2061 research outputs found
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弱視の視認に有効な色弁別領域の検討
本研究は弱視者の色度弁別能力を分析するための新たな視感測色手法を構築することを目標としている。環境内での弱視者の視感を評価するには,彼らの許容限界色度を知ることが大切である。即ち,事前に色差を分析することで,視認支援を画像処理で行うことが可能となる。具体的にはマクアダムの楕円のように,弱視者の視線追跡データから推測された色弁別領域を求めて,その分布結果から弱視でも色差を感知できる色変換を考察する。弱視は通常,医学的弱視と社会的弱視に分類されるが,本研究で対象としているのは,矯正や回復が不可能な視力障碍を有する社会的弱視の色差弁別問題であり,その弁別能力は色覚異常に見られるような色弱の近似モデル(色盲から正常までの線形性を有する)が適用できない。そこで,等色実験は連続な表色系ではなく離散的な表色系で色弁別が可能か否かを検討した。これまでの弱視者の分析から,弁別が可能な色相では明度が決定的な役割を担うこと,さらに,明度が高ければ彩度に差があることで色弁別能力が高くなることが認められた。この結果から,視認できる色相と明度の対応が分かれば色弁別領域の推測が可能であり,色差を視感できる色変換を行うことができると考えている。departmental bulletin pape
視覚障害者によるスマートスピーカー活用の可能性(サイトワールド2018 出展報告)
スマートスピーカーは,視覚障害者にとって非常に有用なデバイスとなる可能性があり,視覚障害者自身がプログラミングによってその機能を拡張することができることから,プログラミング教育の一部
として視覚障害者を対象とする授業に取り入れている。この教育・研究の取り組みの公表として,視
覚障害者に特化したイベントであるサイトワールド2018 でスマートスピーカーの便利な機能や開発環境の紹介を行ったので,これを報告する。departmental bulletin pape
評価実習前後の学生による自己評価結果の考察
平成28 年度より授業の一環として,理学療法学専攻3 年次が履修する臨床実習2(評価実習)の準備のためプレ評価実習を本学医療センターで行っている。今回,プレ評価実習後(評価実習前)と評価実習後に学生から自己評価の回答を得た。回答は,19 項目においてA ~ D の4 段階として,低い評価(CとD,それぞれ十分な助言・指導で・・・ができた,十分な助言・指導でも・・・ができなかった)がついた項目数の評価実習前後での推移に着目し結果を分析した。全体的に低い評価がつけた項目数は評価実習前と比較して評価実習後で減少したため(10 / 19 → 6 / 19),プレ評価実習の有効性が示唆された。一方,評価実習前後で共通して低い評価の項目があり,中には評価実習後に新たに低い評価のついた項目もあった。これらの結果は,改善が容易な項目と改善にはより時間のかかる項目を区別するのに役立ち,今後の教育方針を検討する上で貴重な情報となり得る。departmental bulletin pape
聴覚障害学生の国際感覚を育てる米国東部研修の取り組み
本学では,2019 年3 月1 日から11 日の11 日間にわたって,大学間協定校でもあるロチェスター工科大学にて米国東部研修を実施した。研修に際しては,事前指導や英語・ASL サロンの開催等を通して入念な準備を行うとともに,研修期間中に実施するワークショップの準備を通して,学生同士のチームワークや協調性を高めるよう工夫した。また,研修期間中はBuddy システムを採用し,本学の学生がそれぞれ2 名ずつの現地学生とともに大学生活を送ることで,密度の濃い交流ができ,コミュニケーション能力や問題解決能力の向上につながったものと考えられる。departmental bulletin pape