Seisen University Academic Repository
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Conceptual Framework in Dissatisfaction of Workersfor Caring for People in Specified Homes
P(論文)介護に従事する職員の職務満足度は,上司・同僚・利用者との相互関係や,事業所の運営方針によって大きく推移する。今回,既存文献も希少である「特定施設入居者生活介護」に従事する職員を対象に,一定の論証を得るために,職務価値に関しての聞き取り調査を実施した。その結果,「特定施設入居者生活介護」に従事する職員は,日々複数の職務不満足を体感し,他職には見られない特有の職務価値や悪循環を形成していることが明確となった。職務不満足に関するファクターを,「組織風土」から派生するもの,「他者関係」から派生するもの,「自分自身の内的感情」から派生するものという三層構造として,その概念枠組みの検討を行った
Process of Becoming Conscious from Interest in "Care-Welfare" to Examination for a Training School-Analysis of the Survey of the Students Being Registeredin the School Training for Care Worker-
P(論文)介護福祉士を目指す学生は,年々減少している。今回,短期大学系の介護福祉士養成校の在学生を対象に,介護福祉に興味を抱き始めた契機から,養成校受験に至るまでの意識形成過程の分析を行った。その結果,「個人の生育歴や生活歴といった外的環境因子」と「個人の有する職業観」といった二つの要因が折り重なり,意識が形成されていくことがわかった。前者には,個人の生まれ育った家庭環境や,中学や高等学校で学び得た福祉に関する知識・体験,保護者の職業意識,進路を意識した時代背景などが含有され,意識形成の基礎要因となっていた。後者では,介護職に対し「やりがい」を追及し,他者の役に立ちたいという動機が検出できた。学生は,社会的雑念に翻弄されることなく,純粋に自分らしく生きる一つの手段として,養成校を受験する意識を形成していくことが明確となった
The Present State and New Trend of U.S Journalism : A Case Study of the Nonprofit Investigative News Organization, ProPublica
P(論文)今日、米国におけるジャーナリズムは経営および報道の質において衰退を続けている。その最も大きな要因は、メディアの過度な商業化にある。1970年代後半からメディアの商業化が加速したことで、米ジャーナリズムはより安価なニュースを制作し、より多くの利益を得るというビジネス・モデルへ傾いていった。ニュース・ルームへの投資が削減される中で、調査報道は最も予算や規模が縮小している部門のひとつである。近年、非営利のオンライン調査報道機関が設立され始めている。非営利機関と既存の商業メディアが連携することで、非営利機関が行った調査報道を商業メディアが記事として伝えるという新たな情報発信の流れが生まれた。本稿では、2007年に設立され、2010年、2011年と2年連続でピューリッツァー賞を受賞したProPublicaを取り上げ、米国の新たなジャーナリズムの流れを検討する。ProPublica の運営において最も大きな課題は、非営利の形態を続けるために安定的な資金源を獲得することである。資金の安定化こそ、非営利メディア組織が質の高いジャーナリズムを維持・提供することの源になると考える
Situation and Issue of the Automobile Industry in China
P(論文)中国の自動車生産・販売台数は2009年よりアメリカを超え,世界一となり,そして,2013年では初めて2,000万台のオーダーを突破した.しかし,中国の自動車普及率はまだ低く,2012年末現在の自家用乗用車保有台数は約27人に1台にとどまっている.経済の発展に伴い,中国の内陸部もいわゆる「モータリゼーション」(1人当たりのGDP はあるレベルを超えると,4輪車が普及していく現象)が起こっており,これからも自動車の生産・販売が増えていくと容易に予測される.一方,中国自動車産業の直面する課題も多い.まず,車社会の到来に伴い,中国における石油燃料の供給や車の排気ガスによる環境への悪影響,都市部での交通渋滞などの問題が深刻になりつつある.また,中国での本格的な自動車生産の歴史は60年近くなるが,国産ブランド力はまだ弱く,多くの自動車メーカーにおいてエンジンやトランスミッションなど車の中核的な部品製造技術はまだ完全に確立していない.そして,自動車メーカー数は数百にも上り,業界の再編は避けられない.さらに,中国政府は日本の次世代車に相当する「新能源車(「能源」=エネルギー)」の開発と普及を国家戦略として進めようとしているが,今のところ,計画通り進んでいないのが実情である. 本論文は,中国国家統計局や中国汽車工業協会など公的機関より入手した情報ならびに筆者らの中国現地調査の結果を踏まえながら,中国自動車産業の現状や課題を分析し,その対策の提言を行う
Chronic Pain Assessment Conducted by Novice Nurses─ Interviews with Nurses in Their First Graduate Year ─
目的 新人看護師が慢性疼痛を持つ患者のアセスメントをどのように行っているのかを明らかにし,疼痛に関する教育内容の検討を行うための資料とする.方法 研究方法は質的帰納的研究.調査期間は平成26年9 月?10月,対象者は内科,整形外科病棟に勤務する新人看護師.主な質問内容を「慢性の痛みを訴える患者さんの痛みのアセスメントをどのように行いますか」として半構成的面接を行い,内容を検討した.結果・考察 対象は新人看護師5 名.面接時間は平均27分.逐語録より146コード,28サブカテゴリー, 5 カテゴリーが抽出された.カテゴリーの内容は『関わったことのある痛みを持つ患者の特徴』『痛みの情報収集とアセスメント』『痛みへの対処』『就職時からの変化』『困っていることと学びたいこと』である.結論 対象者は痛みの強度や性質,部位,生活への影響など幅広く情報収集しアセスメントしていたが,アセスメント方法や疼痛緩和方法についての知識が必要である