Suzuka University Academic Repository / 鈴鹿大学学術機関リポジトリ
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Education to Learn "Diversity":sexuality , religion , sense of sight\n
教育現場には多文化を背景にした児童生徒がいる。したがって「多文化共生社会」理念の定着が望ましい。しかし、マジョリティ側の知識や配慮の不足などにより、マイノリティの立場にある児童生徒たちは、生活しにくく、望ましい環境にない。様々なマイノリティのうち、本稿では「性」「宗教」「色覚」という3点について学校教育でどのように扱われているか検討した。これらは、現行および次期の学習指導要領で学ぶことは明瞭に記載されていない。したがって、児童生徒は、それに取り組んでいる一部の教員のもとでのみ学ぶ機会を得られるものの、それ以外は学べていない。他方、日本社会では、とくに21世紀に入り、多様性への対応がどの分野でも必要となっている。さらに諸外国での先進的な現況は大いに参照できる。教員養成校としては、学生たちに最新情報を含めた学びを提供し、同時に、現職研修など学び直しの場の提供も必要であると結論づけた。departmental bulletin pape
Attitudes of the Student facing Enrolled in Childcare Training: Examination of lifestyle and self-handicapping\n
保育実習Ⅱを5日後に控えた保育士養成課程の短期大学部2年生30名(男子2名、女子28名)に対し、寝る時間、起きる時間、平均睡眠時間、朝食の習慣、食事のタイミング、体調、平均スマートフォン使用時間、アルバイトの日常生活についてと、事前準備をどの程度行っているのかについて尋ねた。さらにパーソナリティ変数としてセルフ・ハンディキャッピングを調査し、生活習慣とともに事前準備の程度に与える影響について分析を行った。その結果、ほとんどの学生が規則的な生活習慣であったが、睡眠とスマートフォンの使用時間に指導が必要な学生がいた。事前準備が万全の学生はおらず、手遊びの準備はできているが、絵本・紙芝居とおもちゃなどの手づくり教材の準備はしていない学生がほとんどであった。セルフ・ハンディキャッピング行動の取りにくさとアルバイト従事日数の多さが事前準備行動に影響を与えることが示唆された。departmental bulletin pape
Development of an Educational Program Using \na High-Performance Patient Simulator The Second Report\n
児童生徒のアレルギー疾患の有病率が増加し、児童生徒の現代的健康課題に対応した学校保健の在り方が重要なテーマとして位置づけられている。とりわけ子どもの生命を守る職務にある養護教諭に求められることは多くなり、教育効果の高い研修が必要とされている。養護教諭における緊急時対応に関する実践力を養うためにはシミュレーション教育が望ましい教育方法の一つであると言える。そこで本稿では、高機能患者シミュレータを用いた養護教諭の食物アナフィラキシー対応の教育プログラムを提案した。今後は提案したプログラムでのシミュレーションを行い、教育効果を検討していくことで評価を重ね、修正・改善していく必要があると考える。プログラム改善や教育方法の工夫はもちろんのこと、学習者である養護教諭が日常業務の現場である学校において学ぶ必要性を感じられる様々なプログラム内容を増やしていくことも今後の課題として取り組んでいきたい。departmental bulletin pape
Examination of Learning Contents Regarding Observation of Child Health Conditions in Nursery School Teachers Training Program\n:Analysis of textbooks including medical care\n
保育所は、養護(生命の保持、情緒の安定)及び教育を一体的に行うことを特性としている。子どもは自分の身を守ることが出来ないため、子どもの命を守ることは保育者にとって必須であり、その健康観察の技術を養成段階で学習する必要がある。2019(平成31)年度から改定される保育者養成のカリキュラムを前に、改訂前「子どもの保健Ⅰ」、「子どもの保健Ⅱ」の養成の状況をテキスト15冊から確認し、改定後の示唆を得ようと考えた。テキストには、体温は7冊、呼吸は8冊、脈拍は6冊、血圧は7冊が記述しており、バイタルサインについて全く記述していないテキストは2冊であった。さらに、窒息(気道異物)とアナフィラキシーは14冊、乳幼児突然死症候群(SIDS)の記述は、10冊であった。医療的ケアの記述があったテキストは3冊に留まった。保育者教育において、バイタルサインのみでなく、症状と合わせた健康観察を行うための、シミュレーション教育が必要だと考える。departmental bulletin pape
Influence of Team Building Program on Communication Skills in University Handball Team
スポーツチームの強化においては、チームワークを高めるためのコミュニケーションスキルの強化は重要課題のひとつである。とりわけ攻守混合型のボールゲームにおいては、メンバー間のコンビネーションをより高いものとするためのコミュニケーションスキルの獲得・強化が重要課題となっている。そこで、本研究では、東海学生ハンドボール連盟男子1部リーグに所属するA大学ハンドボールチームを対象に、チームビルディングプログラムを実施し、メンバーのコミュニケーションスキルの変容を検証した。本チームビルディングは、第三者の専門家によるファシリテーションのもと、6名ずつ計6グループに区分し、各グループで課題にチャレンジする体験学習型のプログラムを採用し、春季リーグが始まる4月から秋季リーグが始まる9月までの5ヶ月間で実施した。具体的には、組織開発ツールを活用し、自己開示とフィードバックを繰り返すことで、自他理解の促進、チームメンバーとの関係性構築を目的としたプログラムを立案した。本チームビルディングプログラムの実施によるメンバーのコミュニケーションスキルの変容を検証するため、定点的な質問紙調査を実施した結果、とりわけ「自己主張」において効果が確認された。また、チームビルディング終了後の監督からのヒアリング調査からも、メンバー間のコミュニケーションにおいてポジティブな変容が確認された。departmental bulletin pape
Evaluations of Actual Situations on the New Education Board System in Mie Prefecture:Report on a Survey of Superintendents in 2018
本論文は、新教育委員会制度移行後の運用実態について、新教育長の意識・評価を調査したものある。この調査は、調査の全体像と結果の概要を報告することが目的であるため、単純集計から得られた主な知見を挙げると次の点である。まず、首長と教育長の連携等では、①首長の多くは、教育長に教育施策を全面的に委任しており、教育長の多くが首長との意思疎通が図られていると考えている、②多くの教育長は、新教育委員会制度移行後も国や県の影響力には変化を感じていないものの、首長の影響力については、やや大きくなったと感じている、③新教育委員会制度の実施に伴い、従来に比べ自治体の特性を生かした教育施策が展開できたと捉えている教育長がいる一方、7~8割の教育長は変化を感じていない、④今後の教育委員会制度に対しては、大半の教育長が新制度を今後も存続していくことが望ましいと考えている等が挙げられる。また、教育長の教育委員兼任制廃止に伴う教育委員会の機能強化に係る教育長の考えでは、⑤現在の教育委員の研修に関しては、市では現状のままでよいとしている一方、町では考えに散らばりが見られる、⑥教育委員の定数増については、増やす必要はないと考えている教育長が市町ともに5割を占めている一方、それ以外の教育長の考えは様々である、⑦教育委員の職務の見直しに賛成の教育長は、市町ともに殆ど見られない等の結果が得られた。departmental bulletin pape
The Possibility of Religious and Cultural Education in “the special subject morality”and period for integrated study/one consideration of active learning practices about “Religious Textbooks”
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犯罪被害者のきょうだいへの支援について
2016年の第3次犯罪被害者等基本計画では、犯罪被害者のきょうだいに対する支援の重要性が述べられている。これまで、子どもは事件のことを理解することができず、また、悲しみからは早期に立ち直ると考えられてきたが、事件後にきょうだいが不登校・深夜徘徊などの問題行動やうつ状態に苦しむケースは多い。本論文では、これまでに発生した2つの重大事件の被害者のきょうだいが新聞等でインタビューを受けた内容や、きょうだいやその親が講演会やシンポジウムで話した内容を検討することで、どのような支援がなされたのか、またなされなかったのかを明らかにし、犯罪被害者のきょうだいへの必要な支援について考察する。departmental bulletin pape
Activities of “Suzukagaku 2017 ” : Creating a Win-Win Relationship between Students and Community
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Russian Foreign Policy under the Tandem Regime:Seeking Coordination with the West\n
エリツィン政権からタンデム政権(メドヴェージェフ大統領・プーチン首相体制)までの新生ロシアの対外政策は、西側との協調を基本路線としながら、その中で独自の立ち位置=ドゴール時代のフランスに倣った「ゴーリズムのロシア」を追求しようとするものであった。大統領メドヴェージェフの対外政策の指針は、西側との協調をロシア経済現代化のための協力関係に発展させることであった。2011年のリビア紛争を巡るロシアの対応について、西側との協調を重視するメドヴェージェフは西側を警戒するプーチンと意見を異にした。だが、旧ソ連諸国をロシアの特別な「利害関心圏」と見なす政策スタンスについては、両者の間に意見の齟齬はなかった。2014年のロシアによるクリミア併合は西側諸国の経済制裁を招き、ロシアと西側の関係は険悪化した。今やロシアの西側との協調路線そのものが雲散霧消し、「疑似冷戦」とも形容できる国際情勢が現出している。departmental bulletin pape