Ashikaga Institute of Technology Repository / 足利工業大学リポジトリ
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Trends in the labor support of fatigue and sleep for the nurses
【目的】本論の目的は、日本における看護職の疲労と睡眠への対策の現状を知り、今後に求められる支援の課題を検討することである。【方法】「医学中央雑誌Web(ver.5)」、「最新看護索引Web」、「CiNii」から、検索式:(看護職and疲労and睡眠)により64件が対象となり、分析、検討を行った。【結果・結論】結果、1994年から論文が発表され、2003年以降から論文数の増加がみられた。研究デザインは、量的研究がほとんどで質的研究は2件であった。看護職全体への、疲労と睡眠に対する労働支援に関する論文はほとんどみられなかった。今後、看護職の疲労・睡眠についての包括的な看護労働対策を進めることが支援の課題といえる。(著者抄録)departmental bulletin pape
Study on the actual condition of a national infant health checkup which thought the function of "childcare support".
「育児支援」の機能を重視した乳幼児健康診査となるように、各地の乳幼児健康診査の実態および保健師の役割について調査した。全国の保健所409ヶ所の母子保健担当の保健師に対し、管内市町村において「育児支援」機能を取り入ている乳幼児健康診査を実施している市町村1から2ヶ所の推薦を依頼した。推薦のあった383ヶ所の母子保健担当の保健師に対し、乳幼児健康診査の実態に関する質問紙を郵送した。保健所からの回答は180ヶ所であった。調査対象の市町村の概況は人口10万人未満が55%、出生率8%未満が40%であった。3歳児検診は98%、1歳6ヵ月検診は89%、3から4歳時検診は77%で実施されていた。乳幼児健康診査に取り入れられている「育児支援」は「虐待予防などスクリーニング項目の取り入れ」が76%、「臨床心理士や保育士の加配」が72%、「遊び・歯・栄養教室などの同時開催」が68%、「待ち時間工夫」66%、「絵本の読み聞かせ」62%、「母親同士の交流会」24%であった。departmental bulletin pape
An experiment with the Parent Survey(Kemp Assessment) of couples in the antenatal period
米国での児童虐待防止に向けたプログラム(HFA)で使用される両親検査(ケンプ・アセスメント)を本邦の妊娠期にある夫婦に適用し、その過程および結果から本邦で妊娠期夫婦への使用の可能性について考察した。A病院産科外来に通院中の妊娠20週前後までの初産および経産の妊婦と夫を対象とした。初産夫婦6組、経産夫婦15組であった。夫婦一緒に両親調査のための半構成的面接を行った。両親調査における総合得点の状況は修正前の評価基準によると25点以上の要支援者は3名、修正後の評価基準に照合した場合は4名で全員が経産の妻または夫であった。総合得点を初産・経産の夫婦別に比較すると、初産夫婦に比較し経産夫婦に高得点者の割合が高かった。修正後の調査項目ごとの得点状況を見ると、虐待に繋がるリスク得点者が多い項目は「ストレス」(28.6%)、「薬物(タバコを含む)常用、犯罪歴、精神疾患」(26.0%)、「両親の生育歴」(16.0%)であった。departmental bulletin pape
Study on effects of group childcare and child‐rearing anxiety
質的調査から得られた予備調査を踏まえた質問紙を用いて、育児グループの効果について調査を行った。予備調査として、群馬県M市の育児グループ参加者16名に育児不安の内容と育児グループの効果に関する半構成的面接を行った。質問紙の調査内容は、基本属性、育児グループの活動、育児グループへの参加状況、予備調査で抽出された育児不安の内容、育児グループ参加による育児不安の軽減、育児グループの効果、参加による子どもと母親の変化、であった。71名の母親から有効回答を得た。育児グループに参加し、育児不安が「減った」「少し減った」と回答した「参加の効果あり」群は43人、育児不安が「あまり減らない」「減らない」の「参加の効果なし」群は25人であった。無回答が3名であった。育児不安の内容は、しつけの方法、子どもへの接し方・遊び方、病気時の対応などで、参加の効果別に見ても両群に有意差はなかった。育児グループの効果は、「参加の効果あり」群のほうが有意に育児グループの効果があると回答した。departmental bulletin pape
At the time for the first publication of the Nursing Research Bulletin from Education and Reserch Center for Practical Nursing,Ashikaga Institute of Technology
departmental bulletin pape
Aspects of the Narrative of Experiences by Nursing Students and Clinical Instructors
談話会における看護学生と臨床指導者の経験の語りを明らかにするために、看護学生と臨床指導者の語りについて分析し、結果を構造化した。A短期大学3年生26名と臨床指導者12名が対象であった。談話会の目的は「臨地指導者と教員と学生の相互理解を図る」ものであった。看護学生のデータは125、臨床指導者のデータは97にコード化された。分析の結果、看護学生は五つのカテゴリーと20のサブカテゴリーに、臨床指導者は三つのカテゴリーと23のサブカテゴリーに分類された。看護学生のカテゴリーの内容は、「自由・リラックス」「自己の理解」「「指導者への理解」「自己変容への意思」「企画の承認」の五つであった。臨床指導者のカテゴリーの内容は、「学生への理解」「自己の理解」「指導者としてのあり様」の三つであった。両者は「同じ経験をした存在」と認識し、看護学生は「自己変容への意思」、臨床指導者は「指導者としてのあり様」という認識・思考が導きだされた。departmental bulletin pape
Attempt to Use the Virtual Experience Teaching Material for Understanding of Psychotic Symptoms in Nursing Students
看護学生を対象に幻覚という精神状態の理解を目的にバーチャル体験を通しての精神症状理解に対する評価を学生自身に行ってもらうため、質問紙および面接調査を行った。関東にある短期大学看護学科3年課程2年次に在籍している学生53名(女性50名、男性3名)を対象とした。53名の学生に質問紙調査を実施し、自主的に協力してくれる意思を示した5名の学生に対し、面接を実施した。程度には違いがあっても、全ての学生がバーチャル体験の方がテキストおよびVTRと比較して「理解が深まる」と回答した。更に、症状理解のためには、今後もバーチャル体験を「行った方がよい」というようなバーチャル体験を肯定する意見が見られた。「VTRはこんな症状があると思っただけであったが、バーチャル体験では怖いというような自分の感情をもった」というように学生自身のバーチャル体験から患者の感情を感じ取ることができていた。バーチャル体験は有効な教材であることが示唆された。departmental bulletin pape
Mother's Conditions of Sleep and Fatigue in the Pregnancy and Baby-Rearing Period in a Nuclear Family ‐Content Analysis from Sleep Diaries in Free‐Writing‐
核家族における母親の妊娠中から産後の育児期にかけての睡眠と疲労の状況について調査を行った。睡眠と疲労の状況を評価するために、対象の体験を睡眠日誌の記述から分析した。妊娠、分娩、産後の経過が順調な7名の了解を得ることができた。対象は経産婦2名、初産婦5名、平均27.0歳で、データより380記録単位が抽出された。これらの記録単位を質的・帰納的に分析した結果、23サブカテゴリー、12カテゴリーに集約され、最終的に二つのコアカテゴリーを形成できた。コアカテゴリーは睡眠への影響要因、疲労への影響要因の二つであり、「育児が睡眠に影響している状況」「妊娠の身体的変化が睡眠に影響している状況」「育児が疲労に影響している状況」「活動が疲労に影響している状況」「身体の状況が疲労に影響している状況」「家族が疲労に影響している状況」などのカテゴリーから構成されていた。睡眠と疲労は、相互に関係していて、母親の生活に大きく影響していた。departmental bulletin pape
Effect of women's background factors in a gestation period on the feeling of sleep and the feeling of fatigue
妊娠期の女性の背景要因と睡眠感、疲労感の主観的評価の関係について調査した。A病院の産科外来を受診した140名の妊婦に無記名自記式質問紙を配布し、郵送で回収した。調査内容は、属性、労働、睡眠(睡眠感、睡眠行動)、疲労(自覚症しらべ尺度:ねむけ感、不安定感、不快感、だるさ感、ぼやけ感)であった。85名から回答が得られた。平均年齢は29.3歳であった。初産婦が50名、経産婦が35名であった。現在の就職状況は、「していない」が43名、「している」が42名であった。核家族が50名、核家族以外が35名であった。就寝前と起床後を比較すると疲労感の軽減の状況が認められた。妊娠週数が進むと、睡眠感に負の影響があった。中途覚醒が少なく、睡眠時間が長いと睡眠感(寝付き、睡眠の満足度)が良くなることがわかった。妊娠週数が進むと疲労感を感じており、家事労働で就寝前は疲労が強いが起床時は軽減していた。家事労働は睡眠時間に影響を及ぼしており、活動との関係が示唆された。departmental bulletin pape
A systematic overview of design and results of intervention studies in the field of community health
国内外の地域における介入研究の評価に関する資料を検索し、近年の系統的レビューを行った。国内の医学文献データベースである医中誌、国内外の医学・看護データベースであるPubMed、CINAHLを文献検索に使用した。検索語は「地域(Community)」AND「評価(Evaluation)」AND「介入研究(Intervention study)」であった。検索の限定として文献の種類を「原著」とし、収載誌発行年は1997から2007年とした。タイトルと目的について検討し、最終的に国内文献12編、国外文献18編の計30編をレビューした。研究のテーマおよび対象は乳幼児から学童、思春期、中高年、高齢者まであり、年代の幅があった。割り付けの方法は、学校や行政区を単位とし、対象を選定していた。介入群への介入方法においては、集団と個別による方法があった。集団による事象の発生率をエンドポイントとする方法と個別による身体的・精神的効果をエンドポイントとする方法があった。departmental bulletin pape