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Ichthyofaunal Surveys in Yakushima and Tanegashima Islands
2014年9月16日から22日にかけて種子島、2014年12月25日から28日にかけて屋久島において潜水、釣りによる標本採集と市場での標本採集を併せた魚類相調査を行った。その結果、種子島から192種429個体、屋久島から54種82個体が採集された。このうち、種子島から採集されたウミヒゴイ属の1種は日本未記載種、屋久島で採取されたアゴアマダイ属の異種は、既知の同属他種には同定できないことから未記載種(新種)であると考えられる
Mass Transfer Associated with Deformation in Shales from the Shimanto Belt in Tanegashima Island, Southwest Japan
四万十帯は付加体形成や地震発生の地質的痕跡を多く包含することから、海洋プレートの沈み込みに伴うプレート境界の諸現象を理解する鍵となる。プレート境界の動的現象を念頭に置いた付加体研究は南海トラフ沿岸で行われているが、琉球海溝沿いではまだ行われていない。本研究では種子島において、地質調査と化学組成分析からの岩石の変形を定量し、この地域の負荷体形成史を議論することを目的とする。調査の結果、比較的高温にさらされたと思われる種子島の頁岩には圧力溶解が発達しており、沈み込みによる埋没でなく、深成岩体の上昇による熱的影響を強く受けていることが示唆された
Occurrence of Volcanic Rocks and Their Paleomagnetic Property in Pohnpei Island, the Federated States of Micronesia
西太平洋の太平洋プレート上に東西約3,000kmに広がるカロリン海嶺はその成因や形成過程が未詳である。本研究では古地磁気学的な検討からこれを明らかにするべく、ミクロネシア連邦ポンペイ島において地質調査及び岩石試料採取を行った。島内の露頭においては先行研究で認められた各種岩石が確認できた。また、これまで火砕丘とされていた場所は水中火砕流堆積物であることが明らかになった。これらの試料を用いた古地磁気学的研究により、ポンペイ島火山形成の時間・空間的考察が可能になることが期待される
Geological Investigation of the Volcanic Islands in the Federated States of Micronesia
ミクロネシア連邦は西太平洋のカロリン諸島とも呼ばれる島々からなる地域で、地理的には、西から東へヤップ、チューク、ポンペイおよびコスラエの四つの州にわかれており、後者の三つの島は火山性の島々である。先行研究では、カロリン諸島の火山島は太平洋プレートが未知のホットスポット上を通過し、西から東へ火山島の年齢が若くなるとされる。しかし、先に述べた三つの島での火山活動の時期は重なっており、チューク環礁の島々とポンペイ島には同年代の火山岩が存在する。また、コスラエ島にもポンペイ島と同年代の火山岩があり、それらの火山島は(数百キロもお互いに離れている島々)、ホットスポット上にプレートが通過した時に形成されたとは考えにくい。本研究の目的はミクロネシア連邦の火山島の地質調査を含む、岩石試料の岩石学、地球科学および年代学的な研究を行い、火山島の成因を明らかにする