Seisen University Academic Repository
Not a member yet
947 research outputs found
Sort by
"Change Requirements of Disclosures about Capital"
P(論文)2005年8月,国際会計基準審議会は自己資本の開示を国際会計基準第1号の修正として公表した。本基準は,金融商品会計の開示拡大を要求する国際財務報告基準第7号の公表に伴い,実体のリスク・エクスポージャーを評価するため有用な情報として位置づけられるものである。本稿では,この基準の内容と公表される意味について考察するものである
On the Concept of "iustitia" in Thomas Aquinas
P(論文)トマス・アクィナスにおいて,「正義」(iustitia)とは「それによって或る人が,変わることなく続く意志によりおのおのの人の権利をその人に帰せしめる」徳である。したがって,それは他者との関係において成立する徳であり,他者にしかるべき善を公平にもたらす徳であるので,他者と共に生きる人格の完成であると言える。このような正義は人間の限界内では他者に対する公正さにとどまるが,神に対する愛によって高められた正義は隣人への愛によってさらに完全なものとなる。これはすなわち,人間の能力の限界内におけるものではあるが神の正義の実現である。したがってトマスにおける正義とは,他者にそのしかるべき善をもたらすという人間の徳でありながら神への愛によって,神の正義を人間の限界内ではあるが実現するものとなる
Human rights and the cultivation of personality
P(論文)「人権の世紀」と言われる21世紀に入って, 人権教育や啓発活動, 法整備などが積極的に推進されている。しかしその一方で, 弱肉強食や拝金の世相が一層強まるとともに, 親子の殺傷事件や凶悪犯罪は増加の一途をたどり, 人間の生命が軽んじられる風潮が急速に広がってきている。国際的にも, 大国による搾取・略奪が合理化, 正当化される一方で, 途上国では多くの人々が飢餓や環境破壊で苦しみ続けている。このような現状認識にたって, 近代西欧に源をもつ現代の人権思想を批判的に検証し, 生きとし生けるものへの「尊厳としての人権」「自然との共生の人権」の意義について, 人格の陶冶に光を当てて論じる