : In Search of Antiquity in The Sketch-Book
In The Sketch-Book, Washington Irving represents England as the country founded on its great traditions in spite of the social and cultural changes that overtook the conventional social order in the early 19th century. As demonstrated in his essays on Indian tribes, Irving feels a deep reverence for them, and laments the disappearance of their culture. The consciousness that his own country has lost the link with the past strengthens his yearning for old English customs. Although William Hazlitt regards Irving's applause for the preservation of English antiquity as his wily strategy for acquiring the conservative British readership, it seems that Irving's sense of rootlessness as an American reflects the fundamental attitude of this book.P論文Articledepartmental bulletin pape
A Preface to Environmental Politics
本稿は、環境政治学のアメリカの事例として、作家かつ海洋生物学者のレイチェル・カーソンを取り上げる。特に彼女の最も影響を及ぼした著書『沈黙の春』とその思想、環境政治学的意義を中心にまとめる。彼女の死の直前に出版された『沈黙の春』は後の様々な人物も感化を受けた。その一人が米国クリントン政権の副大統領を務めたアル・ゴアである。彼は後に地球温暖化問題への取り組みが評価され、ノーベル平和賞を受賞した。本稿ではこうした政治家、特にJ・F・ケネディへの影響も含め、環境政治学的にカーソンにアプローチする。P論文Articledepartmental bulletin pape
Annotation of Kamei Shoyo's Soji-Ketsu (楚辭玦)And Revision of Chapter Lisao (離騒) 's Manuscripts
小稿では、亀井昭陽『楚辭玦』( 以下『玦』) を読み解くために、まず当該書についてその概容を明らかにし、主な読解対象とする「離騒」篇の本文を定める。P論文Articledepartmental bulletin pape